2023/01/19小事が大事、小物だけど大事なもの
ロッド:アルセドクライマーACB524MS、リール:ダイワ22EXIST LT3000S(カスケットエンブレム)、ルアー:TRAD-R50SHS、ライン:トラウトプラッギン5LB、スナップ:パワースピードスナップS小物といえど、大事なもの。それは色々あるけれど、魚と僕らを繋ぐ「ライン、フック、スナップ」は特に重要ですね。トラウト専用設計と僕が呼ぶナイロンライン、トラウトプラッギンは最新のナイロンと比べて少し直径を太く作ってあります。そしてアタリの取りやすい低伸度ラインでもありません。これらは結束強度を高め、なりふり構わず暴れるトラウトのローリング・ショックをギュウギュウと受け止める性能に特化したものです。
趣向はあれど、あらゆる場面、光量で視認性が高い蛍光グリーン。魚にバレるよと言う人があるなら、カスケットの過去の釣果をご覧ください。さらに50m毎にメーターシールを貼っているので細かな巻き替えが可能。1〜3回の釣行で交換するのが僕のおすすめです。バックラッシュ跡や糸癖が付くまでリールに巻きっぱなしのラインは千載一遇の釣りを成功に導きません。
ルアー交換の多いスナップも重要です。以前はクロスロック派でしたが、富士工業のパワースピードスナップを知ってからこれ一択です。キレのあるアクションに有効なサーキットボード製のリップでラインを切ってしまうトラブルをこの長めのスナップが防止してくれます。また形状の妙で不意に岩などにスナップが当たっても外れるトラブルはこれまでありません。しかも交換しやすい。今季も使おうとたっぷり補充しましたよ。
本日の道具
しかも富士工業が作った製品だけに、ガイドにも通る細身の設計のおかげで、スルスルとガイドから抜いて、アンバサダーのライン止めにも使えます。これで余計な留め具も不要です。このパワースピードスナップをこれからの渓流ミノーイングの最強、最適なスナップとして皆さんにも強くお勧めします。








タイイングに必要なほぼ全てツールがセットになったC&Fの「マルコポーロ・フライタイイング・システム」。あとはフックやマテリアルがあれば簡単にフライタイイングを始めることが可能です。
素晴らしいのは、含まれるツールそれぞれが上質でビギナーからベテランまで満足出来る点。45,000円(税抜)と安価なキットではありませんが、一点一点の値段を考えれば、これはむしろ非常にリーズナブルと言える価格です。
収納時は、長さ約20cm、横12cm、厚さ4cmのケースに収まってしまうんだから驚き。遠征先でフライを巻くトラベルキットとしてはもちろん、ご自宅に小さなお子さんやペットが居る方でもツールが出しっぱなしになりませんので安心です。1月21日以降は価格改定により50,000円(税抜)となりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
カスケットのトラウトロッドは2004年から製作が始まり、もうじき20年。初めて作ったトラディションの最初の魚はイトウでした。当時から木部、金属部分の意匠・設計は僕自身が行い、続くブランクの企画、ベゼルグリップ、ボロンハンドルの脱着構造など、少しづつ変化を加えながら現在に至ります。忙しくしていましたので、特許も商標権も取りませんでした。最近そっくりなのものが販売されていると聞きます。
A&Fのアウトドア小物はどれも完成度が高くって、使い込むほど中々イイ味出してくれます。いずれも酸化してくすんだり、エッジ塗装が剥げたりして、ますます愛着が湧いてきているトコロ。
冒険心に火をつける真鍮製コンパス、軽量コンパクトで大容量のアルミニウム携帯灰皿、命を守るホイッスル、美しい音色の熊鈴などなど、カスケットセレクトの秀逸なアイテムが本日再入荷しました。
春の準備、進んでいますか?3年ほど前から推していますがシムスのロッド&リール・ヴァウルトが入荷。本当におすすめなので、今年も取り寄せました。こんなに取るのはおそらく日本でカスケットだけでしょう。僕は入れ替えが面倒なので3つも所有しています。それはなぜか?実は現在カスケットが展開するボロンハンドル仕様の第三世代構想のパックロッドの全てが仕舞える長さなのです。というより、仕舞寸法を設計する上で、このバッグで遠征や車に積み込むことを前提にしています。このヴァウルトが廃盤になったらどうしよう・・・。
イトウ用、サクラマス用、本流ロッドも余裕、渓流パックロッドはいったい何本入るでしょうか?リールも2〜6台は余裕。閉じた時に天板との間にも余裕があるので、僕はルアーボックスを間に入れて予備ルアーも持って行っています。ウールフェルトの張り替えも終了、前後に15〜25mmのネジを打ち込んで減りや外れることを防止できます。ぜひウールフェルトを貼った方はつま先、踵の前後だけビスを打ち込むことをお勧めします。