2025/12/0112月3日販売会のお知らせ
カスケットが作るプロダクトはどれも熱意と自負を持っているのですが、それは靴下にも言えます。丈夫なウールで分厚い短丈の五本指ソックスなんて僕らしか思い付かない(欲しいと言わない)と思います。さらに前回からアクリルを1本だけ捻じ込んだニッケアクシオというウール補強糸を採用してさらに丈夫になりました。
分厚くてクッション性あり、匂わず、湿気もすぐに出す素晴らしい五本指ソックス。左右を間違って持っていかないようにデカデカと刺繍をしたのも自らの経験からです。短丈はもちろん普通丈も順調に完売しましたので冬用に仕込みました。単価や納品時期を業者と詰めて、12月3日より予約を開始します。
同じ日、「グリップ&ツールスタンドDECO」も販売いたします。お持ちのグリップを休める(飾る)トラウトオフならではの企画です。自室撮影ですがなんだか仏壇みたいでしょう(苦笑)実際、、、ウエッジウッドの壺の中には愛犬の骨が入っています。
さておき、このツールスタンドはウッドワーズのヤマギシトモヒロがTクラフト時代に生み出した「BOKO凹」というツールスタンドを僕がカスケットロッドのエンドネジを取り付けてもらって、ネジの形から「DECO凸」と呼ばせてもらっている兄弟のような商品です。ヤマギシトモヒロが銘木端材に命を吹き込み、センスよく穴を開けてツールやグリップを数本ディスプレイすることができます。
【12月3日販売会スケジュール】(1)PM12:00〜「ウールファイブフィンガーソックス」(予約会)
(2)PM18:00〜「DECO凸」(即売会)
入場マイル制限:10000マイル以上お持ちの方限定
消費マイル:500〜2000マイル









帰る日の朝、なかなか夜が明けないなと思っていたら、一面の銀世界に変わってた。
釣りが今日じゃなくてよかった・・・。こんな大雪、経験ないですよ。妻が帰れるのか?と心配そう・・笑。
千歳に行くまでの支笏湖線もご覧の通り。昼過ぎても溶けないとホテルの方からのアドバイスで、スタッドレス初心者の僕は出発を早め、ノロノロ運転で無事に空港につきました。
初めて支笏湖に来たのはジャックガウディ試験の時。あの時の85cmのブラウントラウトは人生を転機させるほど魚でした。
「支笏湖は風が吹けばタニシーシャッド」の小林さんの助言通り、暴風の当たる側に移動した直後、支笏湖のブラウントラウトがヒットしました。中川さんはモンスタプロデューサーMP90でキャッチです。これは嬉しい魚でした。
支笏湖に棲む美しく体高のあるブラウントラウト。
白銀の回遊性の体色。風が吹いてベイトを求めて浅場に来たのだ。
大風の波で写真を撮るのも一苦労だった。それでも嬉しくて手が冷たいのも忘れてブラウンを握りました。
ロッド:レッドフォードRFB834HS、リール:ダイワ イグジストLT3000(カスケットエンブレム)ライン:PE1号+14lbナイロン ルアー:タニシーシャッド(参考プロト)
凍えた身体に温泉が沁みる。生きててよかったと感じる。あと何度、こんな想いをできるだろうか。なんて噛み締めながら湯船につかりました。
その晩、久々のビール。久しぶりでも旨いんですね。留守を預かるスタッフや、現地サポートの皆様から幸せをいただいた支笏湖の釣りでした。つづく
支笏湖は僕らを歓迎するかのような大荒れでした。雨も風も強く真横から吹く風に乗って、時折みぞれ雪が顔に当たります。波と雨でずぶ濡れてしまった手が凍えて、FGノットを組むのにいつもの倍以上の時間が掛かりました。
この悪天はサミーズ工場長、遠藤さんのおかげ?実は遠藤さんは仲間内では強烈な雨男で有名なのです。それでも地元の小林さんは「これは良い兆候ですよ、遠藤さんのおかげだ、絶対誰か釣りますよ。」と張り切っていました。
「支笏湖で風が吹けばタニシーシャッド。(字余り)」はcocoこと小林さんの有名な一句です。僕も数年ぶりにボックスから引っ張り出してきました。
この日、僕のサポートに懐かしい顔ぶれが集まってくれました。小林さん、中川さん、遠藤さん、悪天の中ありがとう。ほかにも声をかければ来てくれそうな方々もありました。ひっそりと釣りも旅行もしたくて大々的には声を掛けませんでした。「俺も呼んでくれれば!」の北海道の皆さん、すみません。
ジャケットは相変わらずのG4プロジャケット。廃盤モデルですが肩袖のポケットは携帯を入れるのに便利で手放せないです。キャップは冬の北海道には必ず持って行く耳当て付きのゴアキャップ。今回もこれに助けられた・・・。ウエーダーインナーパンツは最近お気に入りのStrata330Bottom、脱いでも寒くないし、そのまま車、コンビニに行けるのが良いですね。つづく