渓流でのゲータースタイル、夏のオフショアソルトなど、カスケットが提唱するスタイルにハーフパンツは必須と言えます。必要な機能は揃っているけど、不要なものは付いていない一枚。とは言えコレが探すと中々見つからない・・・。
しかし、数年前より開発を進めていたオリジナルのフィッシングハーフパンツが、紆余曲折を経て、ようやく完成に近づいています。
幾多の案やサンプル作成を経て辿り着いたのは、シンプルで大人なデザインの中に、水辺で最高だと思える仕様をギュッと凝縮した一枚。
シルエット、素材、縫製、機能の全てにおいて釣り人の目線で設計し、渓流からオフショアソルト、街中に至るまですっと履いていたくなるようなハーフパンツに仕上がりました。
詳細はまた後日、ご期待ください!!
皆さんはウエーディングスタッフ、つまり「杖」を使っていますか?足腰が強いから要らない。邪魔だ。そんな理由で僕も使っていなかったのですが、実は数年前からある事をするために使っています。
遡行が難しい場所を安全にするため、疲れを軽減させるにも有効です。格好良くて、便利で、これは使えると思えるウエーディングスタッフを準備中です。今年ウエーディングスタッフを買いたいと思っていた方は僕の知らせを聞いてからにしてください。きっと欲しくなります。
今回のボロンハンドル販売にはまだ登場しませんが、意欲的なウッド作りに我々は果敢に挑戦しています。ブランクの実釣テスト、ウッドの試作、金具のトライアンドエラー。回り道、価格高騰、世代交代、廃業、業者探しと見えない作業の末にカスケット製品は形作られています。とりあえず少し形になったものもアウトプットしていかないといけない時代になりました。ゆえに製品化はまだ先です、あしからず。(問い合わせにはお答えできません。)
使い方イメージの追加であります。
OBB604M、 OBB674Mのアウトバックビリーバーブランクは第三世代ブランクです。特にOBB60Mはハイパーブレイク「HBB602M」の後継機種と言えます。本流狙いのブランクとしてOBB674Mは新たに誕生したのですが、TRB72MHの後継という位置付けではありません。硬さのパワー表記も違うように別物と考えています。
今後の開発ロードマップとしてTRB72MH、TRB83Hは課題として残っていますが受注状況や製作ペースからこの二つの開発は急ぐことはできません。またレボリューションおよびスーパーディスティニィのレイクショアジギング1&ハーフブランクはその唯一無二なブランク性能であり、パックロッドの第三世代構想には当てはめるのことが難しいブランクと考えています。開発ロードマップに関しての情報公開は、必要な折りに触れて参りますので、個人様からのご質問はできれば避けていただきたく存じます。
カスケットのロッドの継ぎ方はボロンハンドルを脱着した状態のブランクを3〜4等分するという新たなスタイルを生み出しました。それは私たちのブランクの継ぎ方の進化過程で第三世代と呼ぶものです。この手法は他メーカーにも見ない、たいへん珍しい組み方で、馴染みのない方もまだ多いと思いますが、カスケットファンならば覚えておいてください。
これまでの2ピース設計だったブランクはこの第三世代の継ぎ方に置き換えようとしています。これまで8-9ftボロンハンドルにはトライアンフ、スペイサイド、バルキーバックがありました。これらを一つづつ、第三世代的なパックロッドに進化させ、それぞれのコンセプトを引き継ぐラインナップを目指しています。
そう、これまでのカスケットファンの方は写真のスレッドカラーを見てピンときたはずです。カスケットが得意とする多色巻きのメインカラーにご注目。青はトライアンフコンセプト、グリーンはスペイサイド、ガンメタルはバルキーバック、そしてブラックはソルティスペイサイドをコンセプト軸としたもので、それぞれのコンセプトを視覚化するスレッドパターンなのです。培った系譜をきちんと繋いでいくこともカスケットのコンセプト(歴史)です。これらは今年テストして完成したものから製品化していきます。さ、皆様も旅の準備はお済みですか?良い週末を。