2025/06/25ボロンハンドル・樹種ラインナップ
引き締まった尺上レインボー。尾鰭が大きくハミ出すコンクルージョンSt30というサイズセレクトも、すごく写真映えしています。晩御飯 様ご投稿ありがとうございます。
さて、来たる6月27日はボロンハンドル受注会を開催。アウトバックビリーバーご注文者様向けの「優先販売」とどなたでもご参加頂ける「一般販売」がございますのでご期待ください。
先行の「優先販売」ご対象のお客様には本日15時頃までにご案内メールを送付させて頂きますのでご確認頂けますと幸いです。今回のラインナップ樹種をご紹介します。
左から全て【エメラルドマイカ・バイカラー】消費Cマイル:2000鮮烈なグリーンを放つ発色から、エメラルド(緑柱石)の名前が付いた一本。バイカラーとは、2色を有する宝石の呼称に由来しています。
左から全て【エメラルドマイカ・バイカラー】消費Cマイル:2000私たちが「木を鉱物に変える錬金術」と呼ぶ特殊な樹脂含浸を施した「インプレスウッド」です。
左から全て【オリーブマイカ】消費Cマイル:なしこちらは、まるで森や岩に蒸す苔を連想させるような色彩と濃淡を持つ「オリーブマイカ」。しっかり主張しながらも落ち着きのある色合いは、渓流に溶け込むように上品で美しいものです。
左から【花梨杢/橙白、花梨杢/トリコロール、花梨瘤/橙白】消費Cマイル:2500こちらは、銘木の花形とも言える「花梨」の中でも2色、または3色を有する杢や瘤の超希少部位を使用したもの。
左から全て【花梨瘤/橙白】消費Cマイル:2500今回入荷している個体は2色の「橙白」であっても、どこかしらに「青」が入ったトリコロール気味のものばかり。複雑怪奇、素晴らしい表情の個体が揃っています。








6月27日(金曜日)受注予約会スケジュール
今回の北海道釣旅は、多くの虫たちが飛び交い、魚が水面を意識し出すタイミング。ファルコンブランドのトップウォータープラグ「デビー」がその効果を発揮する時期です。水面を破る鱒の姿を見るのは、もはやドライフライだけのものではありません。
画像は水面下にデビーが引き込まれる瞬間。キャスト、ドリフト、チェイス、ストライク。その一連全てが眼に見えるわけですから、釣り人ならどうやっても興奮せずにはいられません。そんなドライフライ的楽しみを、キャスティングしやすいルアーなら、もっと気軽に楽しむ事が可能です。
小さい方(32F)はボディ重量1.9gですが、その独自形状のお陰で思いのほか飛びます。大きい方は(37F)は3.3gありますので、ベイトタックルでも投げやすい。ハックルフェザー付きのフック(試作)もテストしていますが、その反応は素晴らしいものがありました。
ド派手に水柱を上げて食う魚、チェイスしてきて下から静かに吸い込むように咥える魚、いずれも水面を意識している魚たちがデビーを追う姿は、見ているだけでも本当に面白いです。
「動」ではなく「静」の釣り。これはフライでも同じ事を感じるのですが、ギラギラと誘うミノーイングとは明らかに別の魚が反応しているように思います。
シングルのワンフックというのも個人的に大好き。何より魚が掛かった状態なら鉤先は他に無いので、ランディングも安全ですごく楽。この点はまさにフライと同感覚です。
今回非常に数多くの魚たちの反応がありました。実は50を超える魚もヒットさせたのですが、恥ずかしながら痛恨のバラシ(涙)。しかしてまだ未知数とも言えるデビーの潜在能力に驚かされた釣行でした。
まさにルアータックルで気軽に簡単に楽しめるドライフライの釣り。詳しい模様は、後日改めて動画でもご紹介したいと思っています。
そうそう、前後でベレー&ハンチングが使い分けられる「ベレーハンチング」のブリティッシュミラレーンバージョンも企画中。キャップやハットが主流のフィッシングシーンの中で、ちょっとヒネリの効いたオシャレが楽しめます。フロントのサブパックとして非常に便利なf.dオーガナイザーも現在新色を企画中。こちらも準備が出来次第受付を行う予定です。
いつもはフライ担当な僕ですが、今回はルアータックルを手に北海道を旅してきました。渓流での本格的なルアー釣行は実に約8年ぶりくらいの挑戦です。
必要なタックルが完璧に整頓できてしまうシムスの「Tailwind Rod & Reel Vault」はもはや旅の必需品。旅にも自宅での保管にもコレ無しはもはや考えられません。
持ち込んだロッドは6ftクラスのアウトバックビリーバー「OBB604M」と「OBB674M」。今回、わりと細めの渓流が多かったため主に604を使いました。40〜50cmの魚を掛けても十分に耐え抜くバットを備えながら、わずか1.9g(ボディのみ)のデビー32Fをコントロールしながらポイントまで難なく届ける繊細なティップは5ftクラスの渓流ロッドのようなフィーリングで本当に使いやすいです。
良い流れには必ずと言って良いほどブッシュや倒木が絡んでいたテクニカルなこの渓流で、まだルアータックルのキャスト感覚が戻っていない僕をアウトバックビリーバーがしっかりとサポートしてくれました。
このバットからティップへの澱みない力の伝達、滑らかなベンディングはアウトバックビリーバーOBB604、674が持つ大きな特徴。去年〜今年ブランクをご購入頂いた方にはぜひ実戦でお使い頂きたいです。来週は、アウトバックビリーバーご購入者様へのボロンハンドル・トリガーモデル優先受注会(最終)と一般受注会も予定していますのでご期待ください。
つづく
本日、ブランク予約会にご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
明日6月6日は、
今回、当店でご予約頂けなかった方や、もう一本予備に欲しいという方も、ぜひご参加ください。