2025/10/30先日のフライタックルあれこれ
昨日のタックルを紹介します。リールはハッチ4+、ラインはバリスティックのWF5番をチョイス。リーダーはトラウトハンター4Xにティペットは4〜5Xです。
ロッドはスコットGS904。今でこそ9ft4番は定番ともいえますが、この番手を初めて作った1976年当時のスコットはずいぶん常識はずれと言われたそうです。しかしこのロッドは僕にとってはドライ、ニンフととても使いやすい1本です。
ネットはマクリーンを選びました。今回の西米良漁協はキャッチアンドリリース設定なのでラバーネットを持ち込みたいと思ったのでした。ちなみにサイズはM。
ぶら下げた方はこんな感じで、フレームからドライバーを使って一旦抜き取ってから真鍮リングをはめています。この下げ方はニュージーランドガイドのタイセイから教わったものです。
ちなみに欠品中ですが春までには入荷予定のフォールディングはこんな感じでぶら下げます。








長らく欠品していたシムスの小物類が再入荷しました。
いずれもデザインと実用性を兼ね備えたシムスならではの、粋な小物たちです。
今はトラウトオフ禁漁期ですが、九州にも冬季限定の虹鱒釣りができる河川があります。西米良漁協さんが提供している板谷川に行ってきました。
冷え込み厳しい山間でフリースにアウターを着込むので「ストラップベスト・ケンダル」のプラスサイズを用意しました。
冬は着膨れするのでやはり余裕のあるサイズが良いですね。釣果はというと40cmくらいを頭に17本も釣れてくれて楽しみました。すべてニンフでドライフライでは釣りきらずが、少々悔しい。
しかし歳ですね。小型フライの針穴にラインを通すのがしんどい。遠くも見えにくく、老眼が進み、谷間のローライト下は苦労します。釣り用メガネに老眼をプラスしないと不便だなと感じましたよ。とほほ。
康平が巻いてくれたフライも活躍しました。特に銅線フライ「ブラッシー」がよく釣れました。
「ストラップベスト・ケンダル」はフライでも使いやすい。ティペットの調整は何度も繰り返すこの釣りで、ダストボックスを兼ねるポケット裏の面ファスナーが大変重宝ですよ。ラインをとまとめて、ベルクロに撫で付けるだけで、ライン屑が出てきません。フライマンの方もぜひご検討ください。
我ら釣り人からすると、厳寒期の道中や普段でも履けて、ウエーダーもそのまま上から履ける暖パンが理想ですね。そんな今季おすすめの「つり人暖パン」が入荷です。
ウエーダーの中に着れるコンセプトとはいえ適度にリラックスなシルエット。素材自体も4方向に伸びるので曲げ伸ばしはもちろん着心地が良いです。
ジッパー付きフロント、リアと4つのポケットを装備。生地も毛玉になりにくい質感です。*着用は手島、身長168cm、63kgの標準的日本人Mサイズです。
4ウェイ・ストレッチ性能を備えるフリースの内側は保温性に優れる起毛素材でインナーなしでも保温しつつ快適に履けます。そしてもちろん透湿が可能で、表生地は撥水加工が施されています。(C0 DWR 加工)
以前カスケットでもこの手のフリースパンツを企画しましたが、素材の更新がさらに進んでいますね。カタログで見た時は値段が高いなと思いましたが、これならかなり重宝しそうです。ついにシムスから無敵の「つり人暖パン」が完成です。
アンバサダー渓流フィネス化の要であり、カスタム項目の筆頭とも言えるスプール交換。長らく欠品していましたがアベイル社より「マイクロキャストスプール」が再入荷しています。
AMB2520R(画像右)
2mm溝の超軽量スプール。純正に違い見た目を維持しながら最高性能へカスタムできる、渓流フィネスの定番スプールです。
AMB2518TR(画像左)
1.8mm溝の軽量&浅溝ハニカムスプール。低慣性化することで回転の立ち上がりが鋭く、更に軽量なルアーに対応したスプール。
アベイルスプールを使うなら、本来ボディ側に内蔵される「#10255コグホイール」をスプールに一体化させるのが絶対にオススメです。これにより純正パーツ「コグホイールカバー」が不要になり、抵抗を減り回転性能が向上します。
一体化は「EリングM2.4」で全てのパーツを固定するのですが、当店でご購入頂くマイクロキャストスプールは全てEリング付き。すぐにお試し頂けます。