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2024/11/20バグズルアー入荷

H.teshima

シルエットはもちろん、魚の目線や吸い込みやすい浮力を考えてこのルアーはデザインした。その眼は怯えながらも挑戦的でもあり、否そんなことは意に関しない鱒達はこのバグズルアーをひと呑みにする。 とうとう週末にイベントを迎えます。今は準備に慌ただしくしながら、一人でもお客様に来ていただければと願います。 さて、本日はようやくバグズルアーが入荷。フライ中心のイベントですが唯一のルアー企画です。昆虫ルアーから入るフライの世界もありです。このルアー11月23日、11時から店頭販売いたします。少量はネットでも販売を計画します。おそらくイベント終了の来週に落ち着いてから販売をするつもりです。 【CASKET OUTING】
発売日時:11月23日 AM11:00〜
特別企画カラー:デビー32F・カメムシとヴァンプ55F・カミキリムシ。
ルアー派の方もお待ちしています。

2024/11/202024年・デビー(川編)

H.teshima

ハッチもモジリもない川の流れにもちろん鱒が潜む。
捕食体制ニュートラルから1〜2速ギアを入れたくらいの鱒達は、比較的突飛で見覚えのありそうなアトラクティブな浮遊昆虫(フライではアトラクターとも呼ぶ)が頭上を流れると一気に浮上して捕食する。しかし一度、ハッチが始まると、その流下する個体しか食わないようになる。これはラフォンテーンの研究結果ではっきりしている。つまりバグズルアーで狙えるタイミングは実はマッチザハッチ・タイムよりも長い時間を楽しめるのかもしれない。これを知らないのは勿体ないと思うのだ。
11.23イベント用のルアーが無事に入荷しました。

60cmクラスがヒットしたこの時、OBB604MSは6lb最大設定を超えた8lbラインを使用し、降らせたくない場所で強引にドラグを絞ったせいでロッド破損に繋がりました。4年使用し、大物も数々上げてきた竿です。 ここでOBB674MSの替えブランクがこの後の釣りを助けました。今回は私の失敗ですが、カスケットのブランクシシテムは有難いと感じました。
ロッド:アウトバックビリーバーOBB604MS OBB674MS、ルアー:デビー37F、32F、ライン:トラウトプラッギン8lb

デビーのイメージをぜひ動画で!
ナチュラルドリフトが基本のデビーで狙う水面のトラウトですが、瀬の中のエグれに潜むトラウトを狙う「タッピング」というテクニックがあります。これはフライガイドのゆうあん村上さんから大型フライを使用するときの「瀬際にいる鱒の奥の手」として伝授いただいたテクニックをルアーにも応用したものです。 羽のないシルエット重視のセミ型デビーはデコリップで潜らせるテクニックもあればこうして水面をツツーっと滑らせることもできます。木が覆いしげる渓流ではこのようなパターンになりやすいです。カスケットアウティングではこのデビーの限定カラーが11時より発売されます。ぜひフライを始めてない方もバグズルアーをキッカケにご参加ください。

2024/11/13バグズルアー

H.teshima

来る「カスケットアウティング」はフライ中心なイベント内容ですが、ルアーの方にも「虫系ルアー」から入る特別なルアーを用意しています。
トラウトが好きでトラウトをもっと楽しみたいと思って始めたフライですが、知れば知るほどルアーにも応用したいアイデアがあり、しかもミノー派が得意とするトウイッチでは食ってきにくい魚が釣れることもわかってきました。 つまり血気盛んなミノーを追いかけて食ってくる魚もいれば、臆病で自分が気に入ったコースにしか流れてこない「止まったもの」を食う魚です。このコース取りが分かると漫然とミノーを流れの中に放ることがなくなり、より確実に食わせることもできます。 ルアーはフライと違ってキャストが容易です。どんな場所でもコンパクトに投げられる。このメリットを生かして水面の止まったものを捕食する魚がどのコースなら食ってくるのかを簡単に習熟できます。良いと思うコースには2〜3回は投げた方がいいです。用心深いので、「あ、逃したけど、また次に昆虫が流れてきたら食ってみるか・・・」そんな魚がいます。 5ftハンドルの渓流用ロッドでもキャストできますが、絶賛納品中のアウトバックビリーバーを取得された方はぜひこのルアーで大型トラウトに挑戦して欲しいです。トラウトオフの動画整理も進めています。11月23日の店頭でのバグズルアー販売前には動画を公開するつもりです。

2024/09/25ファルコンの新作

H.teshima

最終プロトFLC50HS

ファルコン、オリジナルモデル”FLC50S”は設計時、スピニングタックルを想定でウエイトはできるだけ軽め(それでも飛ぶよう設計)にしましたが、トリガーファンも増えたので、投げやすいヘヴィウエイトバージョンを企画している。小型だが、数匹釣って動きや飛びを確認。「よし、設定はこれで完成だな、後は大型が出てくれればなあ・・・」と呟きながら、、、そんな時に出るんですね。
この蜘蛛に責任はない。

ググンと乗って、むむ、大きいなと思ったのも束の間、ラインが空中を舞いました。根掛かりを切るのも大変なトラウトプラッギン5LBがまさかのブレイク。ポイント直上には蜘蛛の巣があったのですが、先に破ると魚に勘付かれそうだったので上から投げ入れて、ミノーの重さで切るつもりが、掛かった魚の重さと瞬発力の摩擦で切れたようです。以前も蜘蛛の巣をラインで破ろうとして流れにミノーを無くしたこともあったっけ。(思い出すのが遅いや・・) 動画には「ぐわ〜」という情けない叫びだけが記録されていました。負けることが勝ちの価値を高め、次の勝ちを欲して進む。それで趣味は長続きするのかな。後ろ髪引かれる谷間に、そうは思ってもみても悔しいものは悔しい秋の渓でありました。

蜘蛛の糸を舐めちゃいけない。そして皆様は気持ちの良い渓流の締めを、ご安全に!