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レッドフォード(3機種)の予約受付は6月14日を予定します。それまでにブランクの特徴とテスト時の釣果を紹介します。 レッドフォード この魚を本州の河川で釣ることは容易ではない。しかし一度サクラマスの眼光に魅入られたら、お終いである。我々は争うすべなく川に立つのだ。年々厳しくなるサクラマスの遡上は今年も少ないところが目立った。高水温化の影響は寒冷を好む鱒族の生態を変えつつあるのは自明だ。 竹内様 こんな苦しい年に新作ロッドのテストなんて、、、、と言いながら僕にテストを託された竹内さんは黙々と川に立ち続けてくれました。とにかく釣るまではとあちこちを巡って、千載一遇の一匹を掛けたとしてもフックアウト。(サクラマスをしたことがある方はバレやすいことをご存知。)自分だったら同じ魚を狙い続ける週末を2ヶ月も過ごすと嫌になって渓流に逃げてしまうかもしれません。 それでも二人は一匹を(自分を)信じて。。。。 「バラすのもサクラマス釣り、意外とウケが良いかもしれんから、僕の連続バラシの動画も使ってくださいよ(笑)。」(動画をご覧ください。)そう言える常山さんは自分に自信があるんです。そしてキャッチの「ふ〜、来たぞ。」の声漏れる動画に僕は痛く共感しました。そう何を何匹釣っても、毎回こんな気持ちなんですよね。 さて、レッドフォードRFB894HSのスペックは以下の通りです。
【RFB894HS】
LENGTH: 8ft 9inch、4piece+BORON HANDLE(8-9ftGタイプを前提としたレングス)
仕舞寸法 : 64cm(実寸)
LURE WIEHT : 7-28g
LINE : 8-16lb(PE:#0.8-1.2)
これまでにあったブランクのスペイサイドSPB88HSがベースとし、ハンドルから上部のブランクを均等4分割したブランクです。これにボロンハンドルが付きますので変形の5ピースロッドとも言えます。Hクラスは繊細なティップを持ちながら、徐々に綺麗に移行するベンディングカーブを実現。印籠継ぎ4ピースであることを忘れるかのようなブランクのしなやかさを見せます。
つづく

2022/05/23中禅寺湖に挑戦

H.teshima

先週、日光は中禅寺湖のレイクトラウトに挑戦しました。福岡→成田経由で車で3時間。羽田経由よりも楽チンです。標高1200mの高山の中禅寺湖には何度か来ていますが、未だに分からないことだらけです。持ち込んだ試作ロッドはレッドフォードRFB894H、RFB743H。中禅寺湖では知る人ぞ的な存在の大森さんにサポートいただきました。北関東屈指のフィールドで他を圧倒する釣果を出し続ける大森さんにレッドフォード894を試していただきながらその極意を今回少しだけ教えていただきました。 大森先生はさすがでした。お付き合いのこの1日だけ、そして午前中だけで一人で8本キャッチ!!こんなにレイクを釣る人見たことありませんよ。圧倒的に釣る大森さんを隣に、違いやキモを理解させていただきました。氏のアドバイスなければ九州の僕らには釣れなかったと思います。この釣りは管釣り的な繊細なテクニカルを求められるのです。 レポートは動画で後ほどブランクの受付時までにまとめます。ここではその時に使ったアイテムをご紹介します。
【偏光サングラス】
現在受付中の偏光サングラス「ゲンズブール」でゴールドミラーも試してきました。結論から言うとクリアブラウンのフレームにはよく合っていると思いました。そしてゴールドミラーは中禅寺湖の岸辺の水色が藻が取れて黄色い水色なのですが、この黄色をミラーが反射して打ち消して、水中が青くよく見えました。タンニンウオーターでも期待できるかもしれません。どう見えるかはまた後日検証します。ミラーはやはりシルバー万能で色変化が少ないので最もおすすめですが、バリエーション系が欲しい方にはクリアブラウンにゴールドミラーはいいかもですよ。 【てしまのキャップ&ウエア】
いつものドゴールキャップにルーカステイラーのカスケット正装ではなく、あえてシムススタイルの礼装で出掛けました。(笑)
【キャップ】シムスの定番トラウトトラッカー
【ジャケット】G4 PRO JACKET、クラス最高の強度、適度な柔らかい生地に多彩なポケット。これは人間を助けてくれる。
【ウエーダー】G4 PRO STOCKINGです。気温低下の雨予報だったのですが、生地の厚いG4のおかげで快適でした。
【ブーツ】はフライウエイトのビブラムソールでしたが、康平が持ち込んだアクセスブーツのラバーが素晴らしく良さそうでした。

