昨日よりマークスパイダーMSB49MLをはじめ渓流用ブランクを受注開始しましたが、初日から予想を超えるオーダーでカスケットブランクのすべての受注を一旦締め切りとさせていただきました。再開、及びカスタム受注の可否についてはこれから検討に入りますので、オーダーの再開時期は当分未定です。受付初日で終了という予想しない事態に、ゆっくり注文しようと思っていた方がいらっしゃいましたら大変申し訳ありません。
本日より新規ブランクのMSB49MLをはじめとしたブランクの受注を開始し、たくさんのご注文をお受けしています。誠にありがとうございます。
ブランク及びボロンハンドルの製作が間に合っていないのはすでに慢性的ですが、今回の受注でさらに拍車がかかっております。再三に渡ってご説明していますがロッド納期を渓流解禁中に調整することはすでにできない状態です。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。また本日以降の新規発注の納期に関しては算出に相当な時間を要します。ご理解を頂きたく存じます。
お・お待たせしました!!マークスパイダーMSB49ML’フリッピンスペシャル’の受付準備が整いました。ご注文お待ちしております。
てしまのブログでお伝えしておりますように2種類のラッピング仕様がございます。ご注文いただいてからのご変更がないようお願い致します。カスタム仕様は10月中に受付開始をする予定です。もうちょっとお待ちください。遠征の続きはというと↓↓↓
フィールドを移動し、岩盤で形成された渓相へ。ここでもエグレの中、水中にあるスリットがポイントとなるのですが、僕はこのシュチュエーションでの釣りは少なく、きちんとルアーが通っているのか不安に思っていると、すかさずsaitoさんから的確なアドバイスとフォローを入れていただき、しっかりとルアーを送り込む。
そして次の瞬間「ドスンッ!!」という衝撃と共に49のブランク全体が曲がる!「でっデカイ!!!!」
魚はグワァン、グワァンと首を振り、渾身の抵抗を見せる。胸は高鳴り、少しきつめに絞めた頼りないドラグがギュゥーギューと幾度も出ていく。しかし、ブランクのポテンシャルはすでに体感ずみ、後は運も味方につけ、慎重になりつつまたとない駆け引きを楽しむ。
最後は、マークスパイダー49・フリッピンスペシャルが隠し持っているバットパワーを引き出して、一気にランディング。
「陸封・蝦夷大岩魚」。ダムによって陸封された環境で、ここまでに育ち、生き抜いてきたこの魚に出会えたことはなによりも嬉しく、saitoさんとまたまたガッチリ握手。旅はつづきます。
上の写真はMSB49MLを今シーズン通してテストしくれたangler saitoさんの釣果のほんの一部です。セレブで気が強くて、大丈夫かいな・・・とヒヤヒヤする言動。彼は個性的過ぎます。僕は彼のことを「トラウト活動家」と呼びましたが、「命を掛けて49のテストをします」と出て行った彼に最初は大袈裟だなあと思っていました。
しかし、ほぼ毎日のようにフィールドに出る活動は誰も真似できるものではありません。(体力的にも精神的にも)その姿勢に僕は、イギリスのラガーマンが当たりどころが悪ければ死んでしまうような練習をすることを「Enjoy」と言ってのけることを思い出しました。彼のタイトルである「Enjoy Fishing Channel」にそこまでの意味があったかなかったかは分かりませんが、僕は彼の「Enjoy」はそういうものだと感じました。
マークスパーダーのWEBページを更新しました。またMSB49MLTの受付とともに、2020年度に向けて受付可能なスピニング、ベイトブランクの受注も開始しました。10月以降の納品に関してはおまけとしてステッカー配布を予定しております。(先にありましたハッスルトラッドは終了です。)
本日夕方の受付を前に、今回のMSB49MLTには2種類のラッピング仕様がございます。左はこれまでのラッピングを踏襲したもので51との違いはレッドのトリムを追加した点です。
中央はangler saitoさんのために仕上げたゴージャスな多色巻き仕様です。今回、同じ配色が欲しいという声にお応えしてラインナップに加えました。注意点はネームの向きが左に寄っている点です。
右はMSB51MLTのオリジナルバージョンです。シックに蜘蛛のお腹を再現したスレッドデザインになっております。
公開時に魚と一緒の画像もアップしますが、並べたイラストの方が分かりやすいと思います。ご注文いただいてからのご変更がないよう、事前にじっくりご覧ください。