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2020/10/03ファイブポケッツトート

H.teshima

今季最終の渓流釣りで、ついに出来上がったオリジナルトートバッグ「ファイブポケッツトート」を使いました。(脱いだズボンが写ってますね。汗) 熟考して作っただけにとても使いやすいですが、釣りやアウトドアに使う前に展示会の仕事や普段で数年は使いたいと思います。そのくらい良い出来であります! これまでの紹介はこちら 【近々の販売予定】
ドゴールキャップ:10月5日〜
防寒グローブ:10月5日〜
コンクルージョン:10月9日〜
ファイブポケッツトート:10月9日〜

2020/09/24100年クオリティ

H.teshima

2020年の渓流禁漁まであとわずか。寂しくもありますが、年々、今年も無事に終えた安堵感の喜びの方が大きくなっています。 今年もいくつかの道具を更新させ、新作も生みだすことができたことを誇りに思います。私たちの活動を10年、20年と見守って来てくれた方々には、変わらないスタイルながらも進化を感じ取っていただけると確信します。 道具は消耗品です。一生物とは思えませんが、たとえ壊れても、他のもので便利なものが誕生したとしても、古道具にあるような手放せない魅力と色褪せない輝きを持つことを私たちは心掛けています。これはずっと変わらない我々の道具作りの精神です。 トラディショナルの一貫性と統一感の範疇で目新しいものをひとつづつ紡ぎ出すには相応の時間も必要ですが、その掛けた分、製品に宿る存在感や重みは増し、皆様の使う気持ちにも大いに乗り移っていると信じます。 鱒は太古の昔から同じ姿で生き続けています。この日本独特な清流に棲む魚に魅せられた文化に少しでも貢献できたら、我々も冥利に尽きます。

2020/07/23アンサンドフィニッシュ

H.teshima

カスケット・ロッドの表面仕上げはアンサンドフィニッシュがほとんどです。アンサンドフィニッシュは無研磨・無塗装仕上げとも言います。実はこの高級仕上げとも呼ばれるアンサンドフィニッシュはカスケットが依頼するブランク工場が日本で初めて確立したのです。こう言うと、少し詳しい方はどこかがわかってしまいますね。
アンサンドフィニッシュを簡単に説明すると、マンドレル(鉄芯)にプリプレグ(カーボンシート)をテーピングで圧着させ、加熱整形した後でこのテーピングを除去したままで仕上げます。つまりテーピングを除去した痕(段差)が残った状態でありますから触るとザラザラとします。 通常のブランクはこの後でテーピング痕を消すためにクリア塗装とサンディング(研磨)を繰り返し、最後に本番の塗装をして仕上げます。ロッドのコスメティックに塗装の自由度は魅力的ですが、言うなればコーティングされた状態です。想像の通り、塗装をすれば自重は重くもなり、ロッド本来の復元力は減退します。
ロッドに計算された弾性とカーブ支点からのルアー放出をスポイルさせることなく、着水時にはロッドのブレが収束しているという絶妙な「使い心地」はアンサンドフィニッシュだからとも言えるのです。さらに言えば、テーピングを細かいピッチで一糸の乱れもなく巻き上げ、最後は取り去るだけの一発仕上げというのは相当な技術を要し、大抵の工場はハーフサンドや塗装を施し、不良率を減らしているのです。 こうして軽量に仕上げたブランクに、美しいガイドラッピングを薄くて強度を持たせる熟練のアッセンブリーに繋がってこそカスケットのブランクは完成します。
さて動画はご存知、トラウト活動家の斉藤さん。最新動画を見ていただいてもキャストの気持ち良さが伝わるかと思います。このキャストに追従していくアンバサダー2500Cのアベイルパーツ、チューニングも素晴らしい。特に今回のアベイル新作のウオームシャフト。これは在庫ある内にご自身が安心するくらいの数量を確保しておくことをオススメします。NEWファルコンの最終型も斉藤さんの釣りで活躍しているようです。合わせてご覧ください。
【アンサンドフィニッシュまとめ】
メリット
(1)テーピング痕の凹凸によってラインがべたつかず、水切れが良い。
(2)8%近い軽量化。
(3)15〜20%耐圧縮強度が向上。
デメリット
(1)ブランクの塗装がないため、無味簡素。
(2)製作において技術を要する。(職人の技術継承が心配。)

2020/07/02ドゴールキャップ

H.teshima

新しい生地で仕立てたドゴールキャップのサンプルができました。生地も反物で見ただけでは仕上がりがわからなくて毎回勉強です。この生地はヘリンボン柄の薄手のコットンです。「見た目の雰囲気はあるのに軽くて被りやすい」これが僕の夏用ドゴールキャップの命題ですが、今回もきっちりそれをこなす生地を発見できました。

詳細詰めまして受付を開始します。なお今回のキャップも受注生産を予定しています。期間内にぜひ検討ください。
インディゴ染め企画 予告していましたフィルソンのフォウルウエザーベストのインディゴ染め企画、受付を開始しました。このベストや機能がお好きで、場所によってベストを2着持ちたい方、他人が持っていない色を着たい方、オイル自体が苦手な方は必見です。
インディゴ染め企画の概要は(1)専門業者で完全な脱脂(オイル抜き)加工をした後で、(2)インディゴ染め致します。

【ご予約にあたって注意点がいくつかございます。】
(1)画像のベストはサンプルで過去のベストを利用して作ったもので実際にインディゴ染めするベストとはネームタグが異なります。
(2)ジーンズの初卸の時のように白い素材と合わせると色移りの可能性もあります。注意してご使用ください。
(3)COVID19禍中でもあり、GWも重なるので納期は1〜2ヶ月と幅広く取っています。ご理解のある方のみご注文ください。
(4)予約商品ですので別商品を同時発注される方はベストの納品まで取り置きをするため代金は全額を先にご入金いただきます。支払いは納品時が良い場合は予約のベストのみご注文ください。
(5)レザーストラップは外した状態で納品いたします。
(6)持ち込み品のインディゴ染めはいたしません。当店在庫品のみいたします。完売次第終了となります。 実際にインディゴ染めに使用するベストのネームタグはこちらです。

本日の道具