2026/09/11続・フライリールGORDON
昨日、約2年ぶりに受付を再開したフライリール・ゴードン。早速ご予約を頂きました皆様ありがとうございます。ご用意していた台数分の付属スウェードリール袋が無くなったため、以降のご注文分は布製またはフリース素材のリール袋のいずれかを付属させて頂く予定です。
アメリカンクラシック・スタイルを踏襲しつつ、各部を日本渓流魚に似合うバランスへモディファイしたデザイン、金属パーツによる趣のあるチェックサウンド、傷が入るほどに格好良いハンドポリッシュによる仕上げ。小粒な中に、手作りならではの魅力が凝縮されたフライリールです。








往年の名機達のような風格を持ちながら、現代のグラスロッドやグラファイトロッドにも合わせられるようカスタマイズされたカスケットオリジナルのフライリール「GORDON:ゴードン」。
こちらは先日、調整でお預かりしたお客様の一台。大切に使い込まれてリムは傷だらけでしたが、沢山の思い出を共にしたであろうその表情は本当に格好良い雰囲気に育っていました。
丁寧な手仕事で作り上げられたリールにしか出ない独特の雰囲気。僕はそれが好きです。
ぜひともこのリールを、小渓の宝石のような鱒達の傍に添えて下さいませ。
機能を重視したラージアーバーが主流の現在。短めのロッドに似合う小径リールが本当に少なくなっていますが、可憐な日本渓流魚の傍に添えるなら、やはりこんな小粒なリールが粋だと感じます。
手作りの道具が生み出す、スローで優雅な釣りの時間はなんとも心地の良いものです。手作りのリール「GORDON」。ぜひこの機会にご注文ください。
家族ごとを済ませて、この日はGW唯一の釣り日。
綺麗な魚達に会いたくて、僕は街をくぐり抜け、人ひとり居ない深い深い山の奥へと向かいました。
堰堤のプールを除けば、そこはポケットウォーターと呼べるような、小さなポイントが連続する源流部。近距離〜中距離のコントロール性能に秀でたグラスロッド「スコットFシリーズ」は強力な相棒となります。
大好きな無黒点のヤマメに、エメラルドのパーマークを纏ったオシャレさん。大きさこそ無いものの、ビューティーコンテストなら優勝させてあげたいような美しさ。
最後はお腹にまでビッシリ黒点を持った「マダラ」な一尾。この日はメイフライ系の毛鉤には全く無関心。山女魚たちはCDCやエルクヘアで巻いたカディスタイプにご執心でした。
そして待ちに待った野生の昼食、BLTサンドイッチ。新鮮な野菜に燻製豚肉、さらに欲張ってチーズもイン。これをギューっと潰して頬張るのが最高なのです。
この日の獲物は魚だけでなく、鹿の落とし物も。さすがハンティングシリーズの「ピントラー」。これほど鹿角が似合うバックパックもそうそう有りません(笑)
鮮やかな新緑、吹き抜ける風、澄み切った流れ、飛び交う虫達、そして美しい山女魚。様々な野生を体の奥深くまで染み込ませて、僕は山を後にしました。
スコットの伝統息づくグラスロッド「Fシリーズ」の723/5(7ft2inc3番/5ピース)が再入荷しました。Sグラス全盛の時代にあえて用いたEグラスは、深いパーシモン色のアンサンド・ナチュラルフィニッシュ。
ちなみにこのブランクカラーは塗装ではなく特注したレジンによるものらしく、素材そのものの色合いだそう。その他にも、1点1点擦り合わせで作られる中空の印籠継ぎ、フロールグレードの最上級コルク、チタンSic製ストリッピングガイド、レモンイエロー&カーマイン色の美しいティッピングスレッドなど、仕上げ&性能ともに一切の妥協を廃した造り込み。これぞクラシックな最先端、極上の一振りです。