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2024/03/29SCOTT|スコット セッション入荷

スタッフ コーヘイ

今もなおハンドクラフトにこだわり続けるスコットの新たなフライロッド「セッション」が入荷しました。今回の入荷モデルは9フィートの4番と5番。まずは、持った瞬間軽くてシャープなことに驚き。ミドルクラスにありがちな鈍重な感じなど皆無。これで本当にミドルクラスなのか!? ハイエンドクラスと比べても差が無いのでは・・・(す、すごい!) 丁寧な手書きのインスクリプションも健在。シートフィラーに使われるグリーンのウッドに合わせたスレッドが新鮮な雰囲気です。 特注された新型のリールシート金具はとてもモダンなデザイン。コアに埋め込まれたグリーンのウッドは染色されたボックスエルダー(メイプルの一種)。スレッドとも統一感があります。 ハンドルコルクの質感も文句なし。確認はしていませんが見る限り上位モデルに劣るような感じは全くありません。 各ガイドにはガンメタ色の低反射パーツを装備。逆に上位モデルとの差がどこにあるのか知りたいくらいです・・・(汗) ハッチ「アイコニック」ブラック色を合わせてみました。リールシートとの一体感もあり、相性はやはり抜群。高級感あります。 ラムソン「リミックス」との組み合わせも粋な雰囲気。「自分、軽さ重視なんで!」という機能派な方はコチラもお勧めです。 ロッドケースはコーデュラチューブですが、外側にスコットの刺繍も施されており格好良いです。内部は金属製のチューブが入っていますので耐久性も完璧。上位モデルに付属するアルミチューブよりは重いですが、十分過ぎる仕様です。 ジッパー部分に錠を付ける穴も装備しており、遠征時の空港荷物預けも安心。こう言った細かい部分に拘りが行き届くのもスコットの社長ジム・バーチ氏自らが超釣りキチだからなのだと思います。ブラボー!! ついでに、社長ジム・バーチ氏が昨年発売されたダブルハンド・ロッド群「Swing シリーズ」の最終テストを兼ね、社長ノルウェーでアトランティックサーモン釣りを行う動画が公開されていますのでご紹介します。Scottの歴史など興味深い話を多く語っていますので、ぜひご覧ください。

本日の道具

「テンカラーシンプリー・スターターキット」の販売を開始しました。 ルアーをしながらバックパックに忍ばせるも良し、鞄に入れて出張のお供に持ち込むも良し!そんな仕舞い寸法わずか29cmのコンパクトでシンプルなテンカラロッドです。今後フライを始める方には入門用、キャスティング練習用としてもお勧めできます。 同時に「ポップレンジ完成品フライ」も販売開始です。ガイド自らが一本一本仕上げる、釣るための性能を磨き上げたフライセット。欠かせない定番から、ガイド秘蔵のパターンまで!ぜひ併せてご注文くださいませ。

本日の道具

明日13日のテンカラシンプリー販売に合わせて、フィッシングガイドサービス「ポップレンジ」の垣内氏が巻く完成品フライセットの販売も予定しています。”とりあえずハズせない3種盛り”的な「渓流パイロットフライセット」をはじめ、メイフライやカディスだけでなく夏の陸生昆虫を模す事も出来るちょっぴりマニアックな「夏へ向かう渓流フライセット」、ガイド必殺の「スペシャル・ドライフライセット」まで、いずれも1つずつはボックスに入れておきたいラインナップ。 渓流の繊細なマッチングザハッチから秘境の大イワナ、近郊のソルト、海外に至るまで多種多様な釣りを経験し、磨き上げられてきた「釣るためのフライ」群です。ガイド自らが丹念に巻いた上質な逸品、ご期待ください。

