渓流釣りの命とも言える足元において、ソックスって実は影の力持ち。一日の快適さを担う重要なギアだと思っています。以前にも記載しましたが、僕は冬はもちろん夏でもウールソックスしか履きません。体感的に、足に汗を掻いても濡れている感じがせず単純に快適だからです。
ウール繊維自体は綿と同じく汗を吸い込むのですが、表面は撥水する構造なんだそう!つまり汗をたくさん吸っても繊維内に閉じ込めて、肌に当たっている表面は常にドライ。これが季節を問わず快適な秘密なのでした!また、汗が肌に触れた状態から一気に蒸発するわけではないため、気化熱による冷却も緩やか。そのため体の熱が急激に奪われる事が無いんだそうです。
そして大事なのは5本指であること!一番ムレる足指の間の汗も吸ってくれてニオわない!!アーンド、クッション性も向上。
そんなウール唯一の弱点は摩耗に弱いこと。でも化繊を入れると臭いが・・・。ところがカスケットではそんな悩ましいトレードオフを新素材ニッケアクシオによって解決!この糸、ウール繊維束の中に化繊を仕込むことで、ウールの特性を損なうことなく化繊の強度を加えたスグレモノなのです!
ウェーディングなら長丈を、ウェットウェーディングには短丈を!鱒釣り靴下はカスケットのウール5本指で決まりです。