
春はウエーダーのご注文をたくさん頂きます。スタッフも慣れたもので、病院の受診のようにさらりと身長、体重の3サイズを聞き出し、女性ならば問題だぞと思いながら横で聞いていると、「はい、見た目重視ならG4で、G3ならばJMK、H.WウエーダーならばサイズJMかと存じます。」と即答です。返品交換はあまり聞いたことがないので流石なものです。最近は初めてのウエーダーでシムスをお選びの方も多いです。そんなに買い替えするアイテムではありませんので寄り道せずにシムスで正解だと強く推します。
というわけで、ウエーダーフォローのキャンペーンのドゴールキャップ(Wooly)の残りが7個になりました。(プレゼント企画が追いつかない・・・)

先のTRAD-Rの販売で干支カラーとしたセルタ版「GREY MOUSE」が好評でしたので、次回のハッスルトラッドでも一度だけ塗ることにしました。なにせ今年しか塗れませんからね・・・。アルプスイワナやレインボーの洋鱒シリーズも好評でしたが、これらの凝り性カラーリングはウッド版だけで展開の予定です。ウッドミノウ作家の二人は僕と同じ歳ですが、新たなカラーを創出することの意欲が尽きることがありません。面白いだけでない、水中の見え方や釣果にも拘る彼らは時々、僕の無茶振りにも付き合ってくれるので、とても助かっています。これからも皆で頑張ります。
トラウトプラッギン5LBがいきなり完売になってしまいました。4LBも残りわずかに。すでに発注しているのであと数週間で入荷すると思いますが、シーズン初期に消耗品が欠品するとは読みが甘いとしか言いようがありません。現在は予約になっています。申し訳ありません。

この時も、あの時の大ヤマメにも共通して使っていたのはトラウトプラッギン(のライン)でした。さらには体にラインを巻かれて、基盤リップでのラインブレイクを防止するためにラインチューブまで噛ませておく用意周到。まだ知らない方のために今一度、トラウトプラッギンの特徴をご説明します。

今年も出来立てのナイロンライン、トラウトプラッギンが入荷。出来立ての新鮮さもトラウトプラッギンの売りです。見やすい蛍光グリーン、直線強度に対する直径は、最近のラインからすればわずかに太いのですが、ここはあえて進化させなくて良いのです。わずかに太いおかげで(1)結束強度が高い、(2)全身ショックリーダーとも言える伸びを発揮。このことが近距離戦での渓流ゲームでアングラーを抜群に支えてくれます。僕はPEラインのヒットしてからのバラシは口切れが大半ではないかと思っています。

ナイロンラインの注意点はケチらずに頻繁に巻き替えることです。バックラッシュはなりにくいですが、癖がついたり、根掛かりを引っ張って切った場合は次回には潔く巻き替えた方が次の大物を逃しません。僕はほぼ毎釣行で50m毎、巻き変えるのでトラウトプラッギンには50m、100、150、200、250mでシールを付けさせました。職人的には大変手間のかかることですが、これは取り過ぎミスが減り、確実に6回使えるのでお得です。

さて、もうすぐ2020年の渓流が始まりますね、皆様も準備はお済みですか?
本日のTRAD-Rの販売を終了しました。
ご注文いただいた皆様にもお疲れ様でしたと言わなくてはなりません。ホームページの前で並んで買ってくださった皆様、ありがとうございます。
皆様のご苦労たるや相当なものだと感じます。
しかし商品確保のために何度にも分けて注文される方もありながら、この混雑にあっても刺繍ブローチやウエーダー、針など他の商品も一緒にまとめて注文される方や、端数をポイントで上手に使ってある方もいらっしゃると、ネットの買い物にも上手い下手があるのかしらと思ってしまいます。