2025/04/09博多、春マサに集う。クルーズ動画編
今年も春のヒラマサ狙いで全国から赤間船長のクルーズに遠征者が集っています。動画編です。
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水辺に立ち続ける釣り人にとって、身体や道具を守るための「防水」は永遠のテーマとも言えます。絶え間なく進化を続ける防水ギアにおいて当店がセレクトしたアイテムを一堂に集めたページを作成しました。ウェーダーはもちろん防水パックから帽子、ソックスにいたるまで!フィールドで必須の防水アイテム群をご覧ください。
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今年も春のヒラマサ狙いで全国から赤間船長のクルーズに遠征者が集っている。我らがウッドワーズことネイチャーアートのヤマギシトモヒロも親子で来てくれた。今年は真っ先に父がヒラマサをヒットさせました。
北海道からも昨年に続き、遠藤さん、中川さんも来てくれた。彼らとも10年来の長い付き合いになります。ところで遠藤くん、有名な雨風男でありますが、今年は参加者他の晴れ男パワーが勝ったようです。そうして彼もドン!と春のヒラマサをキャッチ。
昨年、大政を上げたヤマギシトモヒロの息子、かなたも無事にヒラマサをキャッチ。今は中学2年生。毎年大きくなる姿に高校生になったら背は抜かれるなと思った。昨年に比べ寒くて良い状況ではなかったけれど、こうして投げ続けてキャッチするあたりはさすがは「reiwanosanpei」君。
大分から宇佐さんも参加。春だけに限らず、いつもクルーズに乗ってくれる常連さんです。今年は遠征メンバーに加わってくれました。カスケットではフライでもルアーでもお世話になっている。ナイスキャッチです!
クルーズのホープ、哲也君。50代のどんな叔父さん達にも馴染める貴重な若者。昨年はラフライドを使いこなして大政を釣りまくり、最新クルーズカラーでとりあえずキャッチ。それからも使うと思いきや、これは自動で釣れてイカンとか言いだして、カーペンター、CB-ONEのウッドルアーをその後は使うという、趣味に近道を選ばない稀有な若者であります。
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気温が微妙だったり、天候が怪しい日。フィールドで車から降りる時、レインジャケットを着ていくかどうかの選択にいつも悩みます。
ガッチリしたウェーディングジャケットは時に荷物となりますが、このベイパージャケットは薄手で軽量&パッカブル。ベストの背面ラゲッジにも収納できるサイズ感になるのに、しっかり防水透湿という非常に優秀な一枚です。
特筆すべきは、そのしなやか極まる生地感とストレッチ性。日本が誇る東レのプライムフレックスという生地を採用し、防水透湿生地でありながら非常に柔らかでビヨーンと伸びる。ナイロン100%なのになぜこんなにストレッチ製があるのか非常に不思議なほど。
そのコンセプトゆえ、ギリギリまで機能を削ぎ落としたミニマルでクリーンな構造。とは言えしっかり止水ジッパーのフロントと胸ポケットを備えており、必要にして十分な機能。
左右にはジッパー開閉式のハンドポケットを備えています。(ハンドウォーマー機能は無し)
フードはハイエンドにも劣らぬ3点調整式。左腕にはSIMMSのロゴがプリントされています。
丈は長すぎず短すぎず、あらゆる用途に使える汎用性の高さも魅力です。ブラックの精悍なカラーリングも相まって、街着としてもモチロン良し!川、海、山、街、全てをこなす軽量かつ万能なレインジャケットです。
やはり特筆すべきは「軽さ」。実重量ももちろんなのですが、その着心地の軽快感はかつてないレベル。上半身は2.5層生地で、ストレッチ性までありますので、とにかく動きやすい!大袈裟に言えばもはやウェーダーを着ている感覚ではありません。
下半身は4層生地ですから、SIMMSらしい安心感もしっかり感じます。また、スライド式のサスペンダーシステムよって瞬時にパンツモードへ切り替える事も可能。ルックス的にもクラシックな雰囲気で着用でき、この機能は本当に素晴らしいです。
そしてこのウェーダー最大の特徴でもあるパッカブル性能。胸ポケットから裏返すと、とてもコンパクト。胸ポケットはウェーダー全体が格納出来るほどですから、かなりの容量を持っています。さらに同素材の収納袋(防水スタッフサック)まで付属しているのも嬉しい特典です。
このパッキングを可能にしているのが特殊な1mm厚ネオプレンソックスですが、この度お客様より「強度大丈夫そう?」とお問い合わせを頂きました。確かにただ薄くしただけなら心配ですが、実は従来の物と造りが異なり、薄いのに不思議と弱そうな感触はありません。ただし当然クッション性は通常より低くなりますので、その点はコンパクトさとのトレードオフです。
もう一点頂いたお問い合わせが「ソックス薄い分ブーツサイズどうなるの?」というご質問。いつものブーツサイズを履いてみたところ、さすがに若干ブーツが大きく感じましたが、ギリギリそのまま履けないレベルでも無いように感じました。シューズサイズをバッチリ合わせて完全なフィッティングで履きたい場合は、同社の「ネオプレンソックス(2.5mm厚)」を重ね履きすると、通常のウェーダーソックス部分とほぼ同じフィッティングになります。
その他に、厚めのウールソックスなどを中に履いて調整するのも良いかもしれません。ただ個人的にはネオプレンソックスを重ねる方が、クッション性の確保、薄いウェーダーソックス部分の保護にもなるので良いのではないかと感じました。
【総評】
群を抜いて軽く、素晴らしく動きやすいウェーダー。ややゆったり目で動きやすさを重視しながら、着用シルエットもキレイです。一枚でチェストハイとパンツタイプを兼ねられるのも非常にお得感があります。多機能性や超耐久性はG3やG4Zに任せて、とにかく軽快に渓流遡行したい人や、旅する釣り人のための一枚です。コンパクトなので車に積んでおけば、「ウェットで行こうと思ったら思いのほか水が冷たかった」なんて日にあなたを救ってくれるかもしれません。個人的には「勝手にコーヘイアワード2025年」の金賞を与えたいアイテムです(笑)。