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今時期、福岡の夜明けは7時少し前くらい。そんなに早起きしなくてもいい時間です。しかし暗いうちから土日は釣り人も多いですね。挨拶を交わした方には「まだキスがよく掛かるから水温が高いよ」と話してくれました。 さて本日は道具編です。 パンツは最近お気に入りのシムスのStrada330bottom 朝の気温10度までならモンベルのアンダージオラインを履かずに、撥水なのでそのまま履いて、そのままサーフを歩きます!ニーブーツはリバレイの剣付きブーツ。滑るブロックや岩の上でも安心できます。 風が冷たかったのでグローブはミットタイプをチョイスしてみました。長年散歩でも愛用のフォルダーミット、ウインドストッパーバージョンです。以前より高価になって勧めにくいですが、、、ウインドストッパーはたとえ濡れても、風が抜けないのでそのまま使用しても冷たくならないのが良い。濡れたら交換するつもりで価格的にフリースバージョンを2個持つのも手かな・・・笑 最近、海外からも問い合わせが多い「ルイノスヒューチェンRH964WZHS」9ft6inchで4分割の印籠継ぎの大型鱒狙いの最強パックロッドです。ネットが使えず、多少のズリ上げや小型なら抜きあげも視野に入れたバットパワー。我ながら良い竿を作ったと思います。

本日の道具

2025/11/17ペルフェット×カスケット「case Ⅲ」

スタッフ コーヘイ

11月19日よりご予約を開始するプレミアムなレザーケース「caseⅢ」。肉厚で上質なオイルドレザーで作り上げた多用途なポーチです。画像はサンプルのため、完成品より少し幅広。完成版ではⅡ型と同じ横幅で仕上がります。 Ⅲ型の大きな特徴は、2段階で留める事が出来るようになったベルト部分。上の穴ではこれまで通り折り畳みネットや小型のボックスを入れる際に使います。下の穴はP-9など比較的大型のボックスを入れるために設計してあります。また今回限りの有料サービスとなりますが、ベルト無しの初代caseをお持ちの方には、ベルト追加サービスも受け付けます。 背面はベルトポーチとして、シムス社のウェーディングベルトに合わせた設計の大型ループを備えています。 最もゴツいバックルを備えるG4ウェーダーのベルトも楽々通りますから、どんなベルトでもほぼ装着可能な設計です。底面に付けたDリングには紛失防止用のネットコードなどを取り付ける事ができます。 底面マチ部分には、ウェーディングでの使用を前提に水抜き穴も完備。 カラーは定番のブラウン、変化を楽しめるカーキ、精悍なブラック、オシャレ感引き立つレッド、一から育てる革マニアの為のヌメ、の5色展開。 価格はこのcaseⅢが30900円(税抜)、初代caseへの留め具追加サービスは3900円(税抜・送料別)を予定しています。
朝陽の砂浜を歩く。鼻から入る冷たい空気に目が覚めます。この砂浜は愛犬との思い出がいっぱいの場所なのだ。時々犬連れの方とすれ違うと否応にも愛犬の記憶が蘇る。せつなくも楽しい場所。 ところで砂浜ではウエーダーも履かず、ニーブーツでランディングネットもなし、シムスの防水ヒップパックだけで歩く。片手には大型の鱒、イトウに特化して作ったルイノスヒューチェンを手に歩く。朝陽が昇るのを見ながら投げて巻く、歩く、投げて巻く、歩く、また投げては巻く、この繰り返し。 しばらく歩くと「ゴン!」運良くシーバスが食い付いた。静寂を破るエラ洗い、ジャンプ。朝陽に照らされて美しい魚とのやり取りでした。 サゴシもルアーをひったくる。勢いよくルアーに飛びつくのが見える。この日の散歩は運良く魚にも遊んでもらえる。 PE1.0号、リーダーはズリあげるのでサーフの場合は25〜30lb。ルアーはレンジバイブか鉄板ジグが活躍します。秋ですね。
つづく

