2023/06/07ヴァンプ70を買われた方へ。
ヴァンプ70を買われた方へ。このミノーは湖ではワカサギが岸寄りするタイミングがベストです。基本デッドスローで水中に沈みすぎない速度が良いです。風が吹けば多少早めで水中にしっかり沈めても食ってきます。ダイビング、ポーズ、リトリーブ、一瞬のポーズ。今回は平水でしたが、結束金具とフックセッティングで激流の中でも使えます。
イトウのトン魚パターンでも使うつもりでしたが、急遽アメマスの湖でハマりました。ラインはPE0.8号、リーダーナイロン3〜4号で逆風でもよく飛びます。平均して30〜35m飛びますが、足元バイトが多いので回収は岸ギリギリまでした方が良いです。先の遠征ではヴァンプの表層誘いで良型のアメマスを8本釣ることができました。
本格的な発売はまだ先ですが、形状と設定が決まったものから製作を進めます。








フィルソンより、14ozという重厚なセイルクロス(ヨットの帆が由来のキャンバス)を使用したキャップ2種が入荷しました。同じ生地使いですがメッシュ仕様とフルパネル仕様、それぞれフロントパッチの素材が異なります。
面白いのはこのカモ柄。現在一般的にはダックハンターカモとして知られますが、元はやはり軍事用。擬態能力を持つカエルの皮膚を参考に開発されたことから、通は「フロッグスキン」と呼ぶのだとか。
オリジナルともなると1940年代の短い期間しか製造されていないようで現存数は極少、マニアの中でもレア物とされているそう。諸事情により軍隊での役目が終わったこのカモは民間へ放出品として販売、それを鴨猟の愛好家たちが好んで着ていたことから現在の「ダックハンターカモ」という名前で定着したそうです。
話は戻ってこのキャップ。使われている生地がとにかく重厚(笑)。昨今中々見ないこのラギット感はさすがFILSON。表面が擦れ、泥や汚れが付いてきたら、さぞ格好良くエイジングしていく事かと思います。
背面ベルトがレザー&真鍮金具というのも素晴らしい雰囲気。(白い物は保護紙)一見癖が強そうなカモ柄も、帽子ならばすこぶる取り入れやすく、使いやすい。チョッと差がつくフィルソンのヘビー級な一枚です。
ファルコンのトラウトトップオーターシリーズ、「デビーヴァンプ」もテストを進めています。パターン、時期限定な釣りですが、釣りに旬はあってこそ。そして趣向を究めることこそ釣りの粋(達成感)を感じられるというものです。
先はヴァンプミノーが水面を爆発させました。この形状に至るまでに実はもう数種類あったのですが、本番を前に狙いのアクションと状況に応じた用途をこなせて、仮説が正しかったことを証明する大変満足のいくテスト釣行になりました。さらにテストしたい設定もあり、また製作もこれからです。発売までにレポート、使い方の詳細を明らかにしていきたいと思います。
言わずと知れたFILSON社の名作「フォウルウェザーベスト」や「ガイドベスト」が廃盤となり、満を辞して販売されたのがこの「フィッシングガイドベスト」。同社が「アングラーなら誰もが憧れるベスト」とかなりの自信を見せる一枚です。
これまでのコットン製と打って変わって、極めて耐久性の高いリップストップナイロンを採用。さらに大小様々なポケットがフロント表裏だけで16ヶ所設けられた本気仕様。
各種アクセサリーループ、ロッドベルト、Dリング等もしっかり装備。
背面は大容量なバックパック+フラップポケットになっており、内部はコンパートメントが分かれているので、ランチや雨具、各種小物などもしっかり整理して収納できます。
素晴らしいのは背面がクッション入りのパネルになっている点。カメラなど大きくゴツゴツした物を収納しても背中に感じにくくなっており、その使い心地はまさにバックパック顔負け。
各種パーツにオリジナルの特注品を用いている辺りはさすがの拘りを感じます。ベストでは収納力が心許無く、バックパックでは使い勝手に不足がある、そんな両方を求める欲張りなアングラーの思いを満たす、ハイクオリティなパックベストです。
バルサトラッドの新作451の最終テストを行なっています。このミノーは瀬の始まりに落とし、激流にもみくちゃにされてもフロントフックがないので絡まずに乱流をやり切ります。ややテンションを保つなどのテクニックは必要です。さらに1ポイントフックなので、大型のフックを入れられるメリットもあります。
45mmの小型ミノーに大型フックを入れたかったのはでかいニジマス、イワナ、アメマスを狙うためです。シングル、ツインフック、重さ違いなど試しています。謎のマークスパイダーもテスト開始であります。この時は長年の仕事仲間であるイシピーがテストに協力してくれました。