2023/07/10ハーディー入荷&ニンフィング釣行
150年以上の歴史を誇る英国の名門HARDY。その独特のクリック音はハーディーサウンドとも呼ばれ、今なお多くの愛好家達を魅了しています。本日同社の名機パーフェクトとブグレが再入荷。特にブグレの中でも最小の「2-13/16″」サイズはベイビーブグレと呼ばれ、日本の小さな渓流にもバッチリな大きさ。一時期廃盤となりましたが、この1939年モデルで見事復活です。
もちろん僕もハーディーリール愛好家の一人。先日、愛用のグラスフライロッド「スコットFシリーズ」にハーディーを付けて山岳の虹鱒釣りをニンフィングで楽しんできました。
ヒグマの毛で巻いたビーズヘッドニンフの上方にインジケーターを付けて流す、お手軽なルースニングスタイル。
ドライフライで反応が無い日たって、魚がすこぶる反応してくれるので、とっても楽しい。
特にニンフィングでは手前の流れを交わしたり、ラインコントロールの面でもロッドは長い方が有利なのは間違い無いですが、山岳の小さい流れなら短めの7フィート2インチでも十分何とかなります。
特に短くて柔らかなグラスロッドなら、小さな魚の躍動も増幅してくれるダイレクト感。ときに30cmクラスなら心臓バックバクなのでした。ライトな仕立てでニンフィング時々ドライなスタイル、とってもお気軽で楽しめます。








朝なのに真っ暗。またしても梅雨末期の大雨がきました。先週、ご注文いただいた商品を本日(月)発送予定でしたが、運送でも影響が出そうです。
分かり次第このページでお知らせします。
しかし、この雨が過ぎたら過酷な暑さがやってくるんだろうな。降りすぎ暑すぎもいけませんが、のぼせ過ぎもいけません。。。たいていよく釣れている時は注意です。グロいので写真小さめです。
この前日にプライヤーを落として、短いスプリットリングプライヤーで外そうとしたのがいけなかった。。。魚のバイトシーンは撮れてないのに、この指へのフッキングシーンは撮れていたという。。。
こんな小さなプライヤーで魚を外すのは危険ですよ。(当たり前かー!)針も一発で折れるようにニッパーを常備!もう二度と使うことがありませんように・・・
先日、お客様から持ち込まれたFSウェーダーは、3〜4cm四方にわたるL字状の大きな生地裂けが2ヶ所。輸入元であるマーヴェリック社へ送付し、お電話にて修理職人の方へ状態説明すると、まず一番に「お客さまにお怪我はなかったのでしょうか。」と一言。反射的に返って来た言葉がウェーダーではなくお客様の安否を気遣うその姿勢にとても感動。凄いと思いました。この血の通った気遣いとアフターサービスこそが日本におけるSIMMSウェーダーの絶対的な信頼を支えているのだと心底感じました。
大きく、そして完全に繊維が破断した状態と、防水シームに差し掛かったその難儀な破損場所ゆえ、僕が「流石に厳しいですか?」と聞くと「やってみます。多分ですが、大丈夫だと思います。」と心強い返答。数週間ののち、画像のように完璧に修繕され、このFSウェーダーは見事に復活し帰って来ました。さらに裏面を見ると、傷は貫通していない部分にも、これからの使用を考慮して大きめに補強してあることが見て取れます。
基本的にアメリカ製ではないウェーダーはSIMMS本社での修理が効かないのですが、日本ならばマーヴェリック社が誇る修理職人さんが正規修理として対応してくれる。これって技術的にも凄い対応だと思います。もちろんケースバイケースで修理できない場合も多々あります。しかし、この高いリペア技術と熱い思いがあればこそ、SIMMSはやはり世界最高のウェーダーだと感じることができるのです。
渓流の女性アングラーも増えつつある昨今ですが、いまだ市場での女性専用ウェア流通はかなり薄い状態。ところが、老若男女が分け隔てなく釣りを楽しむアメリカのSIMMS社はさすが!しっかりウィメンズ製品もラインナップされています。少量ですが当店でもお取り扱いしていますので、奥様や彼女様と釣りを楽しみたい方はぜひご検討ください。
画像は当店スタッフの玲子さんがウィメンズのFSブーツを試着している様子。普段スニーカー24cmで、サイズ7が丁度良いとの事でした。在庫やサイズ感なども可能な限りお調べしますので、お気軽にご相談ください。