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焼け付く様な暑さの街を抜け、冷たく透明な水が流れる源流へやってきました。至近距離でその全てを目にできて、濃密な反応が得られる源流部。ぜひフライフィッシングを始めたばかりの方にこそおすすめしたい釣りです。 ここは小さな住人たちが主役の世界。虫も、魚も、鳥も、植物も全てが繋がっている事を感じられる豊かな森の中。 この釣りを始めてからというもの、あれだけ苦手だった昆虫にだって興味が湧くのだから本当に不思議です。(とはいえ、やはり触れないのですけれど・・・笑) 大きな陸生昆虫でその気になって、ボリューミーなドライフライ。ヒットフライはニンジン(笑)・・・じゃなくてBomber(ボマー)という本来サーモン用のドライフライを小さくトラウト用にしたもの。 いわゆるアトラクターフライ(派手で魅せる毛鉤)ですが、トラウトで使っている人は見たことがないので実験中。 こんな細かいアレコレを楽しめるのもフライフィッシングの面白いところ。効果が有ればこのフライもいつか販売したいと思っています。 深みから急浮上してボマーを襲った30cmの虹鱒。源流域でこのサイズなら個人的に大満足です。 ロッドはスコットのFシリーズ、7フィート2インチ・3番・5ピース。適度な長さで曲がりも最大限楽しめるグラス製。5ピースで持ち運びも便利。毎回完売してしまうこの時期ですが、今ならまだ在庫がございます。 この日の同行者は兄。シムスの麦わら帽で気分はアメリカ西部シエラネバダ山脈!パンツはシムスのワナカパンツ。速乾性に優れ伸縮性も抜群。何より適度にスリムでシルエットが綺麗、ウェットスタイルにも完璧な一枚です。 僕がドライで攻め尽くした後にニンフであっさり釣れた一尾。なんだかゴールデントラウトの血でも引いてるかのような濃厚で美しい色合いでした。ロッドはニンフも使いやすい適度な長さがあるGシリーズ、7フィート7インチ。 色が綺麗、顔つきが格好良い、出方が良かった、狙い通りの釣りが出来た、良い写真が撮れた。そのどれか一つでもトラウトフィッシングは十分に楽しい。大きさだけでなく、数だけでなく、誰と競うこともなく、その一尾に自分だけの価値を見つける事が出来るような釣りができたらと、いつもそう思っています。

本日の道具

「シムスのラチチュードバイコンプシャツ」はオフショアにも渓流にもおすすめなスタンドカラー(立ち襟)が特徴です。価格も高めの設定ですが、それにはこんな隠れた仕掛けがある「技ありなシャツ」だからなのです。 襟が個性的なこのシャツを気に入って僕は2枚も持っています。お盆前に行ったクルーズの灼熱下でもこのシャツとサンバイザーで快適な釣りをできました。 最近のクルーズの釣りでは春から秋までこのシャツで過ごせています。 背中肩部の裏地をメッシュ付属で通気口を開放、強制的に背中の熱を放出します。 背面には裏地に伸縮性の大口径メッシュそして表面には拡散用の伸縮性ポリエステル素材を融合。吸水速乾の下着原理をシャツで再現しています。 実はこの機能はカスケットバイザーにも採用されています。ハニカムメッシュで肌表面の汗を吸い上げ表生地のコットンで拡散する原理です。 脇下の素材は背面の裏地をそのまま汗を拡散する仕組みに。素材のストレッチも十分に効いていますが、なにより縫製裁断のデザインですでに脇下には余裕が作られており、腕を上に上げた状態でちょうど伸び切る構造になっています。だからどんなキャスティングにも窮屈さを感じません。 もちろん紫外線対策も抜かりない。UPF+50の最高ランク。なによりアイコンのハイスタンドカラーが首裏の日焼けを完全にブロックします。ちなみに襟部分は表地が二重になっており、本体よりもやや張りがあります。だから絶対に襟が立ちます。(クニャンとならない) 全面のファスナー付きポケットはマチを持たせて厚みのあるものを入れても型崩れを起こしにくい。ここまでするか!の機能性です。 極め付けは裾下裏のメガネクロス。水に浸かってしまうと用をなしませんがオフショアの釣りならばドライに保てるので波飛沫を被ってサングラスが曇っても慌てることはありません。やはり「高いだけのことはある!」そんなラチチュードバイコンプシャツの紹介でした。

本日の道具

この日は510さん親子も参加。部活動も夏休みのチャンスに息子さんも乗ったのですが、彼が久しぶりのシーバスなのに竿頭!お父さんの教育のおかげです!やはり若いって凄い。おじさん参りました・・・。なお510パパさんもシムスの速乾ソラーフレックスフーディを愛用です。やはり夏はシムスのフィッシングシャツですね!ありがとうございます!

2026/08/07SIMMS|シムス アルミクリーツ再入荷

スタッフ コーヘイ

長らく欠品していたシムスのアルミ製クリーツが再入荷しました。よく「滑りそう・・・」という声を耳にしますが、アルミ素材は岩に比べるとかなり柔らかいので、実は非常によく食い付く理想的な素材。少し使って表面が荒れてくると、さらに食いつきが良くなる気がします。 マーヴェリックの代表勝俣さんが考案したスタッド&クリーツのコンボ「Masa’s Studsセット」も、受付を再開しました。(無くなり次第終了) ラバー、アルミ、クリーツという硬さの異なる接地点をソールに儲けることで、様々なシチュエーションに対応するコンセプトです。設定次第でいかようにもカスタムできるのがビブラムソールの面白いところです。

本日の道具

とにかく暑いこの季節、オゾン漂う渓流で涼しい休暇を過ごすなら、ウェットウェーディングスタイルは必須です。ここ九州でその性能を磨き上げてきたカスケットのウェットスタイルギアの快適性をぜひお試しください。防水ソックス、レッグゲーターともに早くもサイズ欠品が出始めていますので、お早めにどうぞ!! ちなみに手島はハーフパンツ&ゲータースタイルの機動力重視。僕は隙間のタイツ部分の上からアブに噛まれるのが嫌なのでロングパンツinゲータースタイルの防御力重視です(笑)。

カスケットのウエットスタイル特選

2026/07/28源流そーめん釣行【山女魚釣行編】

スタッフ コーヘイ

源流そーめん釣行、腹ごしらえが完了したら、いよいよ釣り開始です。この日は珍しく、てしまと僕の2人ともがフライで挑みました。 【てしまのタックル】
ロッド:SCOTT Gシリーズ 803/4(8フィート3番)
リール:HARDY パーフェクトリール 2 7/8(2/3/4番適合)
【コーヘイのタックル】
ロッド:SCOTT Fシリーズ 723/5(7フィート2インチ3番)
リール:HARDY マーキス5(4/5番適合に3番を巻いてます)
テシマはスコットGシリーズの適度な張りと8フィートのレングスを活かして、コンパクトなロールキャストを次々と繰り出してポイントを狙い撃ちします。 ビーズヘッドニンフを使って、まずは1尾!早速可憐な山女が早くも反応してくれましたが、それ以上にインジケーター(目印ウキ)の方に何度もアタックがあるのでドライフライへチェンジ。 木々に覆われた薄暗い源流域。テシマは「小さいドライフライが見えずらい!」との事で大きめのエルクヘアカディス#12を使うと、ニンフよりも好反応!落ちてきた陸生昆虫を食べているのか、今日は大きめドライフライが正解かも!? 「#12でも見えにくい!」と、さらに見えやすい#10のバルキーなドライフライを投じ続けるてしま。「さすがに大きすぎるんじゃ・・・」と思ったのも束の間、小さなポケットへ丁寧に流された#10ドライフライが「バシャっ」と吸い込まれ、勝負有り! 上がってきたのは9寸の良型。口には大きなドライフライ。いやー格好いい!! 岩に隠れてストーキング、実際釣れたポイントとの距離は約3mあるなし。こんな至近距離で、水面に浮かぶドライフライを食ってくる山女魚が見れるんですから本当に興奮します。 コンパクトな道具が好みな僕(コーヘイ)は、グラスのショートロッド「Fシリーズ」。近距離でのコントロール性に優れ、小さな魚でもよく曲がって面白いロッドです。まずはニンフで1尾。小さくとも美しい山女魚が反応してくれました。 てしまにつられて大きなドライフライに変えると、とっても食いしん坊な山女魚がパクっ!アベレージサイズな一尾でも、コンクルージョンDish23なら欲張りにフレーミング。美しく見せてくれます。 日暮れ寸前、最後のポイントで僕が投じた自慢のハンピー#12。良い流れに乗っかると一尾の山女魚が電光石火で水面下へ引き込みました。 コンクルージョンdish23から少しだけ尻ビレが飛び出る8寸。源流の小さなポイントにして立派な魚体、嬉しい一尾でした。 このくらいのサイズが相手をしてくれると、Fシリーズはグイグイ曲がってくれて本当に楽しいです。 最後はジェットボイルで瞬間湯沸かし、コーヒーを淹れて乾杯!疲れた体に染み渡ります。この日はインスタントでしたが、挽きたてだったらもっと最高だろうな・・・。(後日、僕はミルを注文したのであった・・・笑) 連日続く酷暑の中、2人で挑んだ源流釣行。目を見張るような大物は出なかったけど、自然の中で冷たいそーめん食べて、魚も数釣れて、コーヒー飲んで。それだけでもう最高の1日になったのでした。

この通りフライフィッシングは実際に良く釣れる釣りですが「よく分からない」「難しそう」という声が多いのも事実!そこで、”これからフライを始めたいのヒント集”になるようなコラムを連載する予定です。ご期待ください。

本日の道具