2026/02/07真贋証明書と「石田裕一郎」
今月のブランクが出来上がりました。ご連絡、発送準備に取り掛かっています。今回の出荷からブランクに真贋証明書を添付することにしました。発行する理由はいくつかありますが、まずは似せた贋作対策の真贋証明書(LotNumber管理)として。もう一つは長年ロッド製作に携わる職人「石田裕一郎(イシピー)」を称えるためです。
彼は私と同じ歳の54歳。お互い老眼も始まり、これまでとこれからの自分の人生を俯瞰する時期にもなりました。彼には25余年もカスケットのロッド作りに携わってもらっています。これまでブランク、ベゼルグリップ、ボロンハンドルのデザイナー、プロデューサーとして私の名前は明記していましたが、長年、製作を支える「石田裕一郎」の存在をこの機会に記録しておきたいのです。
今後のブランク、ベゼルグリップ、ボロンハンドルには銘木担当の「ヤマギシトモヒロ」も連盟の真贋証明書を納品時に付属、発行いたします。これがないと今後の保証、修理ができないというものではありません。私たち職人達の誇りの証明、自己満でもあります。







このあと12:30よりボロンハンドル予約受注会を開始します。今回多くのお客様に手にして頂くためスピン、トリガーを合わせてお一人様2本までの購入本数制限がございますのでご注意ください。(また今回ソルト仕様での製作には対応しておりません)
【樹種について】*今回製作する樹種を左から。全てエンドリング仕様。
金彩とは、陶器や着物の表面に金箔、金泥、金粉を用いて装飾を施す伝統技法ですが、今回それを銘木に転用しました。赤紫のパープルハートや花梨杢の紅に雅鮮やかに映えます。
墨入れはこれまでも行っていた手法で、樹肌、彫りの深さ具合に左右されず木にしっかりと印字されます。細かい部分にまで鮮明に墨が行き渡る刻印の加工技術は並大抵のものではありません。ぜひじっくりご覧ください。
銘木といえば瘤材至上主義と思われがちですが、我々は派手さはないが色(気)のある樹種にも価値を見出します。以前、このブログの場で「入手しやすい樹種も企画します。」と書いていたのを覚えていますか。遅くなりましたがようやくカタチにしました。
こちらの画像はレッドフォードやクレイグモアのブランクの実釣にも協力を得た