OBB67への布石(アウトバックビリーバーのテスト釣行)
今年は昨年できなかったOBB67Mのブランク作りを進めたいと思っています。OBB67Mの布石としてはTRB66MSとしてコスメしていた2pcsブランクです。最終、6ftボロンハンドル対応の4pcsパックロッドバージョンとなります。テーパーデザインや投げ心地もほぼ同じコンセプトで、まずは基本設計を作り、どこまでパックロッドで再現できるか、また必要なものは盛り込み、不要なものを削ぎ落すかの決定を現場での感覚で行っています。
早朝の気温がぐっと下がり、強風で時折ラインが煽られる週末でしたが、早速にも本流ヤマメを捉えることができました。
ルアーはTRAD78HS。やはりこのミノーが僕には使いやすい。78mm10gの重さがありながらキビキビと動き、流れを飛び出さずにコントロールできます。もう随分生産上に上がっていないので、僕もストックが尽きてきました。そろそろ企画せねば・・・自分のコマがなくなる。
初めの1匹を流れに戻して、また次の瀬の一投目で来ました。同じタックルです、釣れる時ってこんなものですね。PEラインは0.8号、ナイロン12lbのリーダーをFGノット。ドラグがギャギャ、ギャーとロッドをユサユサさせながら下流に出て行くのがスリリング。そしてじわ〜っとブランクのタメを淀みなくリフトしてくるのが楽しい時間です。
67の基本設計の概要はつかめましたので、あとは4pcsに分割する設計に移ります。ここからは僕のあーでもない、こーでもない、ここはこうして〜というモヤモヤを形にしてくれる熟練の設計技師にお願いして試作を待つとします。