ホーム >>  ニュース(総合ブログ) >>  コーヘイのブログ   過去ニュース(2018/3以前)はこちら

【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。

NEW ITEM
トラウト
ソルトウォーター
フライ
ウエア
アウトドア
暮らし/雑貨
防災グッズ
カモフラージュ柄
Cマイル・アップ対象
特価セール品
メッシュ素材
夏アイテム
2025シムス新製品
ベスト小物

取り扱いメーカー

取り扱いメーカー一覧

NEWS

営業カレンダー

2025/03/22完成品フライ入荷

スタッフ コーヘイ

完成品フライがたっぷり入荷しています。当店の完成品フライは熟練のフライフィッシャーの方々にオーダーして巻いて頂いた物ばかりですから、一味も二味も違うのです。また中々見ないようなマニアックなパターンをラインナップしているのも自慢。それぞれ独自の個性が光るカスタム・コマーシャルフライをぜひご覧ください。

本日の道具

2025/03/22今日のジュン

スタッフ コーヘイ

このシャツの色、その名も「バルティックアンバー」。バルト海の琥珀という意味だそうです(オシャレ!)。ABUアンバサダーの国、スウェーデンではバルト海から遡上した巨大なバルティックサーモン(アトランティックサーモン)がスモールストリームで釣れるのだそう。そんな鮭鱒の香りを感じる言葉バルティック。 スタッフジュン(178cm)は痩せているので画像ではSサイズ(日本M相当)を着用していますが、この身長の方であれば本来はMサイズ(日本L相当)でも良いと思います。それにしても良い色。イエローブランクの「トラディション」やスコットのグラスロッドなんかに合わせたい一枚です。 SIMMSに古くから存在するこのシャツ。「ビッグスカイ」とは同社があるモンタナ州の別名(呼び名)です。西部の伝統を踏襲したデザインとこのネーミングからも、シムスが大切にしているシャツであることが伺えます。 フラップ付きチェストポケットはベルクロ開閉。ルアー、フライボックスも簡単に出し入れできます。 ウェスタンシャツらしいシェル調ボタン、紫外線から手の甲を守るサンカフなどデザインも凝っています。 アーチ型のバックヨークも西部のデザイン。デザインを活かしながらベンチレーション機能を持たせてありフィッシングシャツとして申し分ないディテールを搭載。今ならS(日本M相当)、M(日本L相当)、L(日本XL相当)のサイズが揃っています。

本日の道具

いよいよこのあと18時からランディングネットにおける一つの到達点「Tクラフト・スタッグモデル」の販売会、18時15分からはウッドワーズ・ヤマギシトモヒロ氏による鹿角マグネットリリーサーの販売を開始します。 カスタムトラウトギア素材の極地とも言える「スタッグ/鹿角」。美しく野生味溢れるアイテムの数々は、手にする度に感動せずにはいられない逸品ばかり。日本が誇る両職人によるこの上ない共演、お見逃しないようご覧くださいませ!

商品ページは公開済みですのでトップページよりラインナップをご覧頂くことが可能です。

2025/03/21スタッグ・マグネットリリーサー

スタッフ コーヘイ

3月21日(金)はスタッグネットに加え、同じくスタッグ(鹿角)で作られたマグネットリリーサーも販売します。今回入荷しているのはSサイズ。内径30cm前後までの渓流用ネットに丁度良いサイズです。 旋盤で削れば無くなってしまう鹿角の模様をこれだけ残すためには、最初からあまり削る必要の無い、この「径」に近しい細さの材を用いなければなりません。サイズ、模様、密度など、全ての要素をクリアしなくては作り上げる事ができないと考えれば、このリリーサーがいかに贅沢なアイテムであるかが伺えます。 ウッドワーズ・ヤマギシトモヒロ氏の師匠にあたるTクラフト土屋氏の鹿角ネットに合わせるなら、これ以上の組み合わせはありません。もちろんコンクルージョンやその他銘木ネットに組み合わせても間違いなく格好良いことと思います。水辺の守り神とも言われる鹿の角。水難避けのお守りとしてもぜひ身につけておきたい物です。

スタッグネット、スタッグリリーサーの販売会は本日この後18時からです。お見逃しないよう是非ご参加下さいませ。

2025/03/20コーヘイのキャッツキル放浪記

スタッフ コーヘイ

コーヘイのキャッツキル放浪記・連載一覧はこちら
実は、、、未だ行ったことはないフライの聖地「キャッツキル」。彼の地を夢見て夜な夜なタイイングを続けるスタッフコーヘイの不定期連載コラムです。

🔳第二話 キャッツキルスタイルは釣れる!?
第二話は、いにしえから現代に至るまでその効果を失わない「キャッツキル・ドライフライ」がなぜ釣れるのか?その理由について考察したいと思います。 あらゆるフライが存在する2025年現在。スレたシビアなフィールドでこそ、古典であるキャッツキル・ドライフライが不思議と良く効く事があるように思います。キャッツキルドライフライの特徴といえば、縦巻きと呼ばれる垂直に巻かれたハックル、フックベンド、テールの3点で水面を捉え、高く浮く点にあります。 画像は水面下から見た状態ですが、面白い事にシルエットが非常にボヤけています。これは僕の推測ですが、フライ自体がサーフェスフィルムから離れているのがミソで、魚から見ても見破りにくいのではないかと考えています。色についても正確に認識しずらいので、大ハズレしてない限り許容されてしまう感じです。つまり「良く見えないけど何かの虫っぽい」(笑)。 そんな最大公約数的な考え方を極めたのがこのフライ「グレイフォックスヴァリアント」。近代キャッツキル界の巨匠、アート・フリック氏による名作です。 僭越ながら氏の功績を要約すると、長年にわたりキャッツキル地方の水生昆虫を採取研究し、それまで膨大だったフライ・イミテーションとして必要な虫の種類を最小限まで選定、それらを誰にでも分かりやすくまとめたレジェンド・フライタイヤーであります。 そんな人が「極論、これでほとんどイケる!」的に晩年はコレしか投げなかったと言われるほど信頼していた毛鉤です。 一際長いハックルで水面高く浮き、3色混合で巻かれたハックルのマルチカラー色彩論で何にでも見え、多くのメイフライ(カゲロウ)を模倣します。まさにキャッツキル・ドライフライの集大成的な一本と言えます。

本日の道具