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2022/12/14SCOTTのキャップ入荷

スタッフ コーヘイ

独自の哲学を貫き、アメリカ・コロラド州モントローズで今も一本一本フライロッドを生産しているスコット社のオリジナルキャップが入荷しました。 独自性溢れる、ヒネリの効いたデザインばかり。日本での流通量も少ないので他の釣り人とカブる可能性は非常に低いキャップです。 裏面の補強テープにもロゴが入っていることから、ボディ自体をオリジナル作成していることがわかります。細かな所にも拘るのはフライロッド同様、”SCOTTらしさ”は帽子にも健在です。 キャップの製作元は、同じコロラドで1965年に創業した老舗メーカー「ouray sportswear」。生産自体は別国ですが、コロラドへの地元愛が伝わってきます。スコット・フライロッドオーナーの方はもちろん、チョット人と違うフィッシングキャップが欲しい方にも是非おすすめの帽子群です。

本日の道具

2022/11/17SCOTT Fシリーズ663/4入荷

スタッフ コーヘイ

スコットのファイバーグラスロッド「F Series 663/4」の在庫分が一年ぶりでようやく入荷しました。※その他モデルは入荷待ちです。 クラシックな深いベンディングを生むEグラスと新たなテーパー設計、チタンフレームのストリッピングガイド、極めて滑らかなフロールグレードのコルクに艶消しブラックのキャップ&リング、手書きのインスクリプションなど、一切の妥協を許さぬ造り。 僕も現行品にモデルチェンジして以降ずっと愛用していますが、近距離での使いやすさ、狭いポイントでの振り抜きやすさは、グラスならではのものがあると思います。 1970年代、グラスファイバー製パックロッドによってその名を轟かせ、カーボンロッドが主流となった現在も最高品質のグラスロッドを作り続ける数少ないロッドメーカー”SCOTT”。 とっておきの渓流に息付く、宝石のように美しい野生魚たちに会いに行くなら、その小さな躍動も余す事なく伝えてくれるこんなロッドが最高です。

本日の道具

メーカー発注してから2年近くの時を経て、ようやくスコットのバンブーロッド「SC」が入荷しました。スペックは7フィート2インチ・3番・3ピース(2ティップ)。日本が誇る山女魚、岩魚に最高な1本です。 バンブーロッドというと、どうしても工芸的仕上げ、所有感、釣り味といった趣味性の方向にばかり話が向きますが、スコットはあくまで釣竿としての実用性に目を向けています。 伝統や仕立ての美しさは大切だけど、スコット社にとっては道具として真に優れていなければ意味がないのです。 たしかに高弾性カーボンに比べ、ロッドの自重だけでも十分に曲がり、反発速度が遅いバンブーロッドは、キャストスピードをスローに出来ます。ゆっくり投げられる結果、コントロールしやすいうえ、水面、魚へのインパクトも最小限に留めることができるなど、実釣において機能的なメリットも多いと思います。 フライラインがほとんど出ていないような超至近距離だって実に得意。小渓流などでは実際よく直面しますが、これを難なくスムーズに行うのは高反発なグラファイトにはとても真似できない芸当です。 もちろんスコットSCは、その造りも超一級。濃いフレーミングに美しいバーニッシュを施したブランク、芸術的なスレッドワーク、瑪瑙リングのストリッピングガイド、酸化処理を施した金具、特別なキャップ&リング、最高級コルクを使い職人技で成形されたグリップ、アンボイナバールのシートフィラーなど、考えうる最高に贅沢な仕上げを凝縮。さらには付属のロッドソックスや磨き上げられた真鍮製キャップをつけたロッドチューブまで、全てがスペシャルなのです。 またバンブーロッドは繊細な道具ですが、間違った使い方をしなければ決して脆いものではありません。状況によってはカーボンより耐久性があると言える場合もありますし、破損時も完全に破断していなければ繊維を束ねて修復することが可能な場合も有ります。永きにわたって使っていけることは、100年前のバンブーロッドが現役で使われている事からもよく分かります。 大切に使えば次世代に受け継ぐことさえ可能なスコットSC。現在価格は税別450,000円。しかしながら11月01日より価格改訂により税別530,000円へ。この価格で購入出来るのは今月中が最後のチャンスです。 10月10日(月曜日)は店頭営業日です。皆様のご来店お待ちしております。

