2020/10/26アルセドスパイダー・N.483テスト動画
48テスト模様&プロモーションです。詳しくは動画内で少し喋っております。(相変わらず動画で喋るのは苦手です、ご勘弁ください。)
2021年春以降に発売予定です。受付はまだ先となります。
2021年春以降に発売予定です。受付はまだ先となります。

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トラウトオフはヒラマサオン。これは僕にとっての毎年のことですが、今年はまだ秋のヒラマサに行けていません。それも10月はクルーズの予約が詰まっていて、ようやく僕が予定していた日は強風で沖に出れず、、仕方なく湾内シーバスとなりました。
でもこれはこれで季節の楽しみとして、かなり数が釣れるのでビッグトラウトロッドのテストにちょうどいいです。今回はヒラマサにも使おうか悩んでいたルイノスヒューチェンの96-4ピースロッドをテストに持ち込みました。
居るけど喰わない。湾内シーバスをやっていると、それがよく分かります。潮の動きを感じ始めると同じエリアでもポツポツ喰いはじめて、捕食スイッチを入れるいくつかのコツを試していると、一つの正解に辿り着きます。そこからは割と容易くシーバスが釣れ始めるから面白い。
一斉に7人くらいがルアーを投げますから、魚の反応が徐々に変わってくるのが分かります。小さいけど数が釣れる人、割と大型も来る人、どんどん掛けるけどバラす人、当たりは少ないけどバラさない人。色々やりすぎて釣れない人。様々のパターンで、どの人に合わせれば今日、今の正解に近づけるかは短時間の分析が勝負です。
なぁんてコキましたが、、、ある程度、満遍なく釣れてくれるこの釣りは平和的で大好きです。ランディングを自分でしたり、助け合ったり、ああ楽しい。一変、ヒラマサはこの辺りが結構シビアな日が多く、かつその好機の一瞬を逃すと1日をフイにしてしまうから、今でも怖い(難しい)釣りだと思っています。
この日の僕の最大は83cm。一人で20本近くは釣り上げました。冬に向かってよく太っていましたが、ルイノス96-4はさらに重く、強いイトウを念頭にしているので、余裕がありすぎます。(ボートからの釣りの割には強すぎて、よくバラしました。。。汗)
参加のみんなも全員フィッシュオン。お名前、書きませんが皆さん、楽しかったですね。今度は沖のヒラマサ目指しましょ!
我が家も一年ぶりにスズキのカルパッチョをビールとともに楽しみました。個人的な美味しく食べる「カルパッチョのコツ」は以下の通り。
(1)現場での血抜きしっかり。内臓、エラは現場で取りさって持ち帰る。
ロッド:アウトバックビリーバーOBB67MS+6ftBORON HANDLE
陽は既に高いのに涼風漂う渓流に到着。目ぼしいところは車、車。三つ目の場所でようやく入渓。ブランクの調子はいい。しかし投げる様子を動画に収める時間だけが続き、ここぞと言う大場所は沈黙を貫きます。もう環境的な絵を撮ることだけにしようと歩き続けた、小場所、それほど気合の入っていない流れから、この山女魚が姿を現わしました。
この試作をギリギリに仕上げた職人が引き寄せた執念の幸運でしょう。この続きはまた後日に。せっかく撮った動画をゆっくり編集してオフ期間にお届けしたいと思います。
2020年の渓流禁漁まであとわずか。寂しくもありますが、年々、今年も無事に終えた安堵感の喜びの方が大きくなっています。
今年もいくつかの道具を更新させ、新作も生みだすことができたことを誇りに思います。私たちの活動を10年、20年と見守って来てくれた方々には、変わらないスタイルながらも進化を感じ取っていただけると確信します。
道具は消耗品です。一生物とは思えませんが、たとえ壊れても、他のもので便利なものが誕生したとしても、古道具にあるような手放せない魅力と色褪せない輝きを持つことを私たちは心掛けています。これはずっと変わらない我々の道具作りの精神です。
トラディショナルの一貫性と統一感の範疇で目新しいものをひとつづつ紡ぎ出すには相応の時間も必要ですが、その掛けた分、製品に宿る存在感や重みは増し、皆様の使う気持ちにも大いに乗り移っていると信じます。
鱒は太古の昔から同じ姿で生き続けています。この日本独特な清流に棲む魚に魅せられた文化に少しでも貢献できたら、我々も冥利に尽きます。