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2018/12/28TRAD60HS、SHS予告

H.teshima

2018年過日、真夏の本流にて。 パーマークを纏った40cmを越す本流ヤマメが辺りのセミの声を打ち消すようにドラグの音を引き出しました。 ロッドは本流ヤマメ、サツキマスによく使うトライアンフTRB72MHS。ラインはPE1.0号に10lbのナイロンショックリーダー。 急瀬と急瀬の間に掘られたような短く深い流れ。ディープダイバーのリップでは間に合わず重量で沈めるしかないポイント。そうして深部でスイッチを入れきるキレが求められる場面。食った瞬間から一気に唸りを上げて引き出されるラインにトライアンフがスッスッと追従して曲がってくれました。 こうした場面で活躍するのがTRAD60SHSです。縦幅のあるフラットサイドタイプではないので、内包するウエイトがギリギリの位置に仕込むのが難しいですが、背中がラウンドしているので急流をクロスするときには浮き上がらずに水深をキープしやすい特徴があります。 バルサも入れると60mmにはシンキング、ヘヴィシンキング、スーパーヘヴィシンキングの3種類があります。これらは状況によって使い分けると一発で魚にスイッチを入れることができます。大事な二つの要素は「自重とコース取りで眼前に行くこと」と「キレのあるトウイッチによる左右の動きでヤマメを興奮させること」ができるかどうかです。 上写真は同行の伊藤さんがバルサトラッド60HSで釣った33cmくらいのヤマメです。とりあえず一枚撮った後、ゆっくり構図を整えて撮影しようとしたら大脱走。(汗)フォトランディングとはよく言ったもので、良い写真に収められないと釣った気がしないと伊藤さんはがっくり肩を落としていました。(撮れてますやん!)

さて、そんな想い出も回想しながら明日はTRAD60HS、SHSの販売を開始いたします。それではまた明日。

2018/12/27ナイロンとPEの話

H.teshima

PEラインの出現であらゆる釣りにメリットが生まれた話は省くとして、最近トラウトでも随分PEラインの普及が進んだと思います。確かに「細くて強い」は最強ですが、僕は相変わらずナイロンラインも多用します。あくまで私的なナイロンとPEのシンプルな使い分けは以下のように考えています。

【ナイロンライン:近距離戦(渓流全般) PEライン:遠距離戦(本流、湖、海)】

近距離戦となる渓流で、何度もPEラインを試していましたが、僕には合いませんでした。一番嫌に感じたのは以下の三つです。
(1)口切れでのフックアウトが多発すること。
(2)軽量ミノーでは飛距離が落ちること。
(3)風に弱いこと。
(1)はロッドの柔らかさや弱めのドラグでカバーする方法もありますが、トラウトのバイト時の滅茶苦茶な暴れ方は人間では手に負えず、トラウトプラッギンの全身ショックリーダー的な伸びがバラシ激減につながりやすい。またアンバサダー2500Cで3g前後のミノーを投げる場合、スプールの自重を減らすべくPEを巻いていたのは昔の話、アベイルの軽量スプールがあればナイロンラインの重さは飛距離においてはむしろメリットに変わります。特に軽量ミノーや最後の伸びを生むのはナイロンラインの重さが寄与します。 逆に湖などの遠投や、ジャックガウディによるレイクショアジギングの深部での釣りになるとナイロンラインを使う気がしません。遠距離戦や本流でナイロンを使いたくない理由は以下の通り。
(1)遠くて深いと動いているのか怪しい。
(2)水中に入っているラインの量が多いのでフッキングパワーや情報伝達力が弱すぎる。
(3)水の抵抗が強いので任意スポットへの差し込みがしづらい。
PEはこの点でメリットが多い。そして掛けてからはロッドの曲げ(反発)とショックリーダーのクッション性、さらに足腰の柔軟性でカバーするほかありません。この点を重要視するならば(特に海サクラには)あえてナイロンラインを選ぶシーンもあります。 リーダーはナイロン、フロロは目的別で使い分けます。結束はFGノット。(ヒラマサ、GTもこれだけマスターすればOK。)

以上のように考えて、今年はトラウトプラッギンは渓流用と割り切って4LBと5lbだけに絞りました。もちろん6〜20lbも使うし、わずかに要望もありますが、在庫期間が長くなるので品質保持において難ありと判断して見送ることにいたしました。その代わり、4lbと5lbの回転率の良さは自信があります。出来立ての、信頼おけるナイロンライン「トラウトプラッギン」を渓流ではスピニング、ベイトキャスティングともぜひご使用ください。 この時の使用ラインもトラウトプラッギン4〜5LB(ナイロン)です。