本日の道具

2022/08/08灼熱のシャローフラットでチヌフライ

スタッフ コーヘイ

シャローフラットに入ったチヌ(黒鯛)をサイトフィッシングで釣る。「奴らときたら、とかく神経質で気難しいから面白い!!」そんな噂を聞いて初挑戦したのが昨年の夏のことでした。何とか釣れたものの、思い描いた釣り方が出来ず惨敗した僕は、今年こそはと再挑戦。 妄想を膨らませ、何日も前から巻いて準備した毛鉤達は、シャコやエビカニ類を模した宇宙人のようなデザイン。目玉のような部分がウエイトになっており、着水後ゆっくりと沈下させ、底を這わせて使います。 この釣りは何をさて置き、まずはチヌを見つけなければ始まりません。魚のご機嫌はもちろん、立ち位置、キャスティング、フライセレクト、リトリーブ、全てが合致しないと、魚はピューンと一目散(汗) あれ、今回も大苦戦の予感・・・。 今回、ご一緒頂いた名古屋のC.I(フライキャスティング・インストラクター)カッキーさん。以前クリスマス島のボーンフィッシュ釣行をご投稿頂いた当店のお客様でもあります。 現場に到着するなり、このサイズをサクッと一尾釣り上げちゃうんですから流石! 普段は冗談ばかり言っている明るいお兄さんですが、その釣りは百戦錬磨、恐ろしく洗練されています。 何より、僕が1尾見つける間に軽く20尾は見つけてしまうカッキーさんの透視眼力には心底驚きました。 C.Iならではの論理的なキャスティング&国内外での豊富な実戦経験からくる熱血アプローチ指導により、僕もついに念願のシャローフラットで一尾を手に出来ました。(逃した数がその何十倍なのは秘密・・・苦笑) 甲冑のような黒銀の鱗。その極めて強い警戒心を打ち破ったこの嬉しさは、照りつける強烈な日差しと共に僕の記憶にしっかりと焼き付けられたのでした。 手前がカッキーさん、後側が僕のロッド。グリップの使い込み方には歴然の差が(驚)このコルクがカッキーさんの日々の鍛錬を静かに物語っています。 一尾の魚に近づくためには、やはり毎日精進あるのみなのだと改めて教わりました。僕も練習頑張ります!!(明日から・・・)
さーて、帰って冷えたコーラとアイスクリームでも食〜べよ!!汗かいたから太らん太らん!笑

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2022/06/23コーヘイ梅雨の釣行記

スタッフ コーヘイ

梅雨真っ只中。前日まで水位グラフと睨めっこしながら選んだ川も、実際向かうと絶賛増水中!昨晩に思いのほか降った様子。 足で稼いでようやく見つけた河川で、なんとか釣りを開始。ところがまたも雨が降り出し、トホホ・・・(泣)雨に濡れた渓流を歩きまわりましたが、フライウェイト・アクセスブーツはやはり素晴らしく快適!!手で触ってヌルつくような岩質ではグリップが効きにくい場合もありますが、従来のビブラムに比べてその対応力は並外れたものがあると感じます。 流れが緩むスポットを狙い撃ちして何とか釣れた山女魚。フライを普通に流すのも難しい場面が多かったこの日。キャスティングにラインメンディングなど、新たな課題も見えて大変勉強になる一日でした。 最後の最後、一緒に行った兄がドライフライで執念の一尾。背ビレを朱色に染めたお洒落さんでした。サイズとしては五十歩百歩なのですが、いつも僕より少しだけ良い型を釣り上げる兄。チ、チッキショー!!(笑)

本日の道具