2022/08/228月23日販売のベゼルグリップご紹介。その1
明日販売のベゼルグリップをご紹介します。
一本目は黒柿孔雀杢・極上。古来より伝統工芸品や茶器等に使用されてきた日本が誇る銘木「黒柿」。中でも極稀に孔雀の羽のように優美な模様を有する物が存在します。その出現確率は数十万本に一本とも言われる、まさに幻の銘木。黒柿の凛とした美しさに、迫力を併せ持った超希少銘木です。
二本目は、リオグランデパリサンダー。またの名を「黄金檀」とも呼ぶ、南米が誇る銘木。「リオ・グランデ=大きな川」の通り、黄金の杢肌に浮かぶ独特の模様は、まさに夕日に染まる大河を彷彿とさせます。杢としては珍しい黄色系の色合い、複雑に刻まれた縞模様は、一度目にしたら決して忘れることが出来ないほどのインパクト。まさに自然が作り出す芸術です。
三本目は、クラロウォルナット瘤。ブラックウォルナットを台木に、ヨーロッパ産のイングリッシュウォルナットを接ぎ木して出来る非常に珍しい品種です。2つの異なるウォルナットの拒絶反応から生まれる激しい瘤模様と複雑な色彩は他のウッドでは出せない独特のものがあります。ただでさえ希少価値が高い樹種ですが、接ぎ木による樹種のため成長が極めて遅く、材は枯渇の一途。厳選し、カスケットのハンドルになるクオリティの物ともなると、その数がいかに極僅かであるかがご理解頂けるかと思います。
四本目は、屋久杉。日本が誇る世界遺産「屋久島」の標高500メートル以上の山地に自生する杉。その中でも樹齢1000年以上のものを「屋久杉」と呼びます。非常に多くの油分を含み、水との相性が良いことから、江戸時代以降には船材や屋根材など耐水性が必要とされる用途で良材とされてきましたが、1993年の世界遺産登録で伐採は全面禁止、2019年には競りにかけられる事も禁止され、いまや入手不可能、幻の材となりました。通常の杉の寿命が500年ほどであるのに対し、屋久杉は1000年を超え、かの有名な「縄文杉」にいたっては推定7200年とも言われます。まさに不滅の生命力を宿す、神秘の樹種です。8月23日 販売スケジュール
【30,000cマイル以上の保有者・対象】
受付時刻:PM19:00~PM19:30(商品ページはPM18:30から公開)
ご購入頂けるのは30,000cマイル以上の保有者のみ・指定の時刻より入場できます。
*各商品ごとの購入時に必要な消費Cマイルとは異なります。
※樹種により5,000〜15,000cマイルを消費します。
※ポイントは商品の税抜き価格の1%が付与されます。
※付与Cマイルはございません。
※完売しなかった商品は後日に別途販売を行います。








セルと金属の美しいコンビネーションに加え、上半分が六角型、下半分がラウンド型のフレームという個性的ながら大人なデザインの偏光レンズ「Atherton」に、パカパカタイプを追加しました。
カスケットではお馴染みのパカパカ眼鏡ですが、何と言ってもその魅力は、可動式の偏光レンズ部分をパカっと跳ね上げるだけでクリアな視界が確保できる便利さにあります。撮影する時、ちょっと薄暗い木漏れ日の中を歩くとき、わざわざメガネを外す必要が無い。これは使ってみると想像以上に快適です。
金属クリップが付くことによるメカニカルな見た目も男子心をくすぐります。レンズ部分には「CASKET」のロゴを印刷。ちょっと小粋な鱒釣り眼鏡の完成です。
クリップオン偏光レンズ部分はワンタッチで着脱可能。普段は眼鏡(もしくはダテ眼鏡)として使うもアリ。カスケットロゴ入りの専用ケースと眼鏡拭きも付属しますので持ち運びはもちろん、デスクに置いても様になります。
「forest down-森にどっぷり」の意味込めたキャンパーキャップのご予約受付は本日13:00までとなっております。
薄手で速乾性があり、撥水加工も施されたトラウトマンのための鱒釣り帽子。都市でも原野でも、長く付き合える相棒になってくれるはずです。
18時販売開始のベゼルグリップより、商品ページの画像だけでは伝えきれない銘木の表情を深掘りしてご紹介。まずは「リグナムバイタ」。日本名は緑檀。世界で最も重い木として知られ、なんと水に沈むほどの高密度を誇る強靭な樹種です。反面その仕上がりは、鳥の羽をマクロレンズで覗いたような繊細な模様と、他に類を見ないほどの豊かな色彩を纏い、数多のクラフトマンや銘木通を虜にしてきました。
材を切り出した直後はもっと褐色の杢肌ですが、紫外線に反応することでたちまちこの滲み出るような緑味を発色するそうです。
また摩擦などを受け、100℃以上の高温になると樹脂分が滲み出すことから、古くは船舶のスクリューシャフトのベアリング材としても使われていた面白い歴史を持っています。
続いては「朴-ホオノキ」。実は私たち日本人とは歴史的にも結び付きの強い銘木で、古来より武士が持つ日本刀の「柄:つか」や「鞘:さや」には「朴」しか使われなかったとも言われるほど。つまりサムライ御用達のウッドであったわけです。
オリーブゴールド色とも言える杢肌と繊細な杢目、導管のウネリによる輝きは、直射日光下で見ると文句の付けられない美しさ。決して派手ではありませんが、実に品があり奥ゆかしく日本的な美を感じる一本です。
最後は「インドローズ」。非常に高い密度と耐久性がある上に狂いが少なく、美しい濃色の筋模様を有することから、ギターなど楽器、高級家具などの良材としても知られるインド産のローズウッド。「ローズ」の名前は材を削った際に放たれるバラのうような芳香が由来とされています。
これぞ銘木!と言わんばかりの密度、重厚感。深い褐色の中に浮かぶ上品で繊細な杢目は派手さこそありませんが、瘤材や縮み杢に勝るとも劣らない個性と深い味わいを持っています。
7月19日のベゼルグリップ・トリガーモデルの販売は、優先時間を設けた3段階で行わせて頂きます。