2021/12/24開発のロードマップと廃盤予定(遅延のお詫び)
カチン、コチンと閉まる音はアブの二段クラッチにも通じる心地いい趣味の音です。2年ほど前から取り掛かっているUMCO-P9の復刻アルミボックス。内部コンパートメントは写真の一種類ですが、50、60、78mmのミノーはたくさん収納できます。しかも古いP-9にも流用することができます。外部のネジを緩めてコンパートメントは取り外して使うこともできるので、大型のMP145やディープダイバーミノーも収納できます。
この企画、金型から作って取り組んでいますが、あれこれと苦難の連続で難航しています。そしてこの年末に少し前進しました。。。来年には発売したいな・・このほか以下のブランクを企画中です。(製作は2023年以降です。)
【開発予定】
RFB894H(スペイサイド後継)、894XH(バルキーバック後継)、743H(トライアンフ後継)
ACB554M(レボリューション後継)、ACB534M(ハイパーブレイク後継)
【廃盤予定】
TRB77HS、TRB83HS、SPB88HS、SPB92XHS、BBB88XHS。*修理在庫はまだあります。
【第三世代的カスケットブランクコンセプト】カスケットのトラウトロッドは進化してきました。それは、ブランクスルー設計の(第一世代)。既存ブランクをグリップ脱着へと導き、ベゼルグリップ、ボロンハンドル化した第二世代。そしてハンドル、グリップから上を等分割で設計する新しい継ぎ方の第三世代へと移行しています。今後は第二世代のブランク(8-9ftボロンハンドル機種)の生産を止めていく方向です。
【修理ブランクについて】
具体的には上記の【廃盤予定】ブランクの修理は、在庫が無くなり次第、これまでの修理はできなくなります。代わりにパックロッドコンセプト(第三世代)を製作の順番は関係なく次の生産ロットに組み込んでお作りさせていただきます。*修理代金はこれまでの破損ブランクのみではなく全てを作り直す代金となります。
今年もある程度の生産余裕は見つつも、飛び込みの修理ロッドで全てを新たなブランクで作り直し希望する方も多く、少しづつ生産予定に遅延の影響が出ています。この点はどうか、職人もフル稼働しておりますので、カスケットロッドを愛用されるすべての皆様のご理解と温かな目でご容赦いただきたいと思います。*修理ロッドは可能な限り、次ロットで入れる方針は第一世代当初から変わっておりません。








過去を振り返ってのピンバッチ進呈は2021年までですので、お気付きの方は、掲載可能な写真とともにお申し込みください。(受付は
カスケットタックルにて、1メーター(100cm)を超える魚を釣られた方にアンティークゴールドのイトウブローチを進呈する企画を発足します。(
「メーターオーバー」という一つの線引きは魚種を超え、この壁越えは釣り人の憧れの一つです。カスケット製のタックルでその夢、目標を叶えた人を祝福したい。そんな気持ちからカスケット主催の「メーターオーバークラブ」と題してブローチ進呈と認定者のホームページ掲載を企画します。
写真協力:エフゲニー様:ロッド:RH964ZIIHS
「メーターオーバークラブ」アンティークゴールドブローチ進呈の基準は以下の通りです。
大河川や湖の大型鱒またはシーバスを獲るのに最適なサイズのマクリーンのラバーネットXLがついに入荷しました。コロナ禍で一部の材料の供給が止まっていたことが原因です。長らくお待ちだった皆様には大変申し訳なく思います。その方々には予約特典として送料無料とさせていただいています。(メールでご連絡をしています。)*以降の通常注文では送料は必要になります。
このラバーネットは重たくなく、網目の大きさもちょうどいいのです。棘薮の多い場所で少々引っかかっても破れない頑丈なネットです。
川村謙太郎さんが自身の記念にデザインして作った純銀製のイトウブローチを元に、カスケットがダイカスト製法で燻銀色のイトウブローチのレプリカを完成させました。
背面には「Ruinos huchen」ロゴ。このイトウ用ロッドの名称もまた川村謙太郎さんによるネーミングです。カスケットの製品名のほとんどは僕自身が考えるのですが、この川村案の素晴らしさに、不覚にもビビッときてしまった。素晴らしい名前をいただいたと思っています。さて、そのほかの準備を進めまして、販売開始は10月22日を予定しています。お見逃しなく!