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2024/09/11ファルコンFLC50HS

H.teshima

昨年ライトハウスアングラーズ倶楽部の活動で、青森県の漆田様を訪ねた。彼が通う渓流を一緒に歩いていて、こんなルアーがあればもっと攻めやすくなるのではないか・・・、そんな閃きを今季、野木さんに形にしてもらった。それがこのファルコン50ミリ・オリジナルのヘヴィウエイトバージョンだ。 FLC50Sオリジナルが得意とするのは、直アップで手元に来るまで何度もトウイッチを刻める(時間を稼ぐ)左右のステップアクションだ。躊躇するトラウトに何度でも挑発を繰り返せる。オリジナルは主にスピニングでの開発だったのでスリムでやや軽量。だから今回はベイトキャスティングで扱いやすいよう、約5gに近いウエイトまで増量し、形状もリニュー。狙いのアクションを目指したのだ。 煮えるような九州渓で僕もテストを繰り返し、、、形を三度、ウエイトを二度変えて、ようやくアクションは納得できるものに仕上がった。が、灼熱の九州渓では反応ない日もあり、小型がちょいちょい・・・ その頃、漆田さんが最終モデルがとても使いやすくなったよとバンバン釣ってくれていた。僕のためにカメラも動画も撮ってくれてとても助かった。以前から投稿の多かった漆田さんにお願いしてよかった。ライトハウスアングラーズ倶楽部、バンザイ! このルアーは今月の最後までテストしたら10月から製作予定を立てます。 写真はプロト三種。微妙にシェイプを変え、浮力、水抜け、飛行姿勢を調整しました。製作の野木さんは僕のわがままや仮説をすぐに形に変換してくれます。上手くいかないモノも作らせてしまい本当に申し訳ないこともあります。 そしてファルコンはオールセルロース仕上げ。非常に堅牢で、少々当てても塗装が破れたり剥げが起きません。手間がかかり高価になりますが、愛着の持てる至高のミノーが出来上がります。
もう9月、峠のワインディングロードを越える渓流までのドライブもあと僅かになってきましたね。 来季、防水ネオプレンソックスをリニューアル、または追加しようと考えています。実は今シーズンから試作で5mm厚に改良し、若干のデザインも変えた防水ソックスがすこぶる良好でした。このソックスを使えば、オーバーソックスの必要がなくなり、一枚で使用できます。 また足首の細い方は白色ワセリンを塗ることなく防水性能が発揮されやすくなります。今季6月からの約3ヶ月延べ80時間以上の使用にも耐え、使い心地も良いので来季にリリースを決定しました。新作防水ソックスの受注はトラウトオフに企画いたします。 お盆過ぎから使用を始めたセラミックスキンも良い感じです。冷たく感じず、ウエーダーの中にも履けそうなので期待しています。僕はあぶみ付きが苦手なのでカットしてみました。ライターでカットした部分を炙ると解けずに使えています。脱ぐ時にも便利です。 元来、ダイビングのウエット、ドライスーツどちらのアンダーにも使えるというセラミックスキン。裏面はフリース素材で肌触りが良く、表面は補強のしっかりしたナイロン素材。濡れても冷たくなりにくいので、早くウエーダーの中に履いて試してみたいが、九州はまだ暑いな・・・

2024/09/05晩夏の約束

H.teshima

残暑がひつこくて出かけるのが億劫な九州渓です。身体に鞭打ち、車を走らせ、無反応を決め込む谷から谷への大移動、よろけながら進む大岩の遡行、道に出れば灼熱アスファルトの行脚、この繰り返しにもううんざり。。。。夏のヤマメは一里で一匹とは申しますが(一里は3.9km)僕は三里は歩いている気がします。(苦笑) そんな中、トラッド-R50で出てくれたこの尺上ヤマメは全身を美しく彩る力強い一尾でした。フロントフックが曲がりながらもコンクルージョン(ほっ!)暑すぎて夏ヤマメの美しさを忘れていましたが、この一匹に出会えるならまた晩夏の約束に出掛けようと思えるのです。 明日発売の三色です。ミヤベモドキはバッタに見えるのか?ブッシュ下に落とすと、すごい勢いで出てきてあっという間に咥えて持っていくヤマメがいました。 プラッギントラウトはチャートの呪縛でアメマス、岩魚によく使ってしまうから彼らが釣れるのか?ハイアピールシリーズは鮎もワカサギカラーも渓魚を刺激してくれてよく釣れる定番のカラーです。まずは明日の朝6時、カスケットファンの皆様、出勤前にチェックくださいませ。
それぞれの食卓で、それぞれのカツオを食い尽くす。 キャッチ&リリースも好きですが、イートできる環境にも誇りと豊かさを感じます。カツオに感謝、また来年!
カーペンターのロッド(セミカスタム)が急遽、追加入荷が決定しました。
セミカスタムとはカーペンターでロッドを組立したものです。ブランクから作ったCRFとは異なります。
以下のブランクは入荷間近ですが、台風接近中のため、商品の出荷、受け渡しは9月2日以降とさせていただきます。

本日の道具

カツオの釣りといえばトップウオーターで食わせる、ドラグがジャーが醍醐味ですね。投げるまでドキドキ、鳥山になっている場所にうまく赤間さんが船をつけてくれます。 春に続いてウッドワーズの山岸親子が来ました。今回は夏休み旅行を兼ねて、岐阜から福岡までジムニーで自走。お父さん頑張りましたね〜。 キャストしたら全速力で巻いて〜ドーン!と掛かって、ジャーーと走り出すカツオの全速力がタマラナイ・・・。 鳥の動きを見ながら水中の鰹を予測してキャストすると、出ました! 釣れる時は締めて、血抜きして、氷に漬けてと忙しく写真を撮る余裕がありません。シムスマン林さんもとりあえずハイタッチだけですが後ほど動画でまとめますね。 村瀬さん、はじめはラインを巻きすぎてトラブル連発。いじけていましたがその後、カツオ連発。どんな苦境でも自分を信じることが大事だそうです。(いっつも大袈裟・・・) 北海道の中川さんもカツオ参戦。はじめ4000番ノーマルギアでやっていたせいでヒットが少ない。僕の6000XHを貸したら、連発。やはり巻き取り量がカギの一つですね。 コシナガマグロも同時にいました。ミニイールは正直にいうと色も重さも関係なく釣れました。とにかく正確に飛んで、水面への立ち上がり、絡みつきが最高のルアーです。

本日の道具