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先週末はミステリーランチ・ピントラーを背負って、とびきり可憐な山女魚が住む山中へ出かけてきました。あれだけ暖かい日が続いていたのに、この日は久々の寒気で吹雪く始末。トホホ(苦笑)
さすがに魚達の反応は芳しくありませんでしたが、最後の最後、この日の為に巻いたフライをパックリ食べてくれた山女魚が一尾。小さくとも美しく、僕にとっては価値ある山女魚でした。ロッドはスコットのグラスパックロッド、FS723/5(7ft2inch3番)。小さな魚の繊細な躍動もしっかり手元に伝えてくれるお気に入りです。
一緒に行った兄の荷物も入れて、あえてかなりの重量にして背負ってみたミステリーランチ・ピントラー。
荷重が一度骨盤に乗り、さらに背中全体へと分散されている為か、確かに重さを感じにくい。(ストラップが肩に食い込む感じもないのです。)
これなら日帰りでも連泊でも、釣り旅の最高の相棒になってくれるはずです。
T-settingとは要するにリアフックだけのループノットフックシステムのことです。この仕様の初出はいつだったか忘れましたが、過去・てしまニュースを遡っていただければ7〜8年?10年?前からは出てくると思います。
今回、ループノットフック再販で、これだけのオーダーが来ている背景には、おそらく良い思いをしていた方が多かったからでしょう。
今回の復活の再製作に伴って、僕も予備フックを現場に持っていくシステムを新たに足しました。
フロントはステンレス平打ちリング#2にカルティバのP-14ソリッドリングの3.5を使用。これは一個で約0.15gもあり、トリプルフックで言うと#8〜10相当の重量で、沈ませやすくアクションをスポイルさせません。特に僕のサーチルアーであるハッスルトラッドの502では多用します。
リアフックはステンレス平打ちリング#1にあらかじめマルカンリングをループ付属させたループノットフック#12-14です。何度も言いますが、これは一度使ったら交換するくらいのメンテをすれば万一の40cmヤマメもキャッチできます。もちろんイナしテクニックにランディングまでの動作、冷静、全てが揃わないと難しいとは付け加えておきます。(このサイズを主として狙う方、またはランディングを強引に行きたい方はプラッギンアシストフックをご使用ください。)
状況に併せたトランスフォームが可能という驚くべき特徴を備えたミステリーランチ・ハンティングラインのバックパック「ピントラー」。
昨日に引き続き、そのカスタマイズ性をご紹介します。
目的地に着いて雨が降っていたり、ディープウェーディングの可能性がある場合などは、防水バックパックに変化させることも可能です。
仕組みは簡単で、フレームからパック本体を取り外し、代わりに”生地とストラップだけ”のアイテム「バックストラップ」を装着。
間に挟んだ防水ロールトップパックをメインパックとして使用すれば、「完全防水」&「軽量」モードに早変わりなのです。(防水ロールトップは25Lと40Lがありますので組み合わせはお好みで!画像は40Lを装着。)
外から簡単にアクセスできるポケットが必要であれば、昨日もご紹介した「デイ・パックリッド」を追加すれば外部ポケットの出来上がり。
カメラや食料など濡らしたくないものはロールトップ内へ、多少濡れても大丈夫な小物などは外部ポケットへ入れておけば使い勝手も抜群です。
(※この組み合わせにする場合は別売りストラップ:Quick Attach Accessory Strapsが必要になります)
これまで僕は遠征時に、荷物運搬用の大型バッグと、釣りの時に使うバックパックの2つ持って行かなければなりませんでしたが、そんな悩みとはもうオサラバ!!この通り、創意工夫でどんな状況にも対応可能な運搬システムを構築する事ができるのが、このピントラー。まさに究極のバックパックと言えると思います。