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2023/11/15試作いろいろ。

H.teshima

これまで、ずっと欲しかった普段使いのカバンができました。(まだ試作です。)この手のアングラーズゲームバッグは数多あり、これまでにいくつも買いましたが、見た目は良くても、満足のいくものはありませんでした。
僕が欲しかった普段使いのカバンとは・・・
(1)コンパクトで薄型であること、中には普段持ち運ぶものプラス1点入る最低限の大きさ。(普段入れるもの:鍵、携帯電話、手帳)ちなみに手帳は高橋のB6サイズを愛用です。 (2)外側にポケットが欲しい。見えるネットポケットは忘れっぽい僕に最適。スマホ、乗車チケットなどを入れて、常に確認できる。 (3)本体を開けなくてもすぐに取り出せる背面にもポケットが欲しかった。ここにはスマホやカードケース、コンサート・航空チケットでも良いと思うのだ。これで(大中小)の三つのポケットができた。 (4)もうひとつのこだわりがベルトの留め方であります。この手のフラップベルトは外すとだらしなく下がってきたり、留めていないと格好のつかないものが多かった。そこで指でワンオープンできて、かつ留めてなくても見た目が悪くないように下部のレザーを最小限にしたのだ。ちょっとしたアイデアだけど随分違うと僕は思う。 スペイジャケットを踏襲した短丈の黒の防水ジャケット(これも試作)と合わせると大きく見えるかもしれませんね。しかし探すとこんなコンパクトな薄型のゲームバッグはなかなかありません。ブレディにもありましたが、ネットポケットも外側ポケットもなくて使いづらかった記憶があります。ちなみにシャツも試作です。 本日は試作あれこれをご紹介しました。新作ブランク、プラグも進めております。これらは限定生産ではありませんが、受付・予約方法はまだ工場との話し合いで未定です。少し心に留めてもらえると嬉しいです。

2023/11/14ファルコンデビー

H.teshima

2023年、無波動、ナチュラルドリフト、水面をコンセプトに企画したのがファルコンの「デビー&ヴァンプ」です。フライフィッシングの経験から着想を得たこのルアーはいくつかの試作を経ながら思惑通りの結果を出すことができました。
トラウトを興奮、発見させるミノートウイッチングは言うならば攻撃的な釣り。泳ぐ速度を適正に調整して、ただ巻きなどで釣る、待ち伏せを狙う釣り。さらにこれの波動に反応しない、あるいは波動で見破ってしまうトラウトに有効なのがデビー&ヴァンプの釣りなのです。これは間違いなく別の魚を連れてきます。 デビーのヒットシーンは10回以上撮れていますので、少しづつヒットシーンを公開していきます。フライをしたことがない方でも勘の良い方はどこに流せば鱒が出るのかが分かると思います。 これまで大雑把に投げて、ミノーで寄せてくる釣りよりもシビアなコース取りが必要です。このコースが瞬時に分かると通常のミノーイングもヒット率が上がります。ぜひ研究したい課題です。

2023/10/19アマーラレザーグローブ

H.teshima

渓流ミノーイング・グローブとして、最高の使い心地を自負する「アマーラレザー・ハーフフィンガーグローブ」

新色2024チャコールの予約を始めます。カラーはあれこれ検討した結果、手甲はやはりグレー(虫対策)、掌部分をブラックに、前作から少しだけ色を変えました。 つまるところ、手はモノトーンで決めた方があらゆる服にも合わせやすいわけで、印象がぐっと引き締まった感じになりそうです。掌部分が違うので、前回グレーと左右を間違って持っていくことは、きっと、たぶん、ないはず・・・。*製作原価が上がっておりますが、予約品は価格上昇を抑え予約価格としています。皆さん、早めに来年の準備よろしくお願いします。 現在の予約品は10月30日で締め切ります。以降は在庫を作れるものとそうでないものがあります。特にサングラスはリピート製作ができない(納期、価格が変更)可能性が高いです。

本日の道具

ランディングネットを作る上で、両面の樹種が違うネットを作ってみよう。そう思ったことがある方は多いでしょう。事実、前ビルダーである土屋さん時代から、それは僕らの中で常にテーマとして掲げてきて、何度も試作をしました。しかしヤマギシトモヒロは納得がいかなかったんです。時が流れて10数年、にわかなブームで銘木の枯渇と希少木の収集競争が本格し、以前のように贅沢な樹種を贅沢に使うことが難しくなった。そしてもう一度、両面が違うネットを再考したのです。 分かりますか、この二つの写真はひとつのランディングネットです。片面である桑杢が内側のフレームにまで回り込み、もう片面である黒柿孔雀杢と段差、隙間なく合体しています。 この技術は「象(かたど)って嵌(は)める」ことから象嵌と呼びます。これまでの試作で組木や寄木と言われる技法で作ってきましたが、どうしても納得のいかなかったヤマギシトモヒロがついに身に付けた卓越した象嵌技術で完成させました。 おとなしい樹種と派手な性格を持つ樹種の二面を楽しめる、新たなコンクルージョンの登場です。ヤマギシとは「ジキルとハイド」なんて呼んでいたことから、そのままコンクルージョン”J&H”としておきます。非常に手間のかかる技術ゆえにたくさん数量は作れませんが、希少な樹種を多くの方に楽しんでもらえる技術になります。今回のSTREAM23から登場です。

2023/09/16エンブレムウッド

H.teshima

先だって受注したコスミックマイカに刻印をしました。イメージ画像だけでしたので、ご注文いただいた方にも見ていただきたくて紹介です。これから組み立てに入ります。これはあえてイメージに近くなるように私の方で墨入れをしました。 これに合わせたカスタムの多色巻き仕様を作ったらさぞ異彩を放つロッドになるだろうな・・・と妄想しますが、今は製作の余裕がありません。(汗)所有する方はいつかの(遠いいつかの)楽しみにしてください。(当分カスタムは出来ません。)