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2024/01/03てしまのフライ戦記

H.teshima

本年もどうぞよろしくお願いします。明日からスタッフも出社して通常営業再開です。 さて、ルアー&フライ。どちらも僕の大好きなトラウトを釣るための技術です。同じ魚種を相手にしながら狙い方、アプローチも違えば、反応する魚も異なります。
「ルアーにフライ的要素を、フライにルアーの解釈を入れることはできないか?」
僕は僕だけの視点観点から、そんな考えを少しづつ形にしていきます。これからの釣り人生がますます楽しみになってきましたよ。 以前も紹介した垣内雄高さんに連れられた岐阜の山奥の模様です。僕はルアーも持ち込みましたが、実はフライを教えていただくことをメインで出掛けたのでした。 FFI・CI(キャスティングインストラクター)でもある垣内さんにキャストはもちろん、ドライフライで釣るイワナの極意を教えていただきました。まだまだ足元にも及びませんが、僕の理解はぐっと進みました。詳しい釣り方、タックルはまたこれから2024年の釣りでもまとめていきます。 垣内雄高氏
とにかく釣りが上手な方で、なんと!この後、垣内さんはガイド業を始められることになりました。体力も技術も元気もある方なので、これからフライを始めたい方にもお勧めします。
【ポップレンジ・ガイドサービス】
http://www.travelspecialist.jp/poprange/

2023/10/09スタッフ・コーヘイ2023年最後の渓流釣り

スタッフ コーヘイ

9月末、2023年最後の渓流釣りは「釣った魚を渓流で食べる!」という、ある意味釣りの原点的な楽しみ方をしました。釣行は僕と兄とスタッフ・ジュンの3人組。 この日僕の目標は「McGinty|マクジンティ」と言うハチのフライで魚を釣ること。なぜなら今年通った川に掛かる橋脚に大きなスズメバチの巣があり「落ちた蜂を食べているはず!」との予想をしていた為で、このマクジンティに一際大きな期待を寄せていたのでありました。実はこのフライ、以前ブログでご紹介したゲーリーラフォンテーン著書「ザ・ドライフライ」に登場するもの。ホワイトティップ・ブルーマラードのクイルウイングが怪しく光ってとっても効きそう。 さらに調べてみれば、かの文豪ヘミングウェイの作品内に登場し、ご本人が最も愛用したフライであるとか、雷雨の後にのみ抜群に効くとか、万一魚が鉤先に触れても蜂だから刺される事に違和感を覚えず何度もアタックしてくるとか、調べるほどに興味深いのです。 今回はポイントによって、浮かせたり沈ませた自由に使う前提。飛行、流下姿勢が安定する目論みでフックは太軸のTMC9300、サイズはスズメバチをイメージして大きめの#10に巻きました。 朝の間降っていた雨も止み、そっと流れに投じてみると、最初は浮いていたボディが徐々に水を含んで沈み始めます。そのままウェットフライとして流れをユラユラ横切らせると、ピピピッとリーダーの流れに変化が!咥えたのは20cmちょっとの小さな虹鱒でしたが、それはそれは見事な跳躍を2回見せた素晴らしいファイターでした。 よく見るとお腹に何か入っていてポコポコ膨らんでいる。こりゃ食いしん坊だ(笑)!今回は釣った魚を食べる予定なので、早速さばいて胃の中を見てみるとびっくり。 本当にスズメバチが入ってた!これはもう、してやったりだと一人ガッツポーズして狂喜乱舞(笑)!自分の予想が的中し、思い通りに釣れたこの喜びは大物を手にした時に負けないほどの大きな感動がありました。さらに次から次にカマキリ、バッタ、イモムシ、小魚と出てくる出てくるっ(笑)!小さな大食漢、まさに天晴れな一尾でした。 そして、インジケーターを食ってフライが外掛かりして釣れてしまった一尾・・・。毎回思うのですが、インジケーターへアタックしてくる時って、どうしてこんなにも激しいのだろう・・・。こ、これがデビーのパターンかっ!(納得!) 最後はみんなで釣った魚を焚き火で焼いて頂きました。被っていたハットに枯れ葉を集めて落ち葉焚き。魚も串ではなく、木の枝に刺して、その場にあるものだけで仕立てたのが今回のコダワリ所です。 兄の、ウマっ!え?なにコレ・・・ウンッマ!!!の図。ホックホク、さらに滴るほど脂が乗っていて最高にジューシー!今年最後の釣行は、思惑通りに釣って食べて、ちょっとだけ自然と繋がれたような、実りのある一日になりました。

本日の道具

10月06日お昼12:00よりラージチェストパックの新色「サファリ」と、新作を含めた偏光サングラスの予約会を開催します。 クラシックで大容量なラージチェストパックなら、釣具だけでなくミニチェアやコーヒーセットを詰め込んで、河原でゆったりライズ待ち。な〜んてとっても粋で最高に贅沢な事もできちゃいます。 仲間と釣り竿片手に語らいながら過ごすも良し、一人静かに読書しながらコーヒー片手にハッチ(虫の羽化)を待つも良し。 いずれも格別な時間を、クラシックムード満天で楽しみたいのがラージチェストパック「サファリ」の気分。 この日僕が掛けているのが新作サングラス「サムジャクソン」。クラシックなボストン型でありながら、フレーム上外側にわずかな角(カド)を持たせることで、シャープで現代的な雰囲気も合わせ持ちます。 そしてこの飴色に透けるビンテージクリアがキーカラー。一見難しそうなクリア系が、なんの違和感もなく顔に馴染でくれるので、初めて掛けた時にとても驚きました。お洒落にチョット差がつくビンテージクリアの絶妙な古典感。受付開始は10月06日お昼12時からです。ご期待ください。

2023/09/08SCOTT|スコット Fシリーズ

スタッフ コーヘイ

スコットの伝統が息づくグラスファイバーロッド「Fシリーズ」。現在、622/4(6フィート2インチ2番4ピース)、723/5(7フィート2インチ3番5ピース)、724/4(7フィート2インチ4番4ピース)が再入荷しています。 ドライフライからライトニンフィングまで難なくこなし、20〜25cmくらいまでのレギュラーサイズな渓流魚たちの引きも思う存分楽しめるロッドです。竿先からリーダーしか出ていないような至近距離キャストだって大得意。日本渓流にベストマッチなシリーズです。

本日の道具

2023/07/25夏こそダウンフォースハット。

スタッフ コーヘイ

ストレスフリーな被り心地とビンテージのような品のあるスタイリングを両立する「ダウンフォースハット」。今回は灼熱の夏に向けて、熱を溜め込まず汗染みも目立たない大人な象牙色「アイボリーホワイト」を企画。個人的にはアイボリーをキーカラーにホワイト、ベージュなどのライトカラーでまとめ、文豪ヘミングウェイのようなカラースタイルを楽しみたい一枚。 前回販売したキャメルベージュカラーは、僕もことあるごとに被っていますが、本当に快適。何せ被ってないかのように軽く柔らかいのに、小技を効かせたブリム構造によって形はバッチリ決まっちゃう。(通常、形が良いハットは芯がしっかりしていて硬いので被ってて疲れるから困りもの・・・) 採用しているオックスフォード生地は、厚みがあるのに糸と糸の間に隙間があるので通気性抜群。夏に被れるクラシックスタイルなハットって、有りそうで中々無いものですから、これは重宝します。 爽やかで品のある象牙色も、実に絶妙な色合い。色自体に派手さが無い分、経験を重ね深みが出た男ほど似合ってくる一枚だと思います。

本日の道具