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2024NEWモデルのフライウェイトバックパック。背面外側にシールドのようなパネルが付いていますが、実は中〜大型のランディングネット用のスリーブになっています。 裏面にはメッシュポケットが付いており、レインウェアやシューズなどを入れられるようになっています。また、不要な時は画像のように上側を外してパック底面の収納スペースに格納できる構造。見た目だけではなく、実用性も兼ねた画期的なデザインです。 金属のような質感の生地は150DロビックナイロンとHDPE糸。ロビックとは高強度ナイロンの進化系で、通常のナイロンに比べ最大2.5倍の引き裂き強度と耐摩耗性をもつ先進素材。HDPE糸とは超高分子ポリエチレン(ダイニーマ)、PEラインの素材のことです。難しい話は置いといて、最新の高強度ナイロンにPE糸を織り込んでるんですから、つまり軽いのに強いということ!素晴らしいです。 そしてバックパックと抜群の相性を持つ、シムス製ランディングネット。カーボンと樹脂のハイブリッド素材を使用したフレーム&グリップ素材は軽く、粘りがあり高強度。 クリアのラバーネットは水中で見えにくく、ランディング時に魚を驚かせない(暴れさせにくい)なんて話もあり、面白いです。何ともアメリカンな雰囲気ですが、日本でも大きめの魚が出る場所などでとても頼りになるランディングネットだと思います。個人的にはデザインも好き、あえてクラシック感を振り払った先進的なデザインにも好感が持てます。

本日の道具

今年はブーツを新調しようと考えていた私スタッフ・コーヘイ。いろいろ迷いに迷ったあげく、やはり新作の「G3ガイドブーツ」に決めました。ソールは新たなテクノロジー「トラクションラグ」を搭載したビブラムを選択。普段スニーカーで26.5〜27cmを履く、足幅広めの僕は「サイズ10」です。 今回、どうしても靴紐を黒にしたくて画像の通り「シムス REPLACEMENT LACES」のブラックカラーに付け替えました。表情が引き締まって、個人的にはコレが好み! ちなみに新たなG3ガイドブーツでは、最初からオレンジとグレーの靴紐が付属してますから、ウェアなどによって着せ替えを楽しみたいと思います。

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2024/01/13今日のジュン

スタッフ コーヘイ

バブアーを着るとき、がっちり英国トラディショナルに固めた着こなしもいいけれど、個人的にはこれくらい自由なコーディネートの方が「この人小慣れてるな」と思ってしまいます。 雰囲気重視のアウター「ビデイルジャケット」の中に、最新素材、高機能バリバリの「シムス」&「パタゴニア」。こんなトリッキー組み合わせも、めちゃめちゃアリだと思います。 普段からバブアーのヘビーユーザーであるスタッフ・ジュン。フランスや英国のクラシックで上品な雰囲気が好きだけど、実は毎号ギターマガジンを熱読し、ギターやベースをかき鳴らす音楽好き。スタイルに縛られずしっかり実用的に着ちゃうよ的なところに、彼のロックマインドを感じます。 本日着用している「SIMMS GUIDE FLANNEL」は廃盤につき現在セール価格。カラー名にある「カッティレッド」とはアメリカのネイティブトラウト「カットスロート(喉切り鱒)」の喉元の赤色という意味。ネーミングが洒落とんしゃ〜。

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昨日のブログに引き続き、新しいG4Zウェーダーのインプレッションです。 そして着用感に関わるサスペンダー(左が2024新モデル)。従来までの折り返して長さを調節する構造から、ストラップの余りをウェーダー内に格納する仕様へ変更し樹脂パーツを排除。さらに背面パネルも構造を見直し、剛性感は向上しつつ、かなり薄い仕上がりになっています。アウターを羽織った時、バックパックを背負う時など、この薄さが着用感に違いを生んでくれるのは想像に難しくありません。 サスペンダー調整は根本のロック機構付き樹脂バックルで行います。これまでよりも素早く、そして簡単に調節可能。余ったベルトは収納用の隙間にイン!スムースでフラット。素晴らしい進化です。 背面パネルは樹脂製のDリングがなくなり、2本のバンドでランディングネットを支えるシステム。ここでもフラットさが重視されており着用感への圧倒的な拘りが見えます。基本的には柄が長いマクリーンの様なランディングネットが適合しますが、下段にリングを付ければこれまで通りリリーサーとネットを下げることは出来そうです。 付属ベルトはネオプレン製で伸縮性があり、水を吸わずに超軽量。ベルクロで長さを調節するシステムへ変更され、こちらもより薄く、瞬時にサイズ調整できるように改良されました。前モデルには無かったフロントベルトループも搭載。尖ったデザインが見た目のアクセントにもなっています。 ネオプレンソックスは、前モデルと同じく足の甲側にクッションが付き、締め付けを抑制。血流を守ることで足先が冷えにくい構造です。前モデルとの違いはグラベルガードのフック金具(ブーツにかける物)が無くなった点。これはグラベルガードのブーツへのフィット感が向上したためで、確かに無くても捲れにくいと感じます。G3ガイドを含め、新しいモデルに共通する流れになっています。

【総評】
前モデルもこれ以上改善があるのか!?というほどの完成度でしたが、G4Zの名に恥じない、着実な進化と圧倒的な仕上がりを見せる2024モデル。各部一切の妥協が無い造りに加え、重ね着やバッグを背負った先の事にまで配慮した改善に、もはや欠点は見つかりません。着用感としては、前モデル同様スリム目なシルエットながら、身幅はわずかに広くなってより着やすくなったと感じます。また、SKサイズ(旧JL相当)においては、ソックスサイズが改定され大きくなりました。(シューズサイズ27.5cmくらいまで)

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全てのウェーダーの頂点に立つと言っても過言ではないSIMMS社の最高峰「G4Z」。独走状態で業界のトップを走り続けるこのウェーダーは、さらなる高性能を求めて今年モデルチェンジを果たしました。本日、明日と2回に分けてこのG4Zの進化をどこよりも早く解説したいと思います!! まずは、このモデル最大の特徴とも言えるフロントの完全防水ジッパー。驚くほど脱ぎ着がラクで、内部にこもった熱気も瞬時に解放。かねてよりSIMMSの最上位モデルに搭載されてきた頂点の証でもあります。 個人的に最も大きなアップデートはゴアテックス4レイヤー(分厚い部分)の拡大です。これまで4レイヤー部分はフトモモから下でしたが、本モデルで股上+お尻まで覆うようになりました。つまり一番負荷が掛かる部分の強度が大きく向上。ハードユーザーや、遠征釣行を繰り返すアングラーから最も信頼できると名高いモデルだけに、耐久性は最重要課題。このアップデートは大きいです。 実は過去のモデルでこの構造はあったのですが、生地の問題もあり随分ゴワゴワでした。しかし当時を上回るほどの強度を持たせながら薄く軽量にすることが出来るようになった今、ついにこの構造が復活。首を長くして待ってました! 次に内ポケット。見た目には分かりにくいですが、実はジッパーに完全防水の「TRUジッパー」を採用。つまり、万一転倒してウェーダー内に水が侵入しても、このポケット内が濡れることはありません。極めて実用的ですが、非常にコストの掛かった贅沢なディテール。普通考えついても実現しなさそうですが、このモデルに妥協は一切無いのです。  明日へつづく

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