2024/01/08とってもラフォンテーンな午後

スタッフ コーヘイ

先日の穏やかな昼下がり、ランチタイムの事。店舗のテラスを眺めると小さな虫が2匹横たわっていました。偶然にも近日こぞって巻いていたゲーリー・ラフォンテーン関連のフライにまつわる「カメムシ」と「ハチ」。これは!と思い付き、フライBOXからモホークとマクジンティを取り出し、並べてパシャリ。 恥ずかしながら実は触れないほど虫が苦手な僕ですが、魚の捕食対象、つまりフライの模倣対象となる虫には興味津々。大人になって虫を見て喜び、ましてや勉強したりするようになるなんて夢にも思わず、自分でも不思議でなりません。好きな物が増えるって、喜びが増えるって、とっても素敵な事だなと、そんなことを思ったお昼休憩でした。今年カスケットでは様々な完成品フライを充実させていく予定です。僕がプロデュースする完成品フライブランド「Lost&Found=ロストファウンド」も始動予定!ご期待ください。

本日の道具

2023/10/09スタッフ・コーヘイ2023年最後の渓流釣り

スタッフ コーヘイ

9月末、2023年最後の渓流釣りは「釣った魚を渓流で食べる!」という、ある意味釣りの原点的な楽しみ方をしました。釣行は僕と兄とスタッフ・ジュンの3人組。 この日僕の目標は「McGinty|マクジンティ」と言うハチのフライで魚を釣ること。なぜなら今年通った川に掛かる橋脚に大きなスズメバチの巣があり「落ちた蜂を食べているはず!」との予想をしていた為で、このマクジンティに一際大きな期待を寄せていたのでありました。実はこのフライ、以前ブログでご紹介したゲーリーラフォンテーン著書「ザ・ドライフライ」に登場するもの。ホワイトティップ・ブルーマラードのクイルウイングが怪しく光ってとっても効きそう。 さらに調べてみれば、かの文豪ヘミングウェイの作品内に登場し、ご本人が最も愛用したフライであるとか、雷雨の後にのみ抜群に効くとか、万一魚が鉤先に触れても蜂だから刺される事に違和感を覚えず何度もアタックしてくるとか、調べるほどに興味深いのです。 今回はポイントによって、浮かせたり沈ませた自由に使う前提。飛行、流下姿勢が安定する目論みでフックは太軸のTMC9300、サイズはスズメバチをイメージして大きめの#10に巻きました。 朝の間降っていた雨も止み、そっと流れに投じてみると、最初は浮いていたボディが徐々に水を含んで沈み始めます。そのままウェットフライとして流れをユラユラ横切らせると、ピピピッとリーダーの流れに変化が!咥えたのは20cmちょっとの小さな虹鱒でしたが、それはそれは見事な跳躍を2回見せた素晴らしいファイターでした。 よく見るとお腹に何か入っていてポコポコ膨らんでいる。こりゃ食いしん坊だ(笑)!今回は釣った魚を食べる予定なので、早速さばいて胃の中を見てみるとびっくり。 本当にスズメバチが入ってた!これはもう、してやったりだと一人ガッツポーズして狂喜乱舞(笑)!自分の予想が的中し、思い通りに釣れたこの喜びは大物を手にした時に負けないほどの大きな感動がありました。さらに次から次にカマキリ、バッタ、イモムシ、小魚と出てくる出てくるっ(笑)!小さな大食漢、まさに天晴れな一尾でした。 そして、インジケーターを食ってフライが外掛かりして釣れてしまった一尾・・・。毎回思うのですが、インジケーターへアタックしてくる時って、どうしてこんなにも激しいのだろう・・・。こ、これがデビーのパターンかっ!(納得!) 最後はみんなで釣った魚を焚き火で焼いて頂きました。被っていたハットに枯れ葉を集めて落ち葉焚き。魚も串ではなく、木の枝に刺して、その場にあるものだけで仕立てたのが今回のコダワリ所です。 兄の、ウマっ!え?なにコレ・・・ウンッマ!!!の図。ホックホク、さらに滴るほど脂が乗っていて最高にジューシー!今年最後の釣行は、思惑通りに釣って食べて、ちょっとだけ自然と繋がれたような、実りのある一日になりました。

本日の道具