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2021/04/02TRAD60シリーズの使い分け

H.teshima

戦略・ダウン勝負の【HS】、アップ勝負の【SHS】
明日発売のトラッドミノーTRAD60シリーズの2種類についてご説明します。
まずは重量から。TRAD60HS=6g、TRAD-R60SHS=7.8gとなります。両者の主な使い分けはダウンとアップのどちらをメインでヒットポイントに持っていくかで選びます。 基本的にはややアップ目に入れてから、自重を利用して目的のタナ調整(沈下)させていくことに変わりはないのですが、両岸のシチュエーションや川幅でコースは立ち位置で限定されるシーンがあります。この場合、どちらが最適なのかをしっかり選んでください。 Rはレスポンスが良く、アップでも的確にロッドアクションに応えながら左右に渓魚を興奮させつつタナを下げていけます。 ダウンで長時間ゆっくりとドリフトさせながら仕掛けていくにはHSを選んでください。少し送り込んだらアクション開始はやや弱めに糸を張る余裕を見て投入ポイントを見極めてください。R-SHSもその重量を利用して流速で釣り合わせつつ、そこそこの流れならばダウンに向けてもタナを確保する能力はありますが、Rは流速の速いダウンでは浮き上がりがHSよりも早くなってしまうことは覚えておいてください。 要は魚が労せず捕食できる位置にミノーを定位させることができるか、これに尽きます。普段出ても来ないようなサイズの用心深い渓魚に口を使わせるためのキーポイントです。これはフライでも顕著ですね。コースが違うと全く出て来ない、追っかけさせるコースではなく即バイトできるコース取りができるようになれば、今行く川の渓魚のアベレージは自ずと変わります。 今回のトラッド60発売は明日の午前9時です。明日は土曜日、釣りの道中、最中の方も少し手を止めて、ホームページチェックよろしくお願いします。 ゆうあんの村上さんに撮影およびガイドをお願いしました。自称ハーディサウンドを目指してチューニングしたドラグ音をお聞きください。(ギャギャギャとウルサイ、、、、本人にとってはシフクノオトです。)
トラウトの世界に踏み込んだなら、時には山から降りてみよう。そこは想像を絶する鱒の全力疾走、ミディアムクラスのブランクがフルベンドする狂乱の世界が待っている。4ピース+ボロンハンドルで仕舞寸法は最小。アウトバックビリーバーをたずさえて、いざ鱒旅へ。

本日の道具

写真提供はニュージランド在住の肥後もっこす、熊本出身のノナカタイセイ。いつかの僕のニュージランド釣行を完全サポートしてくれた若きガイドです。僕がはっきり604と674の2機種を作ろうと決めたのは彼とニュージーランドを釣り歩いたこの時でした。昨年はコロナで行けませんでしたが、タイセイに託したアウトバックは次々とニュージランドの鱒をキャッチ&リリースしています。今回は2021年初フィッシュから。
ルイノスヒューチェン964(9ft6inch-4pieceの意)851をはじめ、マークスパイダー483、アウトバックビリーバー604、674を来期リリース、受注開始の予定です。 動画再編集もしながらそれぞれの受付ページ、詳細説明ページを順次公開していきます。本格的な受付は1月末〜2月初旬となる見込みです。 拡大画像 それにしても身長190cmのエフゲニーが抱える150cmオーバーのタイメンには溜息が漏れます。
先日のロッドテスト風景。コロナ禍で遠征は控え気味です。昨年からイトウ、アメマス、サクラマスと釣ってきたアウトバックビリーバー773。ベンディングテストに足元で曲がり込むカヤックからのシーバスに挑みます。とりあえず、テスト進行中、またはテスト終了で来年の販売を目指しているのは下記のナンバーです。まずは動画とナンバーだけで妄想を膨らませてください。皆様も良い週末を!
【NEW BLANK PLAN】
MODEL:MSB483(ACB4-3)
MODEL:OBB674
MODEL:OBB773
MODEL:RH964
MODEL:BEZEL_TRIGGER

本日の道具

昨日は一人カヤックでシーバス。アウトバックビリーバー77のテストもイトウ、アメマス、本流ヤマメ、シーバスとずいぶん試してきて、構想における細設定も固まってきたかと思います。釣果は後ほど動画まとめます。
さて、暑さ対策のサンゲーターはもはや最近の釣りの必需品になっています。バス業界も含めて各社出していますが、シムスのサンゲーター開発は早かったので、先駆けの細かなノウハウがあるように感じています。冬用のゴアテックスなど各種入荷しており、夏用のサンゲーターもライペリアン・カモを早々に入荷させました。

本日の道具


ゲンズブールも一部入荷してきました。ご予約の方へ連絡を進めています。