2020/12/23SIMMS ガイド・クラシックジャケット
昨日ご紹介の「Flyweight Shell Jacket」とは双璧をなす伝統的なウェーディングジャケット「GUIDE CLASSIC JACKET」も新たに入荷。来期は最新の技術を盛り込んだ「フライウェイトシリーズ」と、SIMMSアーカイブからリバイバルされたような「クラシックシリーズ」の2シリーズが登場しています。
このガイドジャケットというアイテムは、進化しながら継続的に作られていますが、今作はその総まとめ的な一着になっていると感じます。まずルックス的な特徴ですが、立ちエリとフードが繋がっているクラシックな造り。(最近のジャケットはフードが収納できるよう、エリと別離した構造が主流です)あまり気にしない方も多いところですが、この形に熱狂的な支持者がいるのも事実。実は僕も形だけならコチラが好み。
ポケットは伝統的なフラップ付きの縦型で大容量です。加えてアクセサリー用のカールコードとループ。サイドはマイクロファイバー張りのハンドウォーマポケットを搭載しています。
袖口は信頼のダブルカフ。降りかかる雨には外袖が、リリース時に袖口から入る流水からはベルクロテープ付きの内袖が守ってくれます。
背面、首元にはランディングネット用のDリングと、フードは瞬時に調節可能なドローコード。全体的にはクラシックなデザインながら、細かい部分にはシムスが蓄積してきたテクノロジーがしっかり活かされています。
内側には嵩張らないよう圧着で作られたジッパーポケットが一つ。ちょうどスマートフォンが入るような大きさです。
生地はゴアテックスの中でも絶大な耐久性を誇るの3レイヤー。厚過ぎず、薄過ぎない中厚。墨黒の単色というのも無骨でシムスらしい。ウェーディングジャケットってこうだよね!という基本にして理想を詰め込んだ完成度の高い一枚です。・・・こ、これは欲しい(汗)