行きも帰りも、釣り中も寝るときも、それ一枚で過ごせるパンツがあったらなぁ・・・。そんな思いで最高の着心地とデザインを目指したフリースパンツが、ついに完成。冬前にはお届けできるよう準備を進めており、近日受付開始できそうです。
さてこのフリースパンツ、一体何を持って最高なのか!?これから少しずつその秘密を紐解いていきたいと思います。
コダワリ・その1「サイドに設けたドローコード」
よくあるフロントの腰ヒモは締め込んだ時に心地悪く、縛っていない時は垂れ下がって収まりが悪い。そこで腰ヒモの位置を見直し、サイドに設定。着用時の違和感が無く、余ったヒモはポケットに収納出来るので見た目にもスッキリ。邪魔になることもありません。また、この特徴的なデザインから「SIDE DRAW PANTS」と名付けました。
コダワリ・その2「外側の縫い目を無くしたシームレスパターン」
最も肌に触れる、外側の縫い目を無くすことで、これ以上無い履き心地を実現。縫製による硬い部分が無いため、ストンと落ちるような美しいシルエットを出す事にも成功しました。
縫い目が無いって一見簡単なようですが、シルエットを決定づける内側と外側の縫い目のうち外側、つまり約半分の構成要素が失われるわけですから、綺麗なシルエットを出しながら体にフィットさせるのは実に困難を極めました(汗)型紙を造るパタンナーに何度も修正を依頼してようやく満足のいくシルエットに辿り着く事ができたのです。
つづく