2026/10/31秋太郎を追え(5)ついに・・・・
僕が釣れないので西郷どん、じゃなかった真央船長がこんな顔で僕を見る。怖いなあ、笑。前日がダメでも翌日は好転することがある。何度もそうなってきた、諦めの悪い僕はそう思っていました。
デカい!午後、待望の跳ねを発見。真央くんがエンジン全開、到着時、跳ねはすでに収まっていました。「きっとまだ下にいます!」真央くんの声に全員がフルキャスト。できるだけ船の遠くでないとヒットしないらしい。5ジャーク入れたところで秋太郎の背鰭が浮上。ガツガツンとビルでプラグを叩いてきたので待つ、動かす、待つ。ビルが消えた?!思ったらゴンゴンと大きな首振りが始まる。次の瞬間には離れた場所で怒りのテールウオークが始まりました。(ノマドガイド・りょうくん撮影)
もうとにかく、外れてくれるなと祈るばかり。そして格闘の末、ついに秋太郎があがりました。推定、2m40cm、40kg近い秋太郎でした。久しぶりに「初めて」に挑戦する釣り。とにかく感動しました。
リリースのため下口を開けさせてバケツで何度も水を入れながら、束の間、秋太郎を抱いて幸せを噛み締めます。びしょ濡れがこんなに嬉しいとは!
撮影を手早く済ませたら、船を微速で走らせながら5分くらい蘇生遊泳。こんなにリリースの喜ばしい時間が長いのも初めてだ。身体を縦にすると尾鰭が動き始めました。
秋太郎の眼に力が戻ったところで、ヤスリのようなビルから手を離しました。(一部始終をりょう君が撮影。またいつか動画編でまとめます。)そしてその後・・・・
ひと段落した午後4時頃。ふたたび、テスト中のイプシロン40に大きなバイトがありました。先ほどよりも遥かにでかく、浮かないと思うほどの重量を感じました。そこから1時間30分、ラインが出て入ってを繰り返す。(老人と海の世界?!)5:30、夕暮れが近づき、帰りの新幹線や同船者の飛行機の時間が迫ってきました。待ったなしの勝負を掛けようと一気にロッドを起こしてリーダーまで4〜5回は寄せました。
しかしBLC84/20のリフト力ではこの秋太郎は動じることなく船の真下を悠々と泳ぎ、最後はスプールを手で止め無理矢理に顔を上げさせようとしたら、グワングワンと大きく首を振り、ビルにラインが当たってぶつりと切れました。
ラインはヨレ切ってリーダーは白くザラザラ。悔しい最後でしたが、気持ちは晴れやかでもありました。それは次回も挑戦したい気持ちが芽生えたからです。癌とともに生きる僕にとって挑戦は存在意義であります。そんな目標を与えて逃げていった秋太郎に感謝したい。
協力:【アルバ丸】|【アルバロッジ】|【ノマドガイド】
今回のチャンスをくれたアルバ丸の真央くん、ノマドガイドのりょうくん、そして試作プラグを送ってくれた【カーペンターの小西さん】にも感謝します。
きっと来年も秋太郎に挑戦しよう。いや、その前にまた鹿児島へ行こうと思う。
「秋太郎を追え」(終わり)








最終日、朝焼けの中出船。肌寒い朝はシムスの
偶然にレフティカワサキさんとアルバ丸で再会。ご縁がありますね。カワサキさんが親善大使を務める
そんな朝マズメに待望のヒット。フッキングが成功し、何度かのジャンプにも耐えた・・・・。でもご覧の通り。。。。PE4号、200mが全部出されて、バチーンと切れた。真央くんがエンジンかけて追いかけようとしたが間に合わず、やはり3号でも4号でも300mは巻いておかないと追いかけるまで余裕がありません。今度は300m以上巻いてこなきゃ。。(涙)ともかく昨日より大きなサイズが入っている。。。
とりあえずこの場に立てたことに感謝だね。りょうくん、駆けつけてくれてありがとう。
いつも通り陸に上がって昼食を調達。昨日はフックアウト2発に今日はラインブレイクと秋太郎・初挑戦は苦戦ながら遭遇はしている。それでいいじゃないか・・・。そんなこと考えながら午後からも秋太郎の跳ねを探しはじめました。(つづく)
それにしてもハンドランディングとは驚いた。リリースも考えてのことらしい。ビルは初めて触ったけどザラザラでやすり棒のようでした。
船長の真央くんが視力2.0で探す。一匹目のあと、数回の跳ねを見つけてチャンスがありながらキャッチには至らない。そう簡単ではないのだ。
ここで午前中が終了。
いちき串木野の
今回、僕のために
アルバロッジでシャワーを浴びて車で5分のJR串木野駅前の「りゅう」で夕食。鹿児島では普通に居酒屋、回転寿司でも秋太郎の刺身がメニューに載っている。マグロよりあっさりで少し筋のある身が、甘めの醤油で美味かった〜。
戻ってから、アルバロッジに備え付けのロックグラス(焼酎)で飲み直し。癌になっても焼酎は旨いね。(少しだけです)さて明日の最終日に備えて早めに寝ます。疲れた・・・ぐ〜!(つづく)