2022/09/12カーペンター情報
カーペンターのファイティングベルトが一部入荷し、出荷案内を予約の方にしております。該当の方はメールチェックお願いします。*ロッドベルト本体はまだ半数近くが間に合ってきておりません。
9月のカスタムロッドの受付ページを公開。今月はBLC83/35 R-PM SCです。
【お知らせ】カレンダー(店頭営業日)を更新。平日は通販のみ対応。お問い合わせは「よくある質問」をご覧になってからお願いします。







横向きの光が差し込むようになって、いくぶん日陰は涼しくなりましたが、直射する太陽はまだ熱波を感じます。ウエーダーも持って行ったけれど、十分暑いのでゲータースタイルで入渓。もはや九州渓流の9月に、秋ヤマメは期待できないのかと嘆く。
それでも源流付近で不意の大型に備えて、コンパクションネットとコンクルージョンの二刀流で歩きます。コンパクションネットは内径30cmでフレームの剛性もしっかりしており、大物にも十分対応します。しかし30cmを下回る小型の渓魚にはちょっと大きい。美しさを強調したい可憐な写真を撮るにはコンクルージョンがしっくり合いそうです。最近この「二刀流」という響きが大谷選手のおかで「どっちつかず」な雰囲気を一蹴して、とても心地いいなと勝手に思います。
14000歩歩いたところで、この二刀流が奏功しました。雰囲気あるのに圧倒的に出ない区間に歩き疲れた頃、分厚い背中を持った40cmを超えたレインボーが試作カラー(シェル)のトラッドミノーを咥えました。もんどり打つ大きな魚体に、これは背中のコンクルージョンではなく、腰のcaseに仕舞っていたコンパクションネットで対峙しなければと思いました。
朝の散歩にて収穫。先の台風で木々が折れ、クヌギやマテバシイのどんぐりが落ちていた。おばちゃんがせっせと持ち帰る様子を見て、負けじと拾う。子供達とどんぐり拾いしたのが懐かしい。これなら、渓流にも栗が落ちているに違いないなと思ったり。どんなに暑かっても秋になるのですね。
ベゼルトリガーの製作を進めています。次回はCマイルの設定なしで販売したいと思います。この最高のグリップを多くの方に愛用いただきたい。ブランク、グリップはオフシーズンも少しづつですが、製作、販売を進めていきます。
ロッドは色々とテストをしましたが、レッドフォードでは強すぎた。動画内にもありますようにアルセドクライマーとナイロンでも十分でしたね。トラウトオフ晩秋にも近場で楽しめるかもしれません。久しぶりでしたが、メガバスのドッグX相変わらず使いやすい。
人に会うと「暑いですね」としか挨拶の出なかった今夏、渇水で九州の渓流も気分が盛り上がらなかったので、高水温に強いクロダイをスタッフの純を連れて、カスケットのトラウトブランクで狙ってみました。
ボロンハンドルは銘木+ジュラルミンは錆が来てしまうので富士工業DPSやVSSを使って、急遽作ってみました。ルイノスヒューチェン用に作った花梨のリールシートもSKシリーズで海水対策バッチリです。
プラグは懐かしいメガバスのドッグXジュニアKOAYUの1本だけ。緑地にゴールドの文字のパッケージがそのままだったのがさらに懐かしさに拍車をかけました。(写真も撮らずにバリっと破って行く前に処分してしまったけど・・・)
ブランクは今年の新作ACB524MSとACB554MS、それにRFB743HS。夏チヌにRFB743Hは強過ぎました。個人的にはACBにナイロンのトラウトプラッギン6lbくらいで十分でしたね。
初挑戦の純は緊張の面持ちですが、最後はコツを覚えて楽しそうでした。夏のいい遊び相手、見つけましたな。(つづく)