本日の道具

2018/12/26ヒラマサ14.5kg動画

H.teshima

先日の14.5kgヒラマサのキャスト、アクションからのヒットシーン→キャッチが撮れていました。水上くんありがとう!
γ160H使用、GTロッドCV79/35が一気に曲げられています。
さて、今なら大型プラグが操れるカーペンターロッドの在庫がありますので、ぜひご検討ください。個人的には小西さんがブルーチェイサーの兄貴分というザ・ブルー・ラグーンがオススメです。PJ80/36やEPも評価高いです。悩む方はご相談ください。 【遊漁船・クルーズ】の2019年予約が開始されています。
おそらく福岡で出船率NO.1。顔が黒くて怖い顔しているのは、きっと日焼けのせいです。受付は電話だけというアナログな人ですが熱意ある初心者にはその熱意に応えるように教えてくれます。運良く初めからキャスティングでは釣れないかもしれませんが、何度も乗る方には必ず良い思いが来ます。これは僕が保証しますから初めての方も信じて飛び込んでみてください。(篠塚さんも10kgオーバーキャチ!)もちろんロッドは当店にてカーペンターのロッドをお勧めいたします。
ホームページ・赤間慶太、TEL:090-7161-1956

2018/12/25TRAD60HS、SHS予告

H.teshima

【NEW TRAD60HS、SHS・販売予告】 鮎とともに潜む本流ヤマメ、サツキマス。さらにワカサギのいる湖や、春のイトウ狙いでもキーワードとなるのは小型ベイトです。そこには飛距離、深度が求められ、重量に相反してアクションのレスポンスも必要です。そこで活躍する60mmのトラッドミノーを久しぶりに製作できました。 この時のイトウに口を使わせたのはTRAD60HSでした。カタログにも掲載しましたが、シングルフックの#8-4サイズがギリギリ使用できます。ようやくこのミノーを販売できて僕も嬉しいです。
そしてさらに、湿原河川や本流で使いこむ内に60HSでは攻めきれないアップクロスでのアピール、強風時、飛距離、さらに沈めて眼前で口を使わせる場面でスーパーヘヴィシンキングも生まれました。フラットサイドミノーの領域を、あえてラウンド型のトラッドが挑むアクションと効果。ここに気づく方にはたいへん喜んでもらえるミノーとなるはずです。
TRAD60HS、60SHSミノーはカスケットの今年の最終営業日12月29日より販売開始の予定です。

【お知らせ】
本日は大きめのサイズのコンクルージョンを販売をいたします。どうぞお見逃しないよう!

2018/12/24クルーズ14.5kgヒラマサ

H.teshima

トラウトオフ、ヒラマサオン。秋から15kgは超えそうなデカマサには3ブレイク、1フックアウトの4連敗中です。 掛けても、全力を出しても、獲れない相手が居るというところにヒラマサの魅力を感じます。ようやく14.5kg。やっと勝ちましたが、ぶっち切っていった相手はこんなもんじゃない。
ロッド:カーペンター・CV79/35、リール:ダイワ・ソルティガ6500H、ルアー:カーペンター・γ160H ヒラマサを始めて4年目の篠塚さん。何度も掛けては惜しいところで逃げられてきましたが、ついに玄界灘ヒラマサの10kg超えを達成。おめでとうございます!
ロッド:カーペンター・BLC84/22、リール:ダイワ・ソルティガ5500H、ルアー:カーペンター・BF100 ロッド:カーペンター・TBL80/35、リール:ダイワ・ソルティガ5500H、ルアー:カーペンター・BF140
海況が変わったところでBF140に切り替えて、10kg超えをもう一本追加。当たるときは当たる、外れるときは外れる。釣りはいつも一喜一憂です。
同船の方もバイトあり、フックアウトと惜しいところで逃げられた方も。この適度な失敗のアドレナリンが長く楽しめる趣味を産むらしいですよ。僕らはいい趣味を手に入れました。 水上くんもナイスフィッシュ! さてクルーズでは2019年度の乗船募集を開始したようです。毎月、毎週の常連も多い船ですので、年間での予約が確実です。この時期は常連さんもまだボーっとして居るので新たなクルーズ常連になるチャンスだと思います。スケジュールページはありませんが、ブログを更新してない時は・・・釣れているってことです。1〜2月はシケが多いですが出れればデカまさのチャンス大ですよ。予約は電話のみ。

【遊漁船・クルーズ】
おそらく福岡で出船率NO.1。必ずヒラマサに当ててくれる船長です(獲れるかどうかは本人次第)
ホームページ・赤間慶太、TEL:090-7161-1956

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