2025/11/15キャッツキル放浪記

スタッフ コーヘイ


コーヘイのキャッツキル放浪記・連載一覧はこちら
実は、、、未だ行ったことはないフライの聖地「キャッツキル」。彼の地を夢見て夜な夜なタイイングを続けるスタッフコーヘイの不定期連載コラムです。

🔳第五話 情熱で未来を切り拓いたフライタイヤー
第五話は、キャッツキルの枠を超えその後のフライタイイング界に絶大な影響を与えた人物のお話 キャッツキルフライの歴史をたどると伝説的な人物が数多く登場します。開祖とも言えるセオドア・ゴードン氏や後継者のロイ・スティーンロッド氏、それまで公にされてこなかったタイイングテクニックを米国で初めて書籍化し、後進達へ広く技術を伝承したルーベン・クロス氏・・・etc。本日はその中の一人「ハリー・ダービー氏」のお話。偉人達のフライを自分で分解、研究し、後に「世界最高のタイヤー」と評価されるほどの確固たる地位を築き上げた人物です。 氏の最も有名にして完全オリジナルと言えるフライの一つが、この「ツーフェザーフライ」。大型で軽量なフライを希望した友人の為に1950年代に考案したものと言われ、たった2枚のフェザーでスレートドレイクと呼ばれる大型メイフライをイミテートしながらも超軽量に仕上げた、ある意味毛鉤の”究極”とも言える傑作です。 自身ではとても控えめに「どちらかと言えば変化球で、目新しかったけど次第に忘れられていった」と述べたとの記録がありますが、その独自性、創造性、美しさは現代でも決して色褪せることはありません。 優雅に立ち上がるバンチウイング、縦巻きのハックルなど、一目でキャッツキルフライとわかる伝統的なディテールを纏いながら、フックサイズに制限されない革新的なエクステンド(拡張)ボディとテールを備えています。 個人的な意見ですが、これほどまで簡潔かつリアルに、大型メイフライの美しさを完璧に表現したフライは他に見た事がありません。このサイズ&ボリュームに対して想像以上に空気抵抗が少なくキャスタビリティに優れているのも特筆すべき点です。 またハリーダービー氏にはもう一つ偉大な功績があります。それは現在のジェネティックハックル(タイイング用に品種改良された鶏の羽根)の礎を築いた一人であるという事。1940〜50年代に自身の理想の色合いの羽根色持つ鶏を生み出すため裏庭でトンプソン・バードロック種、オールドイングリッシュゲーム種、ブルーアンダルシアン種などの交配と養鶏を続け、その結果当時最高品質かつバリエーションに富んだ色彩のハックルを生み出したとされています。
 書籍内の上写真・右側に写っているのが若き日のハリー・ダービー氏(ファッションも素敵!)

そして、寛大にもその卵を希望する様々な人に惜しみなく分け与えているのがまた凄いところ。実はその卵の子孫たちこそ、現在のホワイティング社「ヒーバート/マイナー」ブランドを始め、メッツ、コリンズ、キーオといった主要メーカーのハックルたちへと繋がっているのです。キャッツキルの枠を超え、フライタイイング界の未来をも切り拓いた、ハリー・ダービー氏。氏のフライパターンには、その情熱や美学が集約されています。

本日の道具

今なおハンドクラフトに拘り極上のフライロッドを作り続けるスコット社よりオリジナルキャップが入荷しました。 50周年記念キャップと共に注目なのがこちら。通称「マサハット」と呼ばれるクラシックな雰囲気漂う一枚。この「マサ」とはスコット社と長きにわたって関係を気付き上げてきたマーヴェリック社の代表・勝俣雅晴さんのコト!! 僕が持っている2001年のスコット社カタログですでに、このキャップと共に写る勝俣社長の写真が掲載されています・・・(スゴっ!驚)スコット社の歴史を感じるオールディーなハットです。

本日の道具