2018/10/20コンクルージョンの紹介 神代ケヤキ
千年以上もの間、地中に眠っていた杢を「神代」と呼びます。決して派手さがあるわけではありませんが、地上にあったのは遥か昔。「どんな時代に生きていたのだろうか」とそんな思いにふけ、ロマンを感じさせるウッドは神代欅。
眠りから目覚めた欅に、この網色の選定。若葉が芽生え、色づきまでの季節を纏わせることで、四季を通して楽しんでいただきたい職人の思いを感じてしまいます。本日は10月22日に販売予定のコンクルージョンより「神代欅」のご紹介でした。







この刻まれた模様のなんと美しいことでしょう。緻密な繊維のうねりと濃淡は砂絵による作品のようです。
しかしながらこのメイプル瘤、離れて見ていてもその美しさには、なかなか気付けません。優しい色合いと密な繊維は、遠目だとまるで目立つ事を控えているかの様に見えるのです。
ところがしっかりと向き合いレンズを向けると、その表情はカメラを向けられた女性の様に一変します。力強く、繊細。だけど決して主役(魚)よりも目立とうとはしない静かな美しさ。
色鮮やかな渓魚だからこそ、ぜひともこんな一本で優しく掬い、写真に納めて頂きたいと思うのです。
本日は10月22日に販売予定のコンクルージョンより「メイプル瘤」のご紹介でした。
人気の花梨瘤。右は「花梨瘤・橙 極上」、紅よりもワントーン明るい「橙」は使い込むと色が濃く、深くなっていく粋なところもあり、無数に入った瘤模様の華やかさはさらに目を惹きます。大きさはSTREAM23。左は「花梨瘤・白」、橙や紅に比べると、あっさりとした印象ですが鮮やかな渓魚の色彩を引き立ててくれる奥ゆかしさを感じらます。大きさはSTREAM26。
同じ材で、静寂さを感じさせる白から燃えるような紅、混ざり合う部分は青白や紅白など職人の手により豊富な色彩が生まれる花梨。杢の入り方でさらに様々な表情を見られるわけで、人が惹きつけられるわけですね。僕は空気が乾燥してきたこの季節にのど飴を食べるのですが、そのカリン(バラ科)とは別種になるようです。
「コンクルージョン」の販売を予定しております10月22日ですが、なんとウッドワーズの「コンパクションネット」と「マグネットリリーサー」も同日販売を行います。かなり盛りだくさんな内容となっていますので、ご期待下さい!!
※現在販売に向け準備を行っております。大変恐れ入りますが、販売時間、樹種、価格などに関するお問い合せはご遠慮下さいませ。
「キルテッド」と呼ばれる大きく波打つような杢目の輝きが美しいブビンガです。その中でも2色を有する希少部位が使用されたコンクルージョン。大きさはSTREAM23。白みの強いところになると表情を変え、杢目のきめ細やかな光沢はまさにシルクの様。
ブビンガは幹の周りが3mとひときわ大きくなるアフリカの木。現地ではブビンガの巨木を神聖なものとして「神様が宿る木」として大切にされるところは、日本の御神木にも通じているように思えてきます。本日は10月22日に販売予定のコンクルージョンより「キルテッドブビンガ ツートーン」のご紹介でした。