2020/04/02TRAD-Rの予告
H.teshima
TRAD-R販売予告

先に販売させていただいたTRAD-R、洋鱒シリーズに続いて、今回のテーマはパーマークシリーズとでも言いましょうか。
釣果はもちろんのこと、自在な操作感と相まって、釣りするだけで自分の道具に、にやけてしまうカラーリングです。
ただ凝ったカラーばかりだと使いづらいという声もあったので、(苦笑)次回はベイトフィッシュシリーズなんかも考えています。

今回のパーマークシリーズの販売は週明けから開始する予定で進めています。また日が近づきましたらご案内します。
【各色フルセットボタンの導入】
今回の販売は全数で4個までという制限を付けさせていただくのですが、試験的に各色一個・合計4個のフルセット購入ボタンを作ることにしました。これで全色欲しい方は何度もご注文いただく手間を省けます。同じ色を4個買いたい方は、申し訳ありませんがこれまで通りとなります。またもちろんながら、フルセットご注文の方はその他のカラーを追加ご注文することはできません。
2020/04/01OBB67への布石
H.teshima
OBB67への布石(アウトバックビリーバーのテスト釣行)

今年は昨年できなかったOBB67Mのブランク作りを進めたいと思っています。OBB67Mの布石としてはTRB66MSとしてコスメしていた2pcsブランクです。最終、6ftボロンハンドル対応の4pcsパックロッドバージョンとなります。テーパーデザインや投げ心地もほぼ同じコンセプトで、まずは基本設計を作り、どこまでパックロッドで再現できるか、また必要なものは盛り込み、不要なものを削ぎ落すかの決定を現場での感覚で行っています。

早朝の気温がぐっと下がり、強風で時折ラインが煽られる週末でしたが、早速にも本流ヤマメを捉えることができました。
ルアーはTRAD78HS。やはりこのミノーが僕には使いやすい。78mm10gの重さがありながらキビキビと動き、流れを飛び出さずにコントロールできます。もう随分生産上に上がっていないので、僕もストックが尽きてきました。そろそろ企画せねば・・・自分のコマがなくなる。

初めの1匹を流れに戻して、また次の瀬の一投目で来ました。同じタックルです、釣れる時ってこんなものですね。PEラインは0.8号、ナイロン12lbのリーダーをFGノット。ドラグがギャギャ、ギャーとロッドをユサユサさせながら下流に出て行くのがスリリング。そしてじわ〜っとブランクのタメを淀みなくリフトしてくるのが楽しい時間です。
67の基本設計の概要はつかめましたので、あとは4pcsに分割する設計に移ります。ここからは僕のあーでもない、こーでもない、ここはこうして〜というモヤモヤを形にしてくれる熟練の設計技師にお願いして試作を待つとします。
2020/03/23春渓流Vlog
H.teshima
新春のとある日の渓流をVlogにしてみました。久々に復活のテシストフックことT-settingや、サンプラチナの偏光サングラス、新作ミノーなど。毎釣行で色々なものを製品化に向け、細部修正を行なっています。
発売してお手元に届くときには、渓流の諸兄達も唸ってくれるに違いありません。ご期待ください。
サンバイザー受付終了とさせていただきます。ご注文の皆様ありがとうございます。
【フック考・早掛け形状と伸ばされない線径】

「掛けたらバラしたくない。」そうは思っていても無情に渓魚は僕らに一瞬だけ重みを味わせて、流れの中へ消え入ってしまう。どうすればよかったか?幾度となく妄想と実践を繰り返し、自分の選択に自己満足と落胆の日々を過ごしてきました。そうしたの試行錯誤の末、僕らが作るプラッギンアシストフックは絶妙なバランスを保っています。今日はこの針について。

この針は線径0.64mm、触れたらどこにでも刺さる掛け調子の形状です。あゆの掛け針にも少し形が似ていますね。フトコロまで入れば口も破れにくい太さを確保し、掛けた人はわかると思いますが、がっつり刺さると非常に抜けにくい構造をしています。
またPEラインの低伸度でも伸びにくく、繰り返し使っても曲がりにくい(つまりは線径)。

熟練の職人により最小のアシストフックを巻き上げて5cmミノーの前後に装着も可能。(これが結構作るのが難しいのです。)取り付けが簡単な管付きの針と違うのは針の耳部分に依るテコ原理で、より早く貫通させる体勢にセットするのが特徴です。

ここでこの針のワンポイントアドバイス。
僕はこの針を使うときは先端の黒い塗装が剥がれるまで磨きます。さらに今日のヤマメは喰いが浅いなと思ったら、カエシくらいまでの線径を全体に細くするくらいまで研ぎあげます。これでずいぶん獲れる魚が増えますよ。ミノーを触ると、針がの先端が指に拾って困るくらいがベスト。研ぎ方が悪いと逆に刺さりにくくなります。研ぎあげチェックは親指の爪の上に軽く乗せて、横に滑らなければOKです。滑るなら研ぎ直し。

何度も研いでチビてしまったり、曲がったり、セキ糸がほどけてきたら即交換してください。針はラインと同じくらい消耗品と思って思い切って交換すると、絶対に釣果が変わります。PEラインも使う方はこの針、オススメです。
(つづく)
本日の道具
ミノープラッギンアシストフック
¥800+tax〜
ハッスルトラッド502やトラッドシリーズに最適な極短アシストのシングルフックです。

僕らの渓流がいよいよ解禁しました。(ようやく僕も)
久しぶりすぎてイカんですね、一投目あるあるの、おそらく尺近いヤマメをランディング寸前でバラしてしまうという失態。汗りました。それからさすが解禁直後の足跡追いかけでは出るところでは出ず、見落としがちなポイントを丁寧に釣っていく展開に。

なんでもない瀬の途中に反射して見えなくなっていたポケットにこの食欲旺盛な彼がいました。(
明るい偏光レンズがないと通り過ぎます。)アップで姿を見せて食いつかないのでややダウンにできるところへ位置しなおして、目の前で数秒稼ぐとギュンとレボリューションのティップが曲りました。

鱗がハラハラと落ちるやや銀化したヤマメ。これから下へ行くつもりなのか?もう上ってきたのか?長さはないけど、とにかくお腹がでかくて、夏に再会したい彼でした。
今週はコンクルージョン(大型鱒モデル)の販売を予定しています。
【
Teshima’s Tackle】
ロッド:レボリューションRB55MS、リール:ダイワ・イグジスト2506、ルアー:TRAD-R50SHS、
ライン:トラウトプラッギン5LB、ランディングネット:コンクルージョンST26