
渓流解禁で忙しい僕だというのに水上くんが冬の大三角形を見に行こうと言い出した。もはや意地悪である。水上くんが持ってきたのは赤道儀と言って、北極星を探し出すアプリで天体の中心を捉え、24時間で一周する雲台を取り付けてから星を撮影するのだ。こうすると星がぶれないというわけ。なんでも8秒露光で星はぶれてしまうというから、やはり地球はズンズンと自転しているのね。

これはこれで面白い経験だった。水上くんサンキュー。しかし、、、、昔なら釣り場の前で夜を明かすはずが川も海もない地元の低山、四王寺山の上で、カップルが来そうな夜景スポットに、おじさんが二人で星を撮るなんて、俺は解禁前に何をやっているのだろう・・・。

約5年ぶりにカスケットの防水透湿ジャケット「ルーカステイラー」が製作となります。
ルーカステイラーはカスケットがトラウトフィッシングのため、そして普段にも使えるよう、細かくデザインを詰めたレインジャケットなのです。
まず、先のスペイジャケットを焼き直したII型と比較すると、II型は「防風、小雨、クラシックファッション」を追求し、I型は「完全防水、雨中の釣り、スタイル抜群な運動性」を追求している点で使い分けをしています。新色、クラウディグレーでその機能を紹介します。

【防水カフス】
このカフスには自信があります。ワンタッチでオンオフ可能な防水カフス。ネオプレンを折り返して作ったベルトはクッション性(密着性)が高く、素肌に巻けば密着して、そのまま腕を水に浸けても浸水を防ぎます。雨中の釣りはもちろん、魚が釣れた時、ルアーを引っ掛けた時に、このカフスの効果を知ることになります。

【ポケットデザイン、下向き止水ジッパー】
ポケットは胸に三か所。使い方は様々ですが最も左にあるポケットは釣りの間ほとんど開けない前提のものを入れると良いでしょう。例えば鍵、携帯などです。
さらに下向きにジッパーを閉じるのがTESHIMA式。ラインやルアー、フライを結び替え終わった頃、前方の水辺に気を持っていかれて締め忘れることが多いあなた!手島もそうであります。
そうして釣りを始めてポケットが開いていることに気がついた時、下向きジッパーは片手で閉められるのです。これで落とし物や、あなたの釣りを中断することはありません。
またお腹左右の大型ポケットにはコンデジも入るような大きさで設計。もちろんこれも下向きジッパー、TESHIMA式です。(本来の名称ではありません。)

【ラグラン・短丈】
肩の作りはカスケットが多く採用しているラグラン型なので、肩幅にフリーサイズでシルエットが綺麗に見えます。行き丈はウエーディング用にやや短め、しかし短すぎないので普段に着ても胴が短く、腰から下が長く見える、(足が長く見えて欲しい)欲張りなおじさんにおすすめなグッドデザイン。背面を少し長くとっているのでお尻周りを覆うように濡れることを防ぎます。

【永久定番のブラック】
様々なカラーを検討した結果、最も汚れが目立たないクールな配色、ブラック系は定番です。23年版は肩のブラックがネイビーに変更になっています。オフショアの釣りで、黒いEVAを脇に挟むのですが、脇部分はチャコールなので色移り(汚れ)も目立たない配色です。
つづく

【ルーカステイラー2023】
ルーカステイラーをお待ちの皆様、もう少しで受付開始です。生地を少し変えただけでデザイン変更はありませんが、工場を変えたので、ここまで大変でした。国内でモノ作りをすることが難しくなっています。世代交代、単価面、耐えどころだった数年前に見舞われたコロナ。様々な問題がありましたが諦めず、ここまでオリジナルで作り上げたことに感動すら覚えています。
納入単価は大幅に上がりました。価格交渉はしませんでした。日本の職人達を未来へつなぐには、やりがいだけでは難しい。大幅な値上げとなりそうです。カスケットご愛用の皆様にはご理解と賛同をいただければ嬉しいです。

【偏光サングラス・P3ゲンズブール】
P3ゲンズブールも最終工程に入りました。ご予約の方は大変お待たせしています。もちろん、こちらも日本製、鯖江眼鏡です。これも約2年を掛けて完成。日本の眼鏡作りは生き残っていくのか?次回作るのは難しいかもしれない。そう思ってしまうくらい難しい状況が続いていますが、なんとかお届けできそうです。ほっ!

【Amara Half fishing grove】
解禁前にようやく入荷。こちらも国産の手仕事です。ありそうでない、強くて薄くて針を拾わない渓流用グローブ。カスケットの自信作です。これから連絡をいたします。
入荷連絡に伴い、たくさんの「おまとめ」をご検討いただきありがとうございます。
みなさんが多く購入されているアイテムは
トップページに上がってくるようになっております。

ボロンハンドル、ベゼルグリップ、ブランクなどを梱包するソックスバッグの織ネームを更新します。
ロッドデザインは2005年からほぼ同じ姿で、細かな設計変更を加えながら18年の歳月が過ぎました。意匠及び基本性能の設計は私が当初から企画、デザインをしてきました。そうして昨年には自分も50歳を超えた記念碑的に、今回の織ネームには自身の名前を入れました。

店名であるCASKETの名前の由来は、英語圏では「宝の箱」、米語圏では「棺桶」という少々不吉な意味を持ちますが、それはかねてより僕の人生観を端的に表す意味として説明をしてきました。そうして幾つかの同義な言葉の中から、特に好きな言葉を今回は引用。
Live as if you were die tomorrow , Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ。
これからも事ある毎に、この言葉を反芻しながら、生きていきたいと思っています。
【新デザインの袋の導入について】
ところで、先のオールウッドボロンハンドルの梱包にはこの袋を採用するつもりではなかったのですが、ちょうど本番の織ネームが仕上がってきたので、急遽新しいデザインでお作りしています。したがって発送までに少しお時間を頂戴します。また今後のグリップ、ロッドソックスも順次新しいものにしていくつもりですが、しばらくは旧タイプも混じってしまうことをご容赦、ご理解を頂戴したいと思います。
デビーヴァンプにご期待いただく声もいただいております。これから調整を頑張って参りますが、リリースはまだまだ先になります。ただ、先日の釣りで、あのナーバスなエリアトラウトが反応、そして釣れてくれたことは素直に嬉しかったのです。ちょっとだけ動画レポ作りましたので、よろしければご覧くださいませ。
本日のボロンハンドル、夕方の販売は完売のためございません。また企画いたしますので、今回お買いになれなかった方も次回にご期待ください。