フライ担当の康平も今回はレッドフォードのブランクドテスト(ルアー)に参加してもらいました。そして大森塾に入塾して見事に人生初のレイクトラウトをキャッチ。大森さんのお陰です。
【康平のキャップ&ウエア】
【ウエーダー】ウエーダーはフライウエイト。中禅寺湖に浸かっていると寒いと言っていましたから、やはり歩き回る渓流にいいでしょうね。 【ジャケット】 ジャケットは今度のオフに再製作を企画中のルーカステイラーI型。袖口の防水がしっかり効いていました。これはG4が負けた。(笑)
【ブーツ】シムスのアクセスブーツ、各地ですごい食いつきだと好評です。 とりあえず動画まとめたらブランクの受付も開始しますのでお見逃しなく。
表彰台という釣りがまったく似合わないカスケット(僕、手島)ですが、もっと似合わないフィッシングライターの宮沢氏が芦ノ湖の大会で3位入賞しました。それもブレードジャックガウディで大型レインボーが連発だったそうです。 ざぶんざぶんのボートの上から鼻息荒く、途切れ途切れの電話で、
「はあ、テッシー、、え、エレキが、、、ジャックがね・・・」
「それとブレードが・・・」
と呻くものだから、船が転覆しそうで何か落としたのかと思っていたら、凄い釣れてるよという実況だったようです。電話は途中で切れてしまったので、放っていたら、こんな写真が!(驚)(何かあったのも事実だったようですが・・・・)

ともあれ宮ちゃん、芦ノ湖があなたに伊勢原釣具を早く復活させなきゃね。と言っているようです。
宮沢氏の「まあまあ日刊イセツリ通信」。ご覧になってください。

本日の道具

2022/02/12レッドフォード試作

H.teshima

カスケットのロッドの継ぎ方はボロンハンドルを脱着した状態のブランクを3〜4等分するという新たなスタイルを生み出しました。それは私たちのブランクの継ぎ方の進化過程で第三世代と呼ぶものです。この手法は他メーカーにも見ない、たいへん珍しい組み方で、馴染みのない方もまだ多いと思いますが、カスケットファンならば覚えておいてください。 これまでの2ピース設計だったブランクはこの第三世代の継ぎ方に置き換えようとしています。これまで8-9ftボロンハンドルにはトライアンフ、スペイサイド、バルキーバックがありました。これらを一つづつ、第三世代的なパックロッドに進化させ、それぞれのコンセプトを引き継ぐラインナップを目指しています。 そう、これまでのカスケットファンの方は写真のスレッドカラーを見てピンときたはずです。カスケットが得意とする多色巻きのメインカラーにご注目。青はトライアンフコンセプト、グリーンはスペイサイド、ガンメタルはバルキーバック、そしてブラックはソルティスペイサイドをコンセプト軸としたもので、それぞれのコンセプトを視覚化するスレッドパターンなのです。培った系譜をきちんと繋いでいくこともカスケットのコンセプト(歴史)です。これらは今年テストして完成したものから製品化していきます。さ、皆様も旅の準備はお済みですか?良い週末を。
カチン、コチンと閉まる音はアブの二段クラッチにも通じる心地いい趣味の音です。2年ほど前から取り掛かっているUMCO-P9の復刻アルミボックス。内部コンパートメントは写真の一種類ですが、50、60、78mmのミノーはたくさん収納できます。しかも古いP-9にも流用することができます。外部のネジを緩めてコンパートメントは取り外して使うこともできるので、大型のMP145やディープダイバーミノーも収納できます。 この企画、金型から作って取り組んでいますが、あれこれと苦難の連続で難航しています。そしてこの年末に少し前進しました。。。来年には発売したいな・・
このほか以下のブランクを企画中です。(製作は2023年以降です。)
【開発予定】
RFB894H(スペイサイド後継)、894XH(バルキーバック後継)、743H(トライアンフ後継)
ACB554M(レボリューション後継)、ACB534M(ハイパーブレイク後継)
【廃盤予定】
TRB77HS、TRB83HS、SPB88HS、SPB92XHS、BBB88XHS。*修理在庫はまだあります。 【第三世代的カスケットブランクコンセプト】
カスケットのトラウトロッドは進化してきました。それは、ブランクスルー設計の(第一世代)。既存ブランクをグリップ脱着へと導き、ベゼルグリップ、ボロンハンドル化した第二世代。そしてハンドル、グリップから上を等分割で設計する新しい継ぎ方の第三世代へと移行しています。今後は第二世代のブランク(8-9ftボロンハンドル機種)の生産を止めていく方向です。
【修理ブランクについて】
具体的には上記の【廃盤予定】ブランクの修理は、在庫が無くなり次第、これまでの修理はできなくなります。代わりにパックロッドコンセプト(第三世代)を製作の順番は関係なく次の生産ロットに組み込んでお作りさせていただきます。*修理代金はこれまでの破損ブランクのみではなく全てを作り直す代金となります。

今年もある程度の生産余裕は見つつも、飛び込みの修理ロッドで全てを新たなブランクで作り直し希望する方も多く、少しづつ生産予定に遅延の影響が出ています。この点はどうか、職人もフル稼働しておりますので、カスケットロッドを愛用されるすべての皆様のご理解と温かな目でご容赦いただきたいと思います。*修理ロッドは可能な限り、次ロットで入れる方針は第一世代当初から変わっておりません。