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2025/05/02商品の入荷情報

スタッフ コーヘイ

C&Fデザイン社より、欠品していた商品が再入荷しました。「MADE IN JAPAN」で優れたフィールド小物やタイイング用品などを設計デザインする同社は本当に名品が多いと思います。 まずは3-in-1サーモメーター。魚にとって1°cの変化は、人間にとって10°cの変化に相当すると言われます。変温動物である魚の居場所を掴むなら、やはり水温計は常備品。電池の要らないアナログ式、樹脂ケースに内蔵で衝撃にも強く、ライン回収機能とフライを探す磁石付きです。 書籍もまたまた最高に素晴らしいんです。毛鉤の歴史、貴重な資料の掲載はもちろん、クラシックフライパターンの作例や、レジェンドが巻いたオリジナルの画像、その背景に至るまで網羅してあり、とにかく深くて濃ゆくて面白い!僕も毎日のように開く一冊です。

本日の道具

見るだけじゃなく釣れた。(笑)コンクルージョンに納まった時は、とにかくほっとした。62cmというサイズにもじわじわと達成感と安堵を感じた。 レッドフォードRFB894HSに新しい刻印のボロンハンドル、そしてモノクローム、バレット。 この一匹にすっかり満足した僕は河原でゴロンと休憩。サボリではなく至福の休憩である。 しかし釣れる時ってこんなものですね。それから3時間ほど休憩して投げ始めて、15分後にまたもドン!今度はもっとでかい。「これはでかい、太い!てしまさん!」取り込んでくれた滝くんも興奮気味に祝福してくれる。 胴回りは手測りしようにも指いっぱい伸ばして22cmの僕では回らないほど太い。66cm、4kg。立派な雄のサクラマス。これもなんの予感も、直感も、確信もなくいきなり釣れた。(笑)「サクラってそんなものだよね!」「散々投げた場所で人が変わったり、ルアーや攻め方を変えただけでいきなり出ちゃう。」「だからやめられないんだ。」地元のお兄さんが教えてくれた通りだった。 頭の大きさに対して目が小さくて格好良い。バレットは丸呑みだった。フックの曲がったこのバレットはもう使わないでおこう・・・。(笑) 遠征のサクラマス、「見る」だけでなく「釣れた」。(笑)次回は見るだけで終わるかもしれないし、釣れないこともある。それでもこうして春の川に立つ時間が取れることに満足を得ながら、歳いく釣りの愉しみを見つけたい。 動画もなんとか撮れていたのでまたの機会にご報告します。そしてモノクローム・バレットやレッドフォード新作は納期が遠くても構わないという方を対象に受付を準備してみようと考えています。新作RFB834MH発表も含め、受付はもう少し先になります。引き続きブログチェックでお付き合いいただければ幸いです。
「サクラマスを見る会’2025」おわり

2025/05/01SIMMS|シムス HEADWATERS BACKPACK 再入荷

スタッフ コーヘイ

欠品していたシムスのヘッドウォーターバックパックが再入荷しました。本体の防水コーティングに加え、ロールトップ式の防水室まで完備するこのパックは本当に完成度が高く、そのうえ色もデザインも素晴らしい。個人的には、これと「f.dオーガナイザー」のコンビが現在最高の組み合わせ。好評だったオーガナイザーは現在新色も企画中です。

本日の道具

20歳近く歳の離れた滝くんの眩しい姿に「若者の時代だな・・・。」夜更けにそんな慰めを言いながら。サクラマスは根性と忍耐、閃きと決断力、そしてそれらが引き寄せる強運がなければ釣れないのだとつくづく思う。明ける朝4:30。目が覚めると滝くんはすでにウエーダーに着替えていて、準備万端であった。 僕はまだ寝袋の中で上下スウエット。「先に行ってて〜。」と交わして「若者の時代だな。」とまた寝袋に入る。 増水の川にあって、ヒットするのは岸際。そこにはブッシュ、テトラが潜んでいる。サクラマスの最高のエネルギーをまずは、その危険地帯で受けなけらばならない。リーダーを16から20lbに上げて、いつもより長めに組み替えた。ドラグはぎゃーっと出ていくのが好きだが、キツめに設定。増水の流れに乗られたらこっちは身動きができない。今回の増水と滝くんのサイズを見てそんなことを考えていた。 結局、滝くんに早朝の好機は来なかった。その後、朝飯を買いに出掛け、コーヒーを淹れ、午前9時過ぎ。雑談も途切れ途切れになってきた。休みなく投げ続ける滝くんが、「少し上流に行きますね。」と言って僕は立て掛けたロッドを手に腰を上げた。 そして、それは不意に突然に、猛然とやってきた。特別な予兆も、気配もなく。朝からずっと誰かが投げていたポイントで、少し上流に投げ入れ、トウイッチで潜航。下流でターン後、ゆっくりとリーリング、10m手前付近で少しタナを上げつつ回収しながら誘うと、ドンと音がしたように62cmのサクラマスが眼前でモノクロームのバレットを奪い去ったのだ。つづく
モノクロームの滝ケ平くんは昨年から岐阜県郡上でトラウトショップを開業。ハンドメイドミノーを自身で作りながら店を切り盛りしている。本流サクラマスは北陸で腕を磨いてきた。その知識と行動力は初の秋田でも発揮された。そしてサクラマスは彼にやってきた。カメラを取りに走る僕はランディングに間に合わず、傍で見ていた地元の方がネットを差し出してくれた。「これは良いサクラマスだね。」地元のお兄さんが何度も滝くんを祝福してくれている。 バイトは突然、戦いは予告なく始まった。いきなりひったくってロッドをグワングワンと揺さぶる。66cmの見事なサクラマスだった。ルアーはモノクロームのバレットという試作品、ロッドはレッドフォードRFB894HS。なんとすぐ隣で釣りをしていた方も同時にサクラマスを釣り上げた。 「とりあえず滝くんにまたサクラマスを見せてもらったね。」そう言いながら、この日は着替えもせずにのんびりと休憩していた自分を呪う。遠征残すはあと一日である。「二匹同時なんて地合いですよ。」地元の方も滝くんもそう言って僕に早く着替えてこいと言う。それから2時間・・・。(無)同じ場所で粘ったが僕のロッドはグワングワンしなることはなく、近くの温泉宿に戻るのだった。つづく