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2023/10/09スタッフ・コーヘイ2023年最後の渓流釣り

スタッフ コーヘイ

9月末、2023年最後の渓流釣りは「釣った魚を渓流で食べる!」という、ある意味釣りの原点的な楽しみ方をしました。釣行は僕と兄とスタッフ・ジュンの3人組。 この日僕の目標は「McGinty|マクジンティ」と言うハチのフライで魚を釣ること。なぜなら今年通った川に掛かる橋脚に大きなスズメバチの巣があり「落ちた蜂を食べているはず!」との予想をしていた為で、このマクジンティに一際大きな期待を寄せていたのでありました。実はこのフライ、以前ブログでご紹介したゲーリーラフォンテーン著書「ザ・ドライフライ」に登場するもの。ホワイトティップ・ブルーマラードのクイルウイングが怪しく光ってとっても効きそう。 さらに調べてみれば、かの文豪ヘミングウェイの作品内に登場し、ご本人が最も愛用したフライであるとか、雷雨の後にのみ抜群に効くとか、万一魚が鉤先に触れても蜂だから刺される事に違和感を覚えず何度もアタックしてくるとか、調べるほどに興味深いのです。 今回はポイントによって、浮かせたり沈ませた自由に使う前提。飛行、流下姿勢が安定する目論みでフックは太軸のTMC9300、サイズはスズメバチをイメージして大きめの#10に巻きました。 朝の間降っていた雨も止み、そっと流れに投じてみると、最初は浮いていたボディが徐々に水を含んで沈み始めます。そのままウェットフライとして流れをユラユラ横切らせると、ピピピッとリーダーの流れに変化が!咥えたのは20cmちょっとの小さな虹鱒でしたが、それはそれは見事な跳躍を2回見せた素晴らしいファイターでした。 よく見るとお腹に何か入っていてポコポコ膨らんでいる。こりゃ食いしん坊だ(笑)!今回は釣った魚を食べる予定なので、早速さばいて胃の中を見てみるとびっくり。 本当にスズメバチが入ってた!これはもう、してやったりだと一人ガッツポーズして狂喜乱舞(笑)!自分の予想が的中し、思い通りに釣れたこの喜びは大物を手にした時に負けないほどの大きな感動がありました。さらに次から次にカマキリ、バッタ、イモムシ、小魚と出てくる出てくるっ(笑)!小さな大食漢、まさに天晴れな一尾でした。 そして、インジケーターを食ってフライが外掛かりして釣れてしまった一尾・・・。毎回思うのですが、インジケーターへアタックしてくる時って、どうしてこんなにも激しいのだろう・・・。こ、これがデビーのパターンかっ!(納得!) 最後はみんなで釣った魚を焚き火で焼いて頂きました。被っていたハットに枯れ葉を集めて落ち葉焚き。魚も串ではなく、木の枝に刺して、その場にあるものだけで仕立てたのが今回のコダワリ所です。 兄の、ウマっ!え?なにコレ・・・ウンッマ!!!の図。ホックホク、さらに滴るほど脂が乗っていて最高にジューシー!今年最後の釣行は、思惑通りに釣って食べて、ちょっとだけ自然と繋がれたような、実りのある一日になりました。

本日の道具

2023/09/08SCOTT|スコット Fシリーズ

スタッフ コーヘイ

スコットの伝統が息づくグラスファイバーロッド「Fシリーズ」。現在、622/4(6フィート2インチ2番4ピース)、723/5(7フィート2インチ3番5ピース)、724/4(7フィート2インチ4番4ピース)が再入荷しています。 ドライフライからライトニンフィングまで難なくこなし、20〜25cmくらいまでのレギュラーサイズな渓流魚たちの引きも思う存分楽しめるロッドです。竿先からリーダーしか出ていないような至近距離キャストだって大得意。日本渓流にベストマッチなシリーズです。

本日の道具

アメリカ・アイダホ州で、独自の哲学持ったフライリールを生産する「ウォーターワークス/ラムソン」社より2023年限定カラーのリールが販売されます。 同社はシンプルな構造の中に、科学的なアプローチ、極めて高度な設計技術、複雑なデザインを集約した超軽量ラージアーバーリールで有名です。 淡水、海水を問わない高い防水性、大口径から生まれるリトリーブスピード、驚くほどの軽量性から、僕は湖や本流、ソルトでグラファイトロッドに合わせる時によく愛用しています。(上写真は予約品とは別モデル)堅牢で鮮やかなハードアルマイト処理や、建築物のようなデザインも美しいフライリールです。

本日の道具

2023/05/02SCOTT|スコット Fシリーズ再入荷

スタッフ コーヘイ

山々に磨かれた水がひっそりと流れる小さな川。その景色全てを吸い込んだように鮮やかな野生魚。小さくも逞しい躍動を手元に伝え、美しい弧を描く釣竿。忙しい日々の中、ようやく作れた自分だけの時間を満喫するならこんなロッドが一等楽しい。 欠品していたスコットのグラスロッド「Fシリーズ」がようやく入荷しました。スペックを選べるほど種類が揃うのは本当に久しぶりです。全てがハンドクラフトゆえに、一度欠品すると1年以上入ってこない事もザラなスコットのフライロッド。在庫があるうちに是非どうぞ。

本日の道具

クラウドファンディングによって実現した、つり人社さんの「ゲーリー・ラフォンテーン著 The Dry Fly」の翻訳プロジェクト。その締めくくりとなる発売記念イベントが先週末ついに開催され、参加のため東京へ行っておりました。(※参加券付きコースの支援者のみ招待のイベント) 進行は翻訳者であられる東知憲さん、掲載フライを巻かれた日本屈指のプロフライタイヤー備前貢さんという目が飛び出しそうな巨匠お二人。完成までのご苦労からラフォンテーンにまつわるエピソード、思い出などなど、予定時間をオーバーする内容てんこ盛り&あっという間の約3時間!!(本当はあと5時間くらい聞いていたかった・・・) 個人的に最も嬉しかったのは、備前さんがタイイングされたラフォンテーン考案のパターンや氏のフェイバリットパターンを手にとって、じっくり拝見出来たこと。 芸術的なまでに作り込まれたフライ、パターン名が丁寧に書き込まれ大切に持ち運べるように工夫された箱、そしてサプライズ。細部の細部まで丁寧で真心のこもったプロの仕事を拝見することができ心底感動。内容は違えど、お客様に感動をお届けしたいという気持ちは同じなのだと、大変勉強になると共に身の引き締る素晴らしい体験になりました。