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2026/08/04「異端児伝説・スコット②」

スタッフ コーヘイ

全てのスコットロッドはコロラド州の工場で職人たちのハンドクラフトによって仕上げられます。 ネーム入れやシリアル番号に関しても今もなお手書き。この昔から変わらない仕上げがスコットの魅力の一つでもあります。 各パーツには最高の素材が惜しみなく使用され、完成したロッドは「生涯保証」によって守り抜かれるのです。 面白いのは”目的駆動型ロッド”とも称され、実は1機種ごとに細かい用途設定が想定してあるところ。ゆえに同じシリーズのロッドでもスペックごとに驚くほど違う味付けが施されている点は、他社と大きく異なります。 スコット社の大きな魅力は他にもあります。それは現社長であるジム・バーチ氏が、創設者ハリーウィルソン氏の元で直に働き、その魂を受け継ぐ人物である点。 創業時の理念が少しも揺らぐことなく受け継がれていることの希少さ。偏愛できる道具にはバックボーンが重要なのです。 そして、このスコットロッドを日本で広めたのが輸入元マーヴェリック社の代表であり、日本フライ界のレジェンド勝俣さん。ジム・バーチ氏とはすでに40年以上のお付き合いで25年前のカタログにはすでにスコットディーラー兼プロスタッフとして掲載されています(驚)。 スコット社のロッド仕様に「ジャパンスペシャル」など多くの特別モデルが存在し、日本への理解が特別深いのはこういったお二人の友情、長きに渡る絆があるからこそなのです。

次回はスコット社が誇るフライロッド各シリーズのご紹介をします。

本日の道具

「フライをしてみたいけど・・・」
タックルは? キャストは? フライの種類?等々。はじめるに迷える問題をできるだけ 難しい説明をすっ飛ばして フライ始めたい初心者な方へ カスケットの独断と偏見な 最短ヒントをこれから不定期に連載します。
Writer: H.Teshima & スタッフコーヘイ

*フライは様々な釣り方、持論をお持ちの方があり・・・。(苦笑)ここでは思い切った初心者向けな「ひとつの方法」を書きます。フライの諸先輩方はどうか目を瞑ってくださいませ。

持つべき道具、まずは釣れる近道のコンテンツ(予定)
愛する鱒に近づくため、ルアーもフライも経験する「てしま&コーヘイ」がお届けします。どうぞお付き合いください。
【タックルを揃える】
「フライはじめに最初のロッド、リールは何を選ぶ?」
「釣り場、魚から考えるタックル。」

【釣れなくても愛せる道具シリーズ】
「異端児伝説・スコット」
「フライの源流・伝統のハーディ」
「ボロンの系譜・ウインストン」
「最新鋭のディスクドラグ・ハッチ」
「ガンガン使えて格好いい軽量リール・ラムソン」

【フライを選ぶ】
「まず持っていく超超厳選フライ」
「フライじゃないモライ?」

【実釣メソッド・テクニック】
「まずはショートリーダー、ティペットなし?」
「最初に覚えたいキャストは?」
「リールからラインを出すな」
「ドライフライは見える大きさで釣る」
「ドライにこだわるな、まずは釣れ」
「泡を探せ」
「流れの向こう側」
「フライ始めるなら早く」

「釣るだけなら不要・・・でも知っておくとフライが好きになる深〜い知識」
「特別編・キャッツキル放浪記」
「タイイングはすべきか?」

2026/08/03「異端児伝説・スコット①」

スタッフ コーヘイ

何せ道具が大好き。正直なところ、僕の釣りは道具を所有し、愛でる事でそのほとんどが完結していると言っても良いかもしれません。
そんな偏愛できる道具に出会えたならば、たとえ魚が釣れなくたって、いや釣りに行けなくたって幸せな時間を過ごすことが可能なのです。ここでは、そんな独断と偏見によるスタッフコーヘイの偏愛的道具紹介をしていきたいと思います。 まずはフライフィッシング道具の主役と言っても良いフライロッドから。今回は、独自の哲学を貫き世界中にファンを持つScott社をご紹介。僕自身も愛用している大好きなロッドメーカーであり、世界最高峰の一角。どんなメーカーなのか?何が魅力なのか?これを読めば、あなたも明日から語れます! 【Scott Fly Rodsとは?】
大企業の役員を辞め、”世界最高のフライロッドを作る”という情熱を追いかけることを決めた一人の敏腕釣り師ハリー・ウィルソン氏によって1974年にアメリカ・サンフランシスコの自宅で始められたロッドメーカーScott社。バックパッキング・アングラー達のために設計した世界初の本格的5ピース・グラスロッドによって、徐々にその名が知られるようになっていきます。 そして翌年1975年、当時「使い物になるわけがない」と周囲に笑われ、これまで存在しなかった”ライトライン&ロングレングス”コンセプトのロッド「G904(9フィート4番)」を発表、業界に革命をもたらしました。フライロッド界の異端児スコットが伝説となった瞬間です。今では世界中のフライロッドメーカーがこぞって製作する、必要不可欠なスペックとして認知されています。 以降、常にフィールドでその性能を磨き上げ、釣り人のリアルに寄り添ったロッドを作り続ける事で世界中のハードコアなアングラー達から厚い信頼を得続けているのです。

つづく

本日の道具

2026/07/29LAMSON|ラムソン Purist II再入荷

スタッフ コーヘイ

完売していた超軽量フライリール「ラムソン Purist II」の渓流サイズ「-3+」ウィスキーカラーが再入荷しました。洗練された褐色のボディは、スコットのFシリーズとも素晴らしく似合う。お洒落な一台です。

本日の道具

2026/07/28源流そーめん釣行【山女魚釣行編】

スタッフ コーヘイ

源流そーめん釣行、腹ごしらえが完了したら、いよいよ釣り開始です。この日は珍しく、てしまと僕の2人ともがフライで挑みました。 【てしまのタックル】
ロッド:SCOTT Gシリーズ 803/4(8フィート3番)
リール:HARDY パーフェクトリール 2 7/8(2/3/4番適合)
【コーヘイのタックル】
ロッド:SCOTT Fシリーズ 723/5(7フィート2インチ3番)
リール:HARDY マーキス5(4/5番適合に3番を巻いてます)
テシマはスコットGシリーズの適度な張りと8フィートのレングスを活かして、コンパクトなロールキャストを次々と繰り出してポイントを狙い撃ちします。 ビーズヘッドニンフを使って、まずは1尾!早速可憐な山女が早くも反応してくれましたが、それ以上にインジケーター(目印ウキ)の方に何度もアタックがあるのでドライフライへチェンジ。 木々に覆われた薄暗い源流域。テシマは「小さいドライフライが見えずらい!」との事で大きめのエルクヘアカディス#12を使うと、ニンフよりも好反応!落ちてきた陸生昆虫を食べているのか、今日は大きめドライフライが正解かも!? 「#12でも見えにくい!」と、さらに見えやすい#10のバルキーなドライフライを投じ続けるてしま。「さすがに大きすぎるんじゃ・・・」と思ったのも束の間、小さなポケットへ丁寧に流された#10ドライフライが「バシャっ」と吸い込まれ、勝負有り! 上がってきたのは9寸の良型。口には大きなドライフライ。いやー格好いい!! 岩に隠れてストーキング、実際釣れたポイントとの距離は約3mあるなし。こんな至近距離で、水面に浮かぶドライフライを食ってくる山女魚が見れるんですから本当に興奮します。 コンパクトな道具が好みな僕(コーヘイ)は、グラスのショートロッド「Fシリーズ」。近距離でのコントロール性に優れ、小さな魚でもよく曲がって面白いロッドです。まずはニンフで1尾。小さくとも美しい山女魚が反応してくれました。 てしまにつられて大きなドライフライに変えると、とっても食いしん坊な山女魚がパクっ!アベレージサイズな一尾でも、コンクルージョンDish23なら欲張りにフレーミング。美しく見せてくれます。 日暮れ寸前、最後のポイントで僕が投じた自慢のハンピー#12。良い流れに乗っかると一尾の山女魚が電光石火で水面下へ引き込みました。 コンクルージョンdish23から少しだけ尻ビレが飛び出る8寸。源流の小さなポイントにして立派な魚体、嬉しい一尾でした。 このくらいのサイズが相手をしてくれると、Fシリーズはグイグイ曲がってくれて本当に楽しいです。 最後はジェットボイルで瞬間湯沸かし、コーヒーを淹れて乾杯!疲れた体に染み渡ります。この日はインスタントでしたが、挽きたてだったらもっと最高だろうな・・・。(後日、僕はミルを注文したのであった・・・笑) 連日続く酷暑の中、2人で挑んだ源流釣行。目を見張るような大物は出なかったけど、自然の中で冷たいそーめん食べて、魚も数釣れて、コーヒー飲んで。それだけでもう最高の1日になったのでした。

この通りフライフィッシングは実際に良く釣れる釣りですが「よく分からない」「難しそう」という声が多いのも事実!そこで、”これからフライを始めたいのヒント集”になるようなコラムを連載する予定です。ご期待ください。

本日の道具