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フリースの先駆けポーラテック社のフリースで「ジョッキーキャップ」と「ネックゲーター」を製作。 防寒と速乾性を兼ね備えています。 キャップとゲーターを合わせて使用すると素材も同じなのでバラクラバ(目出し帽)になり、冬の防寒対策は完璧です。 【ポーラテックのフリース採用】 素材はポーラテック社のフリースを使用しております。 表地はモコモコと起毛しており、裏地は起毛せずにメッシュ地で肌触りも良し。 【ジョッキーキャップ】 キャップは乗馬スタイルのジョッキーキャップから着想。帽子ながらニットキャップのような雰囲気で、かつ短めの柔らかなツバは上下の折り返しが簡単に作れます。 サイズ:57〜60cm(やや大きめの作りです。背面で調整可能。) また冬にはフリース素材のトップスを着る機会も増えると思います。 有名アウトドアブランドのフリースはパタゴニアを始め、多くがポーラテック社のフリースを採用していますから、このフリースキャップならば素材感も合うのでグッと揃えた感じのオシャレが楽しめます。 【ネックゲーター】 ポーラテックフリースのネックゲーターは単体としても使用可能です。暖かさはもちろんですが、特に釣りや登山時は、偏光サングラス使用を前提のため、吸気排気でのレンズ曇りを防止するために、穴あけ刺繍を鼻、口部分に施しています。 この穴加工はフリースのモコモコとした凹凸があるため製作難易度が高く、いくつかの穴はやや刺繍が潰れてしまう可能性があります。しかしどうしても穴加工は入れたかった。どうかこの点は発注時にご了承ください。 サイズ:一般的なネックゲーターよりもやや大きめに設計。ドローコードで調整可能です。 【バラクラバセット】 キャップとネックゲーターを同生地で作ることに意味がありました。それはバラクラバ(目出し帽)機能が加わることです。 スパルタンな見た目は怪しいですが、とても暖かで機能的です。そしてセパレートしていることで体温調整も容易。厳寒地の方はきっと喜んでもらえるのでは?真冬の玄界灘オフショアも北風と潮風が吹く時に、これは肌荒れも防いでくれます。 *参考画像は上下の色が違っておりますが、製品の確認と色確認を急いで行うため、各色各1個の仮製作だったためです。

本日の道具

今年最後の玄界灘、カスケットチャーター@クルーズでございました。(撮影:赤間船長)
20ソルティガ、出た時は買いなおす気持ちは全くなかったのですが、一台使ってみると、驚きの進化についつい台数が増えています。防水性がかなり上がっており、滑らかさが別物でした。ドラグクリックもスプール上部でチリチリ言うのでドラグサウンドがでかくて、巻き取りの形状調整ワッシャもめちゃくちゃやり易くなっています。 唯一の難点はハイギア標準のエッグノブ。僕は断然、オフショアなら丸ノブ派です。ちなみにショア(渓流含む)系はT型を好んで使います。 僕らの前日にジギングにて釣れたという(らしい)大政。 上の写真を見せられて、期待を胸に出かけましたが、寒風、時々小雨という状況。こんな大政も上がっていますが、今年の秋、僕はことごとく波に乗れず外してしまいました。竿を変え、リールを変え、プラグを悩み始めると、ろくなことがありません。分かりかけていたことの再現が出来ているようで出来ない。ギア比や竿の調子の違いって微妙ですが魚の反応には大差があります。 しかし、分かってしまえば、新たな手数と武器が増えるわけです。あとは使うタイミングの検証をひとつづつ、丁寧に確認していけば、自分がヒットさせきれなかった魚へのアプローチができるかもしれない。事実、「この人が釣れる時は自分は釣れない。」そう思うことがあります。何を変えればその人になるのか?どんな時にそうなのか?その人がいない時に、それに気づくには?違いはかなり微妙微細ですが、そこには動かぬ事実があります。 クルーズの釣りは渓流と違い、他人との比較の戦いでもあります。ただでさえSNSで他人と比較してうんざりしているのに、船の上までそれを感じるのが嫌な方は苦痛かもしれません。無理することはありません。しかし、水中にいる魚の95%はルアーに反応しないと言われています。今、自分が釣っているのは何%の魚なんだろう?可能性を広げたいなら、自分の釣率を上げたいなら、自分が出来る経験だけでは時間が足りません。同日、同じ眼前の水面で、違うルアーや誘い方を試せる船釣りは研究といっても良いかもしれませんよ。 そんなことを再確認させられたヒラマサオン(なはず)の秋でした。今は秋の苦行を癒すために、年末の良いタイミングで水面をガバッと出てくれた1m超えのサワラをぶつ切りに味噌漬けを仕込み中。ヒラマサも正月用に熟成を始めました。これがあるから釣りは楽しい。カスケットチャーターにお付き合いいただいた皆様、今年もお疲れ様でした。

2020/12/26ベゼルトリガー

H.teshima

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ベゼルグリップ・トリガータイプの試作です。2021年の販売に向けて最終形状の確認と強度をテスト中です。 販売時には姿形は変わる可能性もありますが、これまでのベゼルグリップを踏襲する「ベゼル」コンセプトとエレガントさは変わりません。 皆様も良い週末を!
うちのミノー職人がどうやら女性を口説くためにピアスを作ったようです。
余ったのかな?僕にクリスマスプレゼントだと言って昨日届きました。
「こんな暇があったら早くミノー作らんかい!」と言いたい気持ちはグッとこらえて、「人生には余裕と情熱が必要だね。」っと。(苦笑)

そこで急な思いつきですがこのピアスをプレゼント企画にカスケット初の釣りガールを募集してみようかと思います。近日募集要項まとめてみよう。
*お前が企画したくて命じたんじゃないのかって言われそう・・・(汗)
手前がLYSG25、奥がKL-H20。反り方と昨日の画像を見てもらえればどちらがナイロン向きかは一目瞭然です。

ガイドはKL-Hを何度も試しています。ブログを辿っていただければこのガイド設定のロッドは3年以上前に登場しています。細身で進行方向に反るYガイドの形状は理屈に適っています。そして美しい、昨年チタン廃盤に伴い、別注でステンを作ってもらいましたが、今年のカタログで復活。やはり僕以外にも需要があるのでは?そうして現在はCCLYOGというクロームのOガイドだけがカタログに載っていますが、P(ポリッシュ)タイプでSicガイドで発注させてもらうことが決まりました。 手前がLY、奥がKL-H

チタンか、ステンレスか?と問われると淡水であっても恒久的なチタンを入れておきたいのが本音です。しかしそれよりも自分が考える性能面を考慮の結果、淡水(渓流)仕様はステンレスでもLYガイドを標準装備とします。もちろん海水、汽水域での使用を前提とするブランクは僕自身もPEラインの使用が主なのでチタン製で最新の富士ガイドからチョイスしたいと考えています。 続いて、トリガー仕様の元ガイドは12番スタートさせる理由は古いアンバサダーを主軸に考えているからです。それがレベルワインダーの位置とオフセットされていないボロンハンドルの位置関係からそうなります。ABUアンバサダーはレベルワインダー追従式の今となっては稀有なリール機構を持ちます。それがアベイルパーツの登場で劇的に軽量ミノーイングに最適になったのは以前にも触れました。 これは何もしない状態での12番ガイドとラインの関係です。この状態で上面にラインが当たっています。10番ならなおさらです。左右に振幅されるナイロンラインが元ガイドに最も擦れるわけですから、この高さと口径を最適に確保したい。だから12番スタート。ちなみにLNSGは来年製作分まではチタン製の在庫を持っています。なくなればこちらもステンレス製になるか、高さ、口径があえば富士ガイドの最新式からチョイスしていくと思います。とりあえず、来年はT-LNSGで企画しています。 最後に渓流用のトップガイドは5.5または5F(トルザイトフランジ=5.5相当口径)で組み上げます。これやや大きめに感じる方もあるかもしれません。富士の推奨だと4とかですからね。これは経験的にナイロンの放出を妨げない最適な口径であることと、渓流にはつきものの蜘蛛の巣がらみのラインを数回はクリアできる口径を確保しました。これ以上小さくしてブランクの収束を早めるメリットよりも蜘蛛の巣が絡んでキャストがショートしてしまうデメリットの方が確率が高いと判断しました。

ナイロン全盛時代に構築された古風な設定をあえて次期も選ぶ私たちですが、渓魚もそんなに進化していないと思うのです。
来期企画のルイノスヒューチェンを始め、海水、汽水、PE使用を前提とするブランクは上記の話とは別です。誤解のないようお願いいたします。