2020/12/26ベゼルトリガー
拡大画像をご覧になりたい方はこちらをクリックベゼルグリップ・トリガータイプの試作です。2021年の販売に向けて最終形状の確認と強度をテスト中です。
販売時には姿形は変わる可能性もありますが、これまでのベゼルグリップを踏襲する「ベゼル」コンセプトとエレガントさは変わりません。
皆様も良い週末を!【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。







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販売時には姿形は変わる可能性もありますが、これまでのベゼルグリップを踏襲する「ベゼル」コンセプトとエレガントさは変わりません。
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うちのミノー職人がどうやら女性を口説くためにピアスを作ったようです。
手前がLYSG25、奥がKL-H20。反り方と昨日の画像を見てもらえればどちらがナイロン向きかは一目瞭然です。
手前がLY、奥がKL-H
続いて、トリガー仕様の元ガイドは12番スタートさせる理由は古いアンバサダーを主軸に考えているからです。それがレベルワインダーの位置とオフセットされていないボロンハンドルの位置関係からそうなります。ABUアンバサダーはレベルワインダー追従式の今となっては稀有なリール機構を持ちます。それがアベイルパーツの登場で劇的に軽量ミノーイングに最適になったのは以前にも触れました。
これは何もしない状態での12番ガイドとラインの関係です。この状態で上面にラインが当たっています。10番ならなおさらです。左右に振幅されるナイロンラインが元ガイドに最も擦れるわけですから、この高さと口径を最適に確保したい。だから12番スタート。ちなみにLNSGは来年製作分まではチタン製の在庫を持っています。なくなればこちらもステンレス製になるか、高さ、口径があえば富士ガイドの最新式からチョイスしていくと思います。とりあえず、来年はT-LNSGで企画しています。
最後に渓流用のトップガイドは5.5または5F(トルザイトフランジ=5.5相当口径)で組み上げます。これやや大きめに感じる方もあるかもしれません。富士の推奨だと4とかですからね。これは経験的にナイロンの放出を妨げない最適な口径であることと、渓流にはつきものの蜘蛛の巣がらみのラインを数回はクリアできる口径を確保しました。これ以上小さくしてブランクの収束を早めるメリットよりも蜘蛛の巣が絡んでキャストがショートしてしまうデメリットの方が確率が高いと判断しました。
ガイドといえば日本が誇る富士工業のガイドであります。革新的なアイデアと発想で新しいものが出ていますが、カスケットでは相変わらずLYガイドであったりLNガイドを採用しています。その理由は渓流ルアーフィッシングをナイロンラインで考えているからです。少しややこしいのですが、現在の渓流などライトルアーにおける富士ガイドコンセプトは20番〜10番スタートが主流で、主にPEなどの台頭で進化してきた結果です。口径を縮めることでPEラインの収束を早め、自重が軽いPEのコントロールが効かせやすい。
しかしナイロンラインはライン自体に復元力があり、キャスト時に口径を縮められると飛距離が伸びません。(写真参照)渓流のキャストにおいて、落とさなければいけない場所の飛距離マイナス位置で落ちることは、オーバー位置で落ちることに比べるとかなりのデメリット、つまりこのキャストミスは釣れないに直結します。むしろオーバーした位置に置いて、ラインコントロールしながら目的の位置に通過させることが大事です。そうしてキャスト精度をあげるには入力を軽く、力まずに投げ、サミング、フェザリングに集中しやすくすることだと思います。
2021年度からネオプレン製品のブラック限定で展開予定のデュラレックス。カスケッットのレッグゲーターにも採用されます。新モデルは素材を変えただけでシンプルに完成された機能美を感じます。おそらく後にも先にもこのデザインを超えるものが出ない。そんな製品をこれからも作っていきます。完成サンプルが届きましたので、ご注文済みの方々にもご覧いただければと思います。
デュラレックスは四角くワッフルのような格子状に見えるのがその特徴です。見た目にも強くなった印象です。少し硬くなった感じもしますが、伸びは変わらず確保しています。
同じネオプレン素材での製品といえばカメラ防水ケースのDEFENDERもデュラレックスに切り替わります。こちらもデザイン変更は無しです。変える部分がないほど初作までに煮詰めた結果です。
ウールフェルトソール張り替えでお預かりするものは2020年12月29日必着までです。必着期間を遅れての依頼には応じませんのでご注意ください。