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営業カレンダー
偏光サングラス・ゲンズブールはたいへんお待たせしており申し訳ありません。 最新情報では昨日に鯖江の工場を出たとの知らせです。コンベックスレンズタイプは来週初め、タレックスレンズタイプは来週末に到着見込みです。入荷次第、直ちにご連絡差し上げます。 もうしばらくお待ち下さいますようお願いいたします。
長い説明を繰り返してきたアルミボックスUMCO-P9復刻計画ですが、いよいよ発売です。調整しながら出荷のため少量づつの入荷ですので、初回は高マイル保有者を優先に段階的に販売させていただきます。
受付は3月25日の12時30分から13時まで、30,000cマイル保有者のみ入場できます。対象時間を過ぎて、在庫がある場合は同日の19時より、10,000cマイル以上の保有者を対象に二回目の販売をします。なお消費Cマイルはありません。

本日の道具

【トレーのみの販売について】 トレーは左のように古いP-9にも入りますが、トレーの別売りはアルミボックスの完成後(まだまだかかりそうです。)に検討でまだ未定とします。

2023・シムスウェーディングブーツをモデルごとに徹底比較!!


世界広しと言えど、ウェーディングブーツにおいてSIMMSほど実際のフィールドで性能を磨き上げてきたブーツは他に無いと言っても過言ではありません。デザイン、性能ともに世界一を誇るシムスウェーディングブーツですが、実はフィールドやシチュエーションに合わせて様々なタイプがラインナップされています。そこでカスケットがモデル別に徹底解説!!渓流遡行において「命」とも言える足元ですから、当店が全力で皆様をサポート致します!



■SIMMS・2023年ウェーディングブーツラインナップ

G4 PRO POWERLOCK BOOT  価格:73,000円(税抜)
並外れたグリップ力に加え、過去最高とも言われる耐久性を備えた、シムス最上位モデル。最大の特徴は新たに開発された「パワーロッククリーツ・システム」。アルミ製、TPR製クリーツが付属し、状況に合わせて迅速かつ確実に交換、川の状況に瞬時に対応します。かねてより高評価の人間工学に基づいたインナークッションのサポート力も健在。釣り人の足を優しく包み、強靭なアッパーは足を保護、あらゆるシチュエーションで最高のパフォーマンスを発揮するよう設計された一足です。他モデルと異なるのは、必ず新たなテクノロジーを組み込んでいる点。シムスの技術革新に対する姿勢を象徴するモデルです。スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合サイズ10を選択。

フェルトソールモデルはこちら NEW!!
ビブラムソールモデルはこちら NEW!!

G3 GUIDE BOOT  価格:44,000円(税抜)
シムスウェーディングブーツを代表するモデル。各ブーツの良い所を結集し、耐久性、グリップ力、カスタマイズ性などトータルバランスに優れます。高強度ナイロン、レザー、スクラッチラバーを組み合わせたアッパーの堅牢性は、シムスブーツの中でも随一です。 G4と同様、足首(ハイカット)が高く、最も足首のサポート力がある部類です。靴ヒモの穴もG4に並び最多の8個。靴ヒモ同士の間隔を狭くする事でフィット感を細かく調整出来ます。その他のモデルよりも重量がありますが、流れの中での安定感に繋がっています。 スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合サイズ10を選択。 (テシマ使用モデル)

フェルトソールモデルはこちら
ビブラムソールモデルはこちら
FLYWEIGHT ACCESS BOOT 価格:41,000円(税抜)
フライウェイトブーツの設計を受け継ぎながら「グリップ性能」を突出させた派生モデル。かつてないほどの柔らかさを持つソール「Vibram Idrogrip Flex」を搭載し、ビブラムソール史上最高と言えるグリップ力を誇ります。サイズは従来のフライウェイトと同じく、その他のブーツよりも横が細めの造り。
スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合、サイズ10でややタイトなフィッティング。すこしゆとりを持って履くなら11を選択。(テシマ、スタッフ コーヘイ、スタッフ ジュン使用モデル)

ビブラムソールモデル

FLYWEIGHT BOOT 価格:34,000円(税抜)
これまでのシムスブーツの印象を覆す超軽量モデル。(ラインナップ中最軽量)シューレースホールもナイロン性にする徹底的な軽量ぶり。アッパーには疎水性の高さと軽量感に優れた高強度ナイロンを使用し、負荷が掛かる部分はTPUコーティングにて補強。最も過酷なつま先はスクラッチラバーにて保護。足首はホールド感よりも自由度を優先しており、一層軽快です。ソールはスタッドを打つことが可能。その仕様はまさに水陸両用のトレッキングシューズといえます。サイズはその他のブーツよりも横が細めの造り。スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合、サイズ10でややタイトなフィッティング。すこしゆとりを持って履くなら11を選択。(テシマ、スタッフ コーヘイ使用モデル)新たにフェルトソールモデルも追加されました。

ビブラムソールモデル
フェルトソールモデル 

GUIDE BOA BOOT 価格:44,000円(税抜)
瞬時に脱ぎ履き出来る「BOAレースシステム」に加え、耐久性を追求したアッパーを組み合わせた「ガイド仕様」のブーツ。厚いコーティングを施した耐摩耗性の高密度ナイロン生地の上に、さらにTPU(サーモプラスチックポリウレタン)のシールドを溶着。縫製箇所を極力減らすことで、ほつれる心配すら無くしたうえに、アッパーが水を含まない(重くならない)ように設計されています。BOAレースのワイヤーはそうそう切れる事はありませんが、切れた時は紐の代用が効きませんのでリペアキットは必須です。
スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合サイズ10を選択。

フェルトソールモデル
ビブラムソールモデル

FS BOOT 価格:30,000円(税抜)
クラシックマウンテンブーツの様なデザインと高いホールド力はを持たせながらも、シンセティックレザー(合成皮革)を採用する事で低価格を実現したハイコストパフォーマンスモデル。しかしその性能を侮るなかれ。耐久性は上位モデルにも引けをとらない完成度。合成皮革のアッパーは吸水せず、水切れが良いメリットもあります。今作ではアッパー事態の柔軟性向上など、細かい点が熟成されFS史上最高の完成度。ラバーソール・モデルは、個々のラバーブロックを細かく、数を多くする事でフリクションを最大化。目詰まりも抑制し、グリップ力低下を回避します。サイズ感に関しては最も横幅がワイドに感じ、スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合サイズ9が最もちょうど良く感じました。

フェルトソールモデル NEW!!
ラバーソールモデル NEW!!
TRIBUTARY BOOT 価格:22,000円(税抜)
この価格でSIMMSがっ!?と驚かずにはいられない新シリーズ。スクラッチラバーとナイロンを組み合わせたアッパー、EVA素材のミッドソールなどなど、以前あったロッククリークブーツの後継機種であると思われますが、作りはコチラの方が断然良くなりました。高い剛性、全域にスタッドを取り付けられるソール、クッション性とホールド力の高い足首などSIMMSブーツたる特徴はしっかり押さえてある、ハイコストパフォーマンスな一足。初めてのSIMMSブーツをご検討の方や、予備ブーツをご検討の方にもオススメです。 サイズはシムスブーツの中でも、ややワイズが細めに感じますので、足幅が広い方などはワンサイズ上げて頂いた方が良いかもしれません。スタッフコーヘイ(26.5-27cm幅広)の場合サイズ10を選択。(あまり余裕はない着用感です)厚手のソックスを履く場合などは11でも良いと感じました。

フェルトソールモデル 
ラバーソールモデル


その他ご不明点があれば、お電話、メールでなんでもお問い合わせ下さい!!わかる事は勿論、分からない事はお調べしてお応え致しますので、スタッフ・コーヘイまでお尋ねください!!

過去のP-9と比較して一点変更を加えました。それはサイドパネルをネジで外せてトレーを交換しやすくしています。(これがいけなかったかな・・・苦笑)このおかげで薄い黒のトレーを誤って割ることなく取り外しができます。 カラーは2色のブラウンとシルバー、ともにアルマイト加工で、腐食にも強くなっているはずです。 デフォルトではルアーでも使いやすいこのバージョンのトレーを両面に入れています。 入れるとこんな感じです。渓流用の小型ミノーを入れてますが、TRAD78mmは横向きに、バルサトラッド61HSは両サイドの縦型にも収納が可能です。ジャックガウディならいくつ入るか・・・?(重そう) トレーをなしにして使うと140mm前後のミノーやロングリップのディープダイバーなどがぎっしりと10本程度は入ります。この時、直径1.5cmくらいの小さなシリコン製ゴムで前後フックを止めておくと、絡まなくて、ルアーを取り出しやすい。ゴムが劣化、腐食もしないです。 ぎっしりと入れた際は、下の方に入っているルアーは裏側にある蓋を開けると上下が逆になってすぐに取り出せます。(つづく)
初回発売は明日を予定しています。初回は30,000cマイル保有の方のみ入場できる制限を設けます。(消費Cマイルは不要です。)引き続き、ホームページのチェックをお願いします。
「UMCO P-9復刻計画」
ようやくこの話をできるようになりました。UMCO=UPPER MIDWEST MFG CO、、通称アムコと呼びます。アルミタックルボックス好きなら誰もが知る有名なブランドでした。ミネソタ州、ミネアポリスにて1950年創業。品番プレートに工場の名前も印字されていてミネアポリス、スプリングパーク、ウオータータウン、最後はラッシュシティ、と何度か工場を移転した様子で1980年代に閉業。UMCO社の幕を閉じました。 この手の小型ボックスが僕は好きでいくつか所有しています。気がつけば工場が移ったそれぞれのプレートの年代を持っていました。P-9はその中でもポケットサイズの両面開きタイプで昔から渓流用で愛用。当時はリョービが取り扱いだったように記憶しています。 しかし、これはフライ用だったようで、両面のうち、片面のコンパートメントが小さく細分化されたもので、渓流ミノーには使いづらかった。そこで、僕はトレーを外し、使いやすい面(右)だけを使って両面にして渓流用ルアー用にします。そうしてトレーが無くなったものは何も入れずに大型ミノー用にしているというわけです。 行く先々でこれを見た人が「そのアルミボックス、いいね!」と言われるけど、売ることはできないので紹介もせずに黙っておりました。過去にBums&Casketというブランドで同様のアルミボックスを板金で作っていたことを思い出す方もあるでしょう。長年使ってきたアムコも2500C同様に40年以上前の製品です。ご覧のように留め具が腐食して使えなくなったものが出始めます。トレーも割れて残りは数枚・・・。手持ちも少なくなり、他に代替を探すけど同じようなクラシカルな雰囲気、用途のものがありません。そこで4年前に復活計画を立ち上げたのです。
しかし、ここからが長かった。まずは過去のP-9にも入るトレーを作りたくて、トレーを元型から採取。これが間違いでした。その後、外側のアルミに着手。しかし年代で違っていたのか、過去に数度工場が変わったせいか、微妙にずれていた。当時から一つ一つ合わせていたのかもしれません。とにかく開け閉めが微妙に合わない。金型が安くなるからと金型は海外で作ったのも悪かった。連絡が取りづらく、そしてCovid-19(3年)。。。。
よく見ると当時ものは蓋からずれており、まずい部分まで復刻してしまったのか、、、、工場ストップや輸出入制限と難航しましたが、企画を立ち上げ、金型業社との間を取り持ってくれた方が親切で良かった。金型は完成していましたが、製作はそのまま置き去り。23年になってようやく稼働を迫り、日本に持ってきて、相性を見ながら一つ一つ合わせることを先月から着手することができたのでした。(つづく)