2022/03/08okapiii様ご投稿
お名前:okapiii様ロッド:マークスパイダー49LMT
リール:アンバサダー1500c
ルアー:スピアヘッドリュウキ50s
ランディングネット:コンクルージョンst26
ライン:トラウトプラッギン5lb
コメント:カスケットの皆様、いつもお世話になっております。9月末までシーズンが続く九州とは違い、中国地方はほとんどが8月末で禁漁となります。8月になって梅雨に逆戻り、災害級の大雨に各地が見舞われ、釣りどころではなくなった場所もありました。幸いホームリバーは大きな氾濫等もなかったようで、過ぎゆく夏を惜しみながら最後のトラウト釣行へ行ってきました。
源流近くで残暑をかわし、夕暮れ時の本流筋に立った時、今シーズンラストを飾る出会いがありました。アップクロスからダウンでターンさせてピックアップまであとわずかの時、体高のあるヤマメがひったくっていきました!パーマークは薄くなっていましたが、コンデションのいい、忘れられない魚です。当日釣果がなければ、車中泊で2日目に突入する予定でしたが、全てが満たされた気持ちでその日に帰宅し、2日目はシーズンラストのタックルメンテナンスに時間を使いました。
okapiii様、ご投稿ありがとうございました。最近の8月はとても暑くて、トラウト達の反応もイマイチなことも多いですよね。こちら九州も9月まで暑くて、以前のように秋色のヤマメに出会える確率が年々薄れているように思います。しかし我々よりも辛いのはエアコンも冷蔵庫もないトラウト達かもしれません。(汗)そう思うと自分のルアーに出て来てくれたトラウト達が心底可愛く思えてくるわけです。







「古アブ、アンバサダーで小型の渓流ミノーを飛ばす。」という命題は先に紹介の2段階でほぼ完結します。ここからは自己満足の世界です。最新のリールが200g弱ある現代でアベイルパーツをこれでもかと組み込むと2500Cは176gに。(*未発売のBBプレートも交換済み)僕は外見はオリジナルに近く、中身が最新、そして持った瞬間、驚かせる高性能を目指してみました。
(11)オフセットフレーム
(12)スタードラグ交換
(13)メインギアブッシング交換
(15)ハンンドル交換
自分で行うチューニングにしても、依頼するにしてもここまでやったほうが面白いですよの第二レベルをご紹介。ここまですると格段に違います。お金も掛かりますが楽しみと満足度は期待以上です。渓流で「やっぱり飛ばないな・・・」と思う方はいっそここまでやってみてください。
【お勧めレベル2】*せっかくチューニングに出すならば、これは追加で依頼した方が良い。
(5)マグネットブレーキ
(6)ハイギア化
(7)ピニオンブッシング
(8)ウオームシャフト
(9)コグホイールギア(10255)
カスケットでチューニングされた1500C、2500Cはメカニカルブレーキの0(ゼロ)点をスプールが右にも左にも動かない位置の目印としてダイヤル位置を合わせて出荷しています。この位置は非常に重要です。
この位置はフレームに対してスプールが中央に来るように銅板やスプールスプリングの微調整をしています。そうしていざ渓流ミノー(2〜8g*目安)を投げる時はこの位置で投げてください。ですからメカニカルブレーキが不意に動きにくいよう、内部パッキンも必要なら替えて、簡単には動かないようにしています。(オイル塗布して回りやすくしないでください。)
この位置ではスピニングのように負荷があまり掛からなくてもラインがスルスルと出て行くはずです。ロッドを振ったらラインが出るとかの調整ではありません。飛びの調整や投げ方の強さ、癖をマグネットや遠心力ブレーキでコントロールしてください。マグネットも遠心も回転力がつけばつくほど負荷がかかってスプールの回転を制御します。投げ方によって好みが分かれますが、僕はマグネットのしっかりブレーキが利く感じが気に入っています。