2023/03/07春は湖、レイクショアジギングはジャックガウディのこと。
今年はじめは湖へ、少し遠出をしました。岐阜の滝ヶ平くんからお誘い受けたのです。彼とは彼が大学生の頃からのお付き合いになる。大学の卒業旅行にカスケットを選ぶ奇特な彼はヒラマサを見事に釣って帰った。そんな長い付き合いの彼から久しぶりにご一緒しませんかと言われて嬉しくてホイホイと飛行機に乗った。仕事も重なって滞在は1日半のとんぼ帰りだったが、彼をはじめ、武徳さん、大石さん、熊ちゃんなどのおかげで釣りに集中でき、釣果もあり、無事にレポートを書けそうで、ほっとしています。
滝くんは長年続けてきたミノー作りを、いよいよ本格化しようとしている。同時に地元の湖でレイクショアジギング(ジャックガウディ)を初心者向けにスクール(体験会)をするとのことで、その相談もありました。トラウトというと「渓流がやっぱり面白い、川が、水が流れているところが好きだー。」っという方が多い。しかし大物も手軽に釣ってみたいという我儘な願望もあるでしょう。そんな方は湖の釣りへの挑戦をお勧めしたい。そしてやるなら今(春)でしょ。
宿の女将がいっぱい食事を作ってくれて楽しい時間でした。そして皆さんのおかげで動画も撮れたので、近日動画にてレポートします。昨年の大森さんや、滝くん、武徳さんを機に、これから少しづつ、全国のカスケットのヘヴィユーザー様を訪ねていきたいと思います。これまで僕自身でカスケットの釣りを紹介してきましたが、ユーザー様の写真や動画も欲しいですね。








ボロンハンドル、ベゼルグリップ、ブランクなどを梱包するソックスバッグの織ネームを更新します。
店名であるCASKETの名前の由来は、英語圏では「宝の箱」、米語圏では「棺桶」という少々不吉な意味を持ちますが、それはかねてより僕の人生観を端的に表す意味として説明をしてきました。そうして幾つかの同義な言葉の中から、特に好きな言葉を今回は引用。
今月入荷のカーペンタープラグを2月12日PM20:00より販売開始いたします。
船はいつもの
さて、冬はヒラマサオンなはずですが、今年は色々あって、一度しか行けていません。(泣)しかし、幸運にもヒラマサに竿をグイグイしてもらえました。熊本のUさんもずいぶんお久しぶりでしたが、ご覧のオオマサはお見事でした!春はすぐそこに!今年も慌ただしい時期になってきました。
カスケットからまた一つ、「新しい楽しい」が生まれます。渓流で多彩に使えるフローティングプラグ、デビーヴァンプ(仮称)。潜航も自在で新たなトラウト達をターゲットに、しかも楽しく釣れそうな予感です。
週末はなんと、福岡から栃木へ!ほぼ日帰りのような日程で、鹿沼の管理釣り場へ行ってました。管釣りタックルを開発するつもりはありませんが、無邪気さを忘れたトラウト対策の最前線を見てみたかったのです。九州にはここまで盛んな管釣りの歴史も、そしてこの釣りを極めている人を間近に僕は見たことがありませんでした。
写真の大森誠さんにこの機会と教えをいただきました。かつて有名某社の管理釣りテスターをされて、現在はカスケットタックルの熱烈な愛好家の一人です。管釣りの道具は安くて渓流にも転用できるものも多いです。大森さんにカスケットのような木と金属を駆使した趣味の釣道具を選んでもらえることに少し不思議な気持ちもしながら、管釣りを極めた方にもカスケットの世界観の理解者が増えてくれれば幸甚であります。
大森さんには管釣りの今昔、釣法、トレンド、タイミング、色の効果など、わずかな時間に一気に惜しげなく教えていただき、ルアーはあれこれと拝借しながら、たくさん釣らせてもらいました。同じルアーを使っても大森さんとはわずかな違いで僕には喰わない。この違いを探る作業も面白く、充実した集中講座でした。
そしてひとしきり釣れると、この新作デビーをどうしてもスレ虹に当ててみたくて、やってみましたら奇跡的に釣れました。本来、自然渓流用に開発したプラグですが、このアクションが効くのか?たくさんのニジマスが追ってきました。デビーのアクションはロッド操作のみで行います。
今季は実際の渓流でさまざまな条件を加味しながら、修正、調整を加えて製品化したいと思います。手島が管釣り?の珍しい模様はまた動画でも作ってご報告しますね。大森さんありがとうございました。今週も頑張って参ります。
ロッド:アルセドクライマーACB524MS、リール:ダイワ22EXIST LT3000S(カスケットエンブレム)、ルアー:TRAD-R50SHS、ライン:トラウトプラッギン5LB、スナップ:パワースピードスナップS
趣向はあれど、あらゆる場面、光量で視認性が高い蛍光グリーン。魚にバレるよと言う人があるなら、カスケットの過去の釣果をご覧ください。さらに50m毎にメーターシールを貼っているので細かな巻き替えが可能。1〜3回の釣行で交換するのが僕のおすすめです。バックラッシュ跡や糸癖が付くまでリールに巻きっぱなしのラインは千載一遇の釣りを成功に導きません。
ルアー交換の多いスナップも重要です。以前はクロスロック派でしたが、富士工業のパワースピードスナップを知ってからこれ一択です。キレのあるアクションに有効なサーキットボード製のリップでラインを切ってしまうトラブルをこの長めのスナップが防止してくれます。また形状の妙で不意に岩などにスナップが当たっても外れるトラブルはこれまでありません。しかも交換しやすい。今季も使おうとたっぷり補充しましたよ。
しかも富士工業が作った製品だけに、ガイドにも通る細身の設計のおかげで、スルスルとガイドから抜いて、アンバサダーのライン止めにも使えます。これで余計な留め具も不要です。このパワースピードスナップをこれからの渓流ミノーイングの最強、最適なスナップとして皆さんにも強くお勧めします。