2020/07/20渓流ミノー・フック考(ベリーフック代用品の販売)
ミノーのベリー(お腹)フックの代用として装着しているソリッドリングの販売を開始します。
このソリッドリングは重量が0.15gほどあり、トレブル換算で#8-10の重量があります。ミノーの姿勢を前傾姿勢で保つほどの重量があり、フックレスにしても流れで安定します。
さらに、リアフックを細軸のループノット・ツインフックにし、追尾した渓魚に確実なフッキングをもたらすシステムが大変好評です。魚に優しいかは分からないとして、フックを外す際にネットの余計な場所に絡まることもありませんし、リリースが簡単になります。もちろん釣果はというと渓魚が一度触れると逃れられない極細軸タイプは多くの方が賛同いただけるはずです。
上写真のように、今回この細軸タイプにサイズ違い#8−10をラインナップしました。ループノットツイン#8−10はサイズを大きくしながらも線径は0.54mmと、ミノープラッギンアシストフックの#12-14(0.64mm)、#8-10(0.72mm)よりも細い設定です。刺さりとホールド性能は極細軸のまさにスケールアップ版です。狙いは上の写真に戻っていただいて、つまり5〜6cmミノー、リアフックのみで大型渓流魚(主に秋の40cmクラスのヤマメ)のチョン喰いに挑むためのフックなのです。もしも50cm以上を想定しているなら、このフックではなくミノープラッギンアシストフックの大型(#8−10、#4−8)を合わせます。
スプリット、ソリッドリングやアシストフック。僕がミノーにフックをセット販売しない理由は多様な思いと狙いがあるからです。今回T-settingことベリーフックレス関連のボタンを作りました。商品が探しやすくなれば幸いです。
コロナ禍でいつもより魚と対峙できていませんが、春に釣れた数匹はこのフックをテストしていたものです。刺さりとホールドはよく、秋渓流の大型ヤマメとの対決が楽しみです。ミノーはTRAD78HS【T-settingことベリーフックレス関連】
ループノットツインフック(極細〜細軸)
ループノットツインフック(中軸)
ミノーアシスト・シングルフック
ステンレス平打ちスプリットリング
ソリッドリング0.15g(センターフックレス用)
マイクロリング(ループノットツインフック用)
プラッギンラインチューブ








渓流も忙しいですが、目の前の玄界灘も気になる季節です。
ジギングでこのサイズは嬉しかった!さて、カーペンターの入荷ルアーを公開しました。くれぐれも個数制限を守ってくださいませ。また明日は集計がまだできないので本日受付のカーペンター店頭引き取りはご遠慮ください。ご協力お願いします。
夏に冬の話で恐縮ですが
コロナの影響で遠征も中止、なかなか釣りに行けませんが、アウトバックビリーバー67完成に向けて徐々に動いています。元型となるブランクで本流ヤマメがドスンと来てくました。朝から数匹バラしていたので久々の強烈な引きに緊張しました。ルアーはトラッドミノー78HS。本流趣向の方から再販熱望されるミノーです。
ブランクカラーやロッドネームが前コンセプト的にトライアンフの2ピース設定でしたが、4ピースの旅パックロッドにする予定です。先のOBB60Mブランクが大型トラウト狙いで小型ミノーの扱いにも傾けた設定でしたが、次回作のOBB67Mブランクは本流ルアー寄りに設定します。これでこの2本とハンドル一つで旅先がどういう状況であれ、トラウトフィッシングが楽しめるというワケです。
ヤマメの精悍な顔、何度見ても好きですね。川は鮎も始まり、静かに賑わいを取り戻しているようでした。暑い夏がすぐそこまで来ています。
OBB67Mのテストをしていますが、すぐに販売できるわけではありません。今季じっくり作り込んでいきます。週末販売したミノーのご連絡、配送に関してはスタッフから返信をお待ちください。「おまとめ発送」希望の方は注文番号を明記してご依頼ください。発送連絡(メール)が来てからの変更は承りません。よろしくお願いします。
バルサトラッドは本日の19時から販売いたします。今回のバルサトラッドはクラシックカラーで登場です。このSSカラーで釣れると懐かしいヤマメを連れてきたような郷愁にも浸ります。
SSカラーはアルミの散光とは別にパールとサイドにラメを振っていることで光り方が全然違います。間隔のあるトウイッチでボワン、ギランと水中で光らせ、グワンとさらに大きな光りがこのミノーを飲み込むのです。SSラメのチラつく光りと、薄くパールマゼンダも吹くことで上品な仕上がりになっています。
Lパーチは金黒苦手な方でも信じて投げる不思議な魅力を持つカラーです。実際、良く釣れます。個人的にはタンニンウオーター気味な水色ややや濁りがあるときに魚が発見してくれる気がします。それは黄色みの光り故か、赤の縞スリットによる移動認識の良さか、正直言って分かりません。想像は自由に楽しんでほしいですね。