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2018/08/20試作報告

H.teshima

なんだかんだ言ってもお盆を過ぎると、渓魚も海も雰囲気が変わるものです。渓魚は一年で最もすれてナーバスになり、捕食よりも威嚇を意識し始めます。目下、50mmシリーズのHS(ヘヴィシンキング)バージョンの試作品を調整、数時間かけてあらゆる流れに入れて確認をしています。 視覚的な確認にとどまらず、良い魚の反応もあり、来年に向けてのミノー開発は順調です。さて、今週から禁漁までの販売を追い込んでいきますので、皆様HPのチェックをお願いします。

2018/08/06夏スタイル

H.teshima

今夏の暑さは、どこの誰に聞いても異常だと言っています。しかし痩せません、その分ビールを飲んでいますからな。
さて本日の格好はシムスのテックTeeにフィルソン・メッシュベストに同じくアウトドアマンズショーツ。カスケットレッグゲーターに、防水ネオプレンソックス+シムスのウエットウエイディングソックスで調整してブーツはウエーダーと共用のシムス・G3ガイドブーツ・サイズ10であります。 プロテクトスリーが渓流でも活躍です。目の前をぶんぶん飛び舞う「メマトイ」、このサングラスだとかなり入って来ませんから釣りに集中できますよ。渓流では曇り止めを忘れずに。 さて、とりあえず、とりあえずの尺越えの一匹!新作ミノー(テスト)に夏の渓魚が応えてくれています。
ロッド:レボリューションRB55MS、ライン:トラウトプラッギン4LB、ネット:コンクルージョンST23、ルアー:トラッド50HS(改)
コンクルージョンの販売は明日でございます。

本日の道具

2018/07/13副島様投稿

カスケット ユーザー投稿

お名前:副島 優太様
ロッド: RB51MS-1
リール: カーディナル3
ルアー: トラッドHS
ランディングネット: コンクルージョン26
ライン: トラウトプラッギン4lb

コメント: いつもお世話になっております。
本日3.11は東北の災害の日でもありますが、僕の誕生日でもあります。
そんな3.11に’18シーズン初の尺越えのヤマメに出会う事が出来ました。
写真では分かりませんが、薄っすらとパーマークのある綺麗なヤマメでした。
シーズンインすぐの誕生日に自然からのプレゼントを貰った気がして、とても嬉しい釣行となりました。
最後になりますが、東北震災被災者の方々のご冥福と、1日も早い復興を願ってます。

2018/05/15MSB51MLTの予告

H.teshima

昨日紹介のRB51MLSには続きがあります。それは亜種としてマークスパイダーMSB51MLTを企画したことです。
*本日の写真はEnjoyFIshing様にテストブランクを託しており、釣果報告いただいたものです。(2018.03.26ニュースも参照ください。) マークスパイダーとは「渓魚を狙う蜘蛛」を意味し、アンバサダーから吐き出される一直線のラインに蜘蛛の糸を連想したカスケットのベイトフィネス専用ブランクの総称です。レボリューションRB51MLS設計完了の後、このブランクの真骨頂である1ピースに近い1&ハーフのブランクならばアンバサダーをメインリールとしたフリップキャストに理想的なテーパーを探れるのではないかと試行錯誤を始めました。 つまり、渓流ルアーの標準的な重さ(3〜4g)をティップのしなりだけで精度良く、簡単に投げることができるブランクを目指します。ライトクラスのティップを持つアルセドクライマーのACB52LS-4がこのキャストをとてもしやすいことはEnjoyFIshingさんから伝わってきました。彼はとてもキャスト技術があるので、このライトクラスのスローテーパーロッドを意のままに操っているようでした。このブランクは非常にフィリップキャストがしやすいのですが、一つ問題があるように感じていました。それは巻き取りの遅いベイトリール独特のフッキングパワー不足です。ここはレボリューションのようなエキストラファーストなロッドが得意とするところで、新たなMSB51MLTにはこの両者の良い所取りを目指してみることにします。 投げやすさに執着した可変部分は神経質なまでに長さを調整し、つなぎ部分に少しだけ目印の細工を施す。この目印とはキャストする時、「ここから押し出すとちょうどフィリップキャストの加減の調整ができますよ」というロッドからの信号目印です。この感覚は投げていただければどなたにも感じていただけるはずです。(上手になったと錯覚するかも)そうして、そこからバットに続く部分からこそ、レボリューションを彷彿させるフッキングパワーがめりめりと見え始めてくるのです。 以下、EnjoyFIshing様からいただいたコメントです。 前寄りについたテーパーはてしまさんのおっしゃる通り、とにかくフッキングがカチンと出来ていいです。またやりとりにおいても1&halfならではでしょうか、綺麗にベンドするブランクスは安心感もありまたハリがあるので負荷が掛かると可変してグイグイと粘るのは不思議です。パワフルなバルキーな渓流レインボーもアップでもフッキングもあっち行ったりこっち来たりのドダバタファイトもマークスパイダーはしっかり仕事をしてくれました。(つづく)

2018/03/26斉藤様投稿マークスパイダー(2)

カスケット ユーザー投稿

2018’NEW REPORT “MARKSPIDER MSB51MLT(1&HALF)” CASKET AMBASSADOR ENJOY FISHING CHANNNL この河津桜のもとには日本一の山葵の出荷を支える天城の山塊を水源とする清流が流れています。 この山葵を鮫皮でおろして頂くお刺身は最高であります。 預かりましたマークスパイダーMSB51LT 1&Halfのポテンシャルをまず持ち込んだのは、よりテクニカルで極めてピンポイントな精度を要する源流部を選びました。1400mの山塊から大海の河口まで20kmで落ちる流れは山岳渓流そのもの。狙いは木々の張り出す下に流れる小さな落ち込み脇のポケットウォーターや石の中のエゴにアプローチ。サイド、バックは当然のことフリップキャストなども多用するまさにキャスティングオリエンテッドなフィールド。 きちんとプレゼンテーション出来れば無邪気な天魚がご気味良い魚信で答えてくれます。ここに今回のこのマークスパイダーMSB51LT-1&Halfに秘められた真骨頂があります。 それは新たなテーパー設計によりキャスト時のエネルギー入力の強弱に関わらず一定の精度が出せるようになっていることです。この天魚はかつて各地のフィールドへ在来種としても提供された貴重な原種です。特徴的なパーマークと控え目な朱点など、太古よりこの天城の山塊の流れの中で命を紡いできたまさに自然の宝石です。 実は今回マークスパイダーMSB51LT 1&Halfとコーディネートしましたスタッグのボロンハンドルやランディングネットはこの原種の天魚と河津桜をモチーフに彩りたかった題材です。この山塊は鹿たちの住処でもあり、私たち釣り人が通り過ぎるのを日々何処かで見ていることでしょう。 スタッグはそんな山に棲まう生き物たちへの敬意のオマージュでもあります。 また今回結びましたのは先月久しぶりに再リリースされたばかりのトラッドミノー50S。 相性はもう抜群!そのキャストフィールは超絶快適でした。カラーは山毛欅の杜の流れに特徴的な黒っぽい底石を考慮して新色プラッキンゴールドヤマメ。使い勝手はもちろんのこと視認性もよくお気に入りです。 またこのロッドのもうひとつの特徴でもありますフッキング性能についてですが、次の日に流れを降り銀毛の本流天魚を相手に開けたやや広い流れで遠投をしながら体験してまいりました。 カスケットさんが提案する渓流ベイト。トラディショナルでいてそしてモダン。なにより流れの中のこの佇まい。河原というキャンパスに日本ならではの季節と景色を渓魚と共に彩れることの幸せ。カスケットさんには本当に感謝しています。 そして新たなマークスパイダーMSB51LT 1&Half、いまはただ正式リリースが待ち遠しいですよ。 Enjoy Fishing Channel様、熱いご投稿ありがとうございます。 見応えのある魚のカットは後ほど改めて公開するとして、まずは試作ブランクでのキャストを動画でご覧ください。惚れ惚れするようなキャストの連続、もう僕の語る出番なし!?(汗)ここまで氏に惚れ込んで紹介いただいた試作1&Halfロッド、定番であれ、限定であれ、もう販売しないわけには参りません。こちらも今期に間に合うよう進めて参ります。