
支笏湖は僕らを歓迎するかのような大荒れでした。雨も風も強く真横から吹く風に乗って、時折みぞれ雪が顔に当たります。波と雨でずぶ濡れてしまった手が凍えて、FGノットを組むのにいつもの倍以上の時間が掛かりました。

この悪天はサミーズ工場長、遠藤さんのおかげ?実は遠藤さんは仲間内では強烈な雨男で有名なのです。それでも地元の小林さんは「これは良い兆候ですよ、遠藤さんのおかげだ、絶対誰か釣りますよ。」と張り切っていました。

「支笏湖で風が吹けばタニシーシャッド。(字余り)」はcocoこと小林さんの有名な一句です。僕も数年ぶりにボックスから引っ張り出してきました。

この日、僕のサポートに懐かしい顔ぶれが集まってくれました。小林さん、中川さん、遠藤さん、悪天の中ありがとう。ほかにも声をかければ来てくれそうな方々もありました。ひっそりと釣りも旅行もしたくて大々的には声を掛けませんでした。「俺も呼んでくれれば!」の北海道の皆さん、すみません。

ジャケットは相変わらずのG4プロジャケット。廃盤モデルですが肩袖のポケットは携帯を入れるのに便利で手放せないです。キャップは冬の北海道には必ず持って行く耳当て付きのゴアキャップ。今回もこれに助けられた・・・。ウエーダーインナーパンツは最近お気に入りのStrata330Bottom、脱いでも寒くないし、そのまま車、コンビニに行けるのが良いですね。つづく
海外からのお問い合わせも増えているカスケットのトラウトロッドのブランク受注について。
カスケットのロッド(ブランク)は現在年に1度の予約会で受付をすることが続いております。ボロンハンドル、ベゼルグリップは出来上がった時に都度販売をしております。
ブランクは2027年度の制作分まで予約が埋まっており、次回の受付時期は未定です。今回数本出ているものは予約をいただいてたものの残念ながら連絡がつかなくなった理由でどれも各1本ですが一般販売いたします。
We’re receiving an increasing number of inquiries from overseas regarding orders for Casket trout rod blanks.
Casket rods (blanks) are currently accepted through a once-yearly reservation event. Boron handles and bezel grips are sold as they are completed.
Blanks production schedule is fully booked through fiscal year 2027, and the next booking period is undetermined. We are urgently releasing a few items that were reserved but became available because the customers could not be contacted. Each item is available for purchase individually.

27日販売アイテムの第4弾は「ランディングネット・スタッグモデル」。今回は、本流や湖で銀鱗のトロフィーサイズを狙う大物釣師へ贈る35〜50cm内径の極上スタッグネットが入荷しています。

当店のお客様の中では、本流の大山女魚や大型桜鱒に狙いを絞っているコアなアングラーの方にスタッグネットご愛用者が多いように感じます。

古くは日本古事記で「神の使い・アメノカク」として登場する鹿。実力だけでなく時に運をも味方に付けなければ手にすることの出来ない魚達が相手だからこそ、人事を尽くして天命を待つ。もしかすると最後にはそんなゲン担ぎが効いてくるのかもしれません(笑)。
スタッグモデル各種の商品ページを公開しました。いずれも唯一無二、極上の一本。特に大型サイズの生産数は極めて少なく希少です。じっくり品定めしてくださいませ。

福岡は九州場所の季節。街にはいたることろで力士を見かけます。そんな頃、モノクロームの滝くんが秋のヒラマサに挑戦に来ました。きっかけは九州場所じゃなくて・・・笑。僕の顔を見に来ることだったのですが、僕の状況はすこぶる良いし、せっかくなら「秋のヒラマサに挑戦しようよ」という話になったのです。

昔からの友人、モノクローム臨時スタッフのBu~uさんも来てくれました。「いざ、関取みたいなオオマサよ来い!」「30kgが釣れれば死んでもいい!」と荒れる海の中ひたすら挑みましたが、玄界灘は沈黙しました。「まだ釣らせん!死なせん!」ってことかな?笑。岐阜から来てくれた二人には申し訳ないけれど、こうなったらまた来年挑戦に来てくださいね。僕も頑張って生きておきます。

魚好きな二人にヒラマサを食べてほしくて、ジグでお土産を確保。もちろんサンダーストラックです。魚探には映っているけど、上でも下にも大きなヒラマサはこの日動かなかった。

ジグで当たってもこのサイズ止まり。写真にはないけどスマガツオの良型もジグで釣れました。気温は冷えたけど海はまだ暖かいのかもしれません。さて、懐かしいカーペンターのロッドがセミカスタムで再入荷しています。

ベゼルグリップ(あと縮み杢)の商品ページを公